KPMGコンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:宮原 正弘、以下、KPMGコンサルティング)は、書籍『人的資本を高める日本企業のリスキリング戦略』を、株式会社東洋経済新報社より、2024年6月26日(水)に発行します。


上場企業などを対象に人的資本に関する情報開示が義務化されるなど、「人的資本経営」への注目がますます高まるなか、人的資本経営を進める戦略的要素の1つとして「リスキリング」を検討する企業が増えています。そのようななか、多くの日本企業がリスキリングにどう取り組むべきか、どこから手をつけていいのかがわからない状況にあり、なかにはリスキリングを従来からの能力開発研修と同義で扱っているケースも見られます。

日本企業がリスキリングを進めるにあたり、経理財務や人事部門などのコーポレート部門から始め、コーポレート部門内にノウハウを蓄積したうえで、事業部に向けたリスキリングを進めることが効果的と本書は述べています。コーポレート部門が従来からのオペレーション業務に加え、経営層の意思決定や事業部門の支援など従来とは異なる能力が求められるなか、リスキリングによるコーポレート部門の変革を通じて、大胆かつスピーディな意思決定変革に効果的に作用することが期待されます。

本書は、リスキリングを「技術革新やビジネスモデルの変化を背景に、社員にこれまでとは異なる業務を行うスキルを獲得させる企業の生き残りの手段」と定義し、KPMGコンサルティングが人事、経理財務といったコーポレート部門の変革に向けた支援を提供する中で得られた知見をもとに、リスキリングの重要性をはじめ、実施するために目指すべきコーポレート部門のあるべき姿、成果をあげるためのアプローチ、効果検証と改善方法について解説しています。

【本書の構成】


【本書の概要】




KPMGコンサルティングについて
KPMGコンサルティングは、KPMGインターナショナルのメンバーファームとして、ビジネストランスフォーメーション(事業変革)、テクノロジートランスフォーメーション、リスク&コンプライアンスの3分野から企業を支援するコンサルティングファームです。戦略策定、組織・人事マネジメント、デジタルトランスフォーメーション、ガバナンス、リスクマネジメントなどの専門知識と豊富な経験を持つコンサルタントが在籍し、金融、保険、製造、自動車、製薬・ヘルスケア、エネルギー、情報通信・メディア、サービス、パブリックセクターなどのインダストリーに対し、幅広いコンサルティングサービスを提供しています。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ