otalabでは、47都道府県在住のZ世代752人を対象に「Z世代の金銭事情」に関する調査を行いました。
調査結果は以下の通りです。
調査サマリー
・Z世代の収入源の1位は『仕事』、2位は『ポイ活』
・Z世代が1ヵ月あたり最もお金をかけているのは『食べ物』、次いで『推し活』
・Z世代の約6割が毎月自由に使えるお金の金額に『満足していない』と回答
・自由に使えるお金に余裕があるとしたら、さらにお金をかけたいのは『旅行』という人が最も多い
・Z世代の『約7割』が意識的に貯金していると回答
・Z世代の約3割が自由に使える金額の『半分以上』を貯金している
・Z世代が貯金をしている目的は『将来が不安』次いで『欲しいものがある』
Z世代の収入源の1位は『仕事』、2位は『ポイ活』
まず最初に、Z世代の収入源を知るべく、「あなたの収入源は何ですか？」という質問を行った。
回答を見てみると、Z世代の過半数が『仕事(本業)』であり、次いで『ポイ活』、『アルバイト』と続く結果となった。
また、『副業』、『投資』、『フリマアプリ』も一定数見受けられるため、Z世代の収入源は多様化していることが分かった。
Z世代が1ヵ月あたり最もお金をかけているのは『食べ物』、次いで『推し活』
続いて、Z世代の人々が1ヵ月あたり一番お金をかけているものを知るべく、「1ヵ月あたり最もお金をかけているものは何ですか？」という質問を行った。
回答を見てみると、『食べ物』と答えた人が最も多く、次いで『推し活』という結果になった。
この結果から、経験や体験など行動を重視する消費傾向があることが見受けられた。
Z世代は月に自由に使える金額のうち『約3~4割』を使っていると回答
では、Z世代の人々は月に自由に使える金額のうちどれくらい使っているのだろうか。
その実態を知るべく質問を行ったところ、最も多かったのは『約3~4割』という回答であった。
また、『1~2割』と回答した人の割合も合わせると約53%となり、Z世代の過半数は月に自由に使える金額のうち使用を4割以下に抑えているという点から、Z世代の中でも倹約思考を持っている人が増えていることが見受けられた。
Z世代の約6割が毎月自由に使えるお金の金額に『満足していない』と回答
続いて、Z世代の人々が毎月自由に使えるお金の金額に満足しているのかについて知るべく、「現在、自身が毎月自由に使えるお金の金額に満足していますか？」という質問を行った。
回答を見てみると、約6割が『満足していない』という結果となり、何かしらの要因で毎月自由に使えるお金の金額に満足していないZ世代が一定数いることが明らかになった。
自由に使えるお金に余裕があるとしたら、『旅行』にお金をかけたいという人が最も多い
続いて、Z世代の人々がもう少し自由に使えるお金に余裕があるとしたら、さらにお金をかけたいのはどこだろうか。
回答を見てみると、最も多かったのは『旅行』であり、次に『美容』、『投資』と続く結果となった。
上位にきている回答はどれも比較的費用が多くかかるため、普段は優先順位が低くなってしまいがちなのではないかと考えられた。
Z世代の『約7割』が意識的に貯金していると回答
続いて、Z世代の貯金事情を知るべく、「意識的に貯金していますか？」という質問を行った。
回答を見てみると、約7割が貯金をしているということが明らかになった。
この結果から、若い年代の人々も貯蓄意識が高いことが伺える。
Z世代の約3割が自由に使える金額の『半分以上』を貯金している
続いて、1つ前の質問で意識的に貯金していると回答した人を対象に、「月に自由に使える金額のうち、約何割を貯金していますか？」という質問を行った。
回答を見てみると、Z世代の約3割が月に自由に使える金額のうち『半分以上』を貯金していると判明した。
この結果から、Z世代の約3割が消費より貯金を優先していると分かった。
Z世代が貯金をしている目的は『将来が不安』次いで『欲しいものがある』
最後に、2つ前の質問で意識的に貯金していると回答した人を対象に、「貯金をしている目的は何ですか？」という質問を行った。
回答を見てみると、過半数が『将来(老後)が不安なため』と回答、次いで『欲しいものがある』と回答した人が約2割という結果になった。
今回の結果から将来を不安視している若者が過半数いるものの、欲しいものや現在の生活を維持するためといった"いま"を充実させたい若者もいることが見受けられた。
アンケート内容
1.現在のあなたの収入源は何ですか？（3つまで回答可）
2.1ヵ月あたり最もお金をかけているものは何ですか？
3.月に自由に使える金額の約何割を使っていますか？
4.現在、自身が毎月自由に使えるお金の金額に満足していますか？
5.もう少し自由に使えるお金に余裕があるとしたら、さらにお金をかけたいのはどこですか？
6.現在、あなたは意識的に貯金していますか？
7.月に自由に使える金額のうち、約何割を貯金していますか？
8.貯金をしている目的は何ですか？（3つまで回答可）
調査概要
・調査期間：2024年7月2日～2024年7月3日
・調査機関：株式会社アップデイト(自社調査)
・調査対象：47都道府県在住の20～29歳男女
・有効回答数：752
・調査方法：インターネット調査（「Fastask」使用）
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