時間のある夏休みに自宅の片付けをする方は多いのではないでしょうか。実際に整理整頓を進めてみると、捨ててしまうには抵抗があるモノが多かったり、たくさん処分したのにまだモノが多く、もっと処分したいけれどなかなか難しいと感じることは多いものです。そこで今回は「整理整頓時のモノの処分」についてアンケート調査しました。「捨てづらさ」と上手に付き合う方法について考え、快適な自宅環境づくりにつなげてみませんか。
自宅を整理整頓した際にモノをパッと捨てられる?
今回のアンケートは、全国にお住まいの方を対象に行い、回答者が特に多かった関東地方(45.5%)における結果を中心に分析していきます。
アンケートでははじめに、自宅を整理整頓した際にモノをパッと捨てられるかを尋ねました。
今回のアンケートでは、自宅を整理整頓した際にモノをパッと捨てられない(少し悩む・なるべく取っておく)と答えた方は関東で約6割(59.9%)・全国で約7割(69.0%)でした。
内訳は
- 少し悩む:関東43.4%・全国52.5%
- なるべく取っておく:関東16.5%・全国16.5%
という結果でした。
関東の地域別では、モノをパッと捨てられない(少し悩む・なるべく取っておく)と答えた方は千葉県湾岸部(83.3%)・神奈川県東部(82.1%)・東京都23区外(79.2%)で高い割合でした。
関東の住環境タイプ別(戸建・マンション・アパート等)に見ていくと、モノをパッと捨てられない(少し悩む・なるべく取っておく)と答えた割合は、ファミリー向けアパート(84.6%)・単身者向けアパート(79.2%)で高い割合でした。
都市部に住む方が多く生活・収納スペースが限られがちな関東では「パッと捨てられる(関東40.1%・全国31.0%)」方が全国と比べ約1割多く、特に都市機能が集中し住居スペースが限られる東京都23区内(63.4%)で「パッと捨てられる」と答えた方が多く見受けられました。
しかし、その関東でも、半数を大きく超える割合(59.9%)の方が捨てるべきか悩んだり、なるべく取っておこうとしているようです。
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処分するのに悩むモノ
アンケートでは次に、処分する際に悩むモノは何か尋ねました。
「あまり着ない衣類」が最多
関東・全国的にトップ4の内容は同じでした。第1位の「あまり着ない衣類(関東70.2%・全国68.3%)」が突出して多く、約7割の方が処分しづらいモノと考えていました。
関東の地域別では千葉県北部(80.0%)・東京都23区内(78.9%)・で高い割合でした。
「あまり着ない衣類」とはいえ、
- もう着なくても思い入れがある
- 直近の着回しに活かせていないだけでまた着たい
- 今後着る機会があるかもしれない
- よそ行きには着れなくても普段着ならまだ着れる
- 捨てるのにはもったいない
- ダイエットしてまた着たい
など、さまざまな理由で処分をためらってしまうことが多いようです。
また、処分を考えるとしても知人へ譲ったりリサイクルショップ・フリマアプリなどで「また誰かに着てもらえるようにしたい」と考えるために処分まで時間を要することも多いようです。
同様に、今は使わなくなってしまったけれどまだ使えるモノや処分が大変(廃棄しにくい・処分費用がかかる)なモノがランキングに並びました。
- あまり使わない家電(関東第4位/25.6%・全国第4位/30.3%)
- 使わなくなった家具・雑貨類(関東第5位/21.4%・全国第6位/27.0%)
- 普段使用しない食器類(関東第6位/20.2%・全国第5位/27.3%)
- 古くなった布団類(関東第7位/10.1%・全国第7位/13.9%)
「趣味のモノ」「書籍や雑誌など」の処分が難しい
関東・全国とも第2位の「趣味のモノ(関東41.7%・全国47.3%)」・第3位の「雑誌や書籍など(関東29.8%・全国35.8%)」も多く見受けられた回答でした。ともに、生活に必要なものではないので自宅の場所を取ると困るけれど、「好きなもの」なので処分に抵抗がある・できれば取っておきたいと感じる方が多いようです。思いを持って集めたモノであれば、なおさらです。
「趣味のモノ」は関東の地域別では埼玉県南部(70.6%)・神奈川県東部(50.0%)・千葉県湾岸部(50.0%)で高い割合でした。
「雑誌や書籍など」は埼玉県南部(41.2%)・東京都23区外(38.1%)で高い割合でした。
処分するのに悩んでしまう理由
処分する際に悩むモノから、それぞれ何らかの理由があって処分に悩むことがわかってきましたが、さらに掘り下げるため、「処分をするのに悩んでしまう理由」をアンケートで尋ねてみました。
「まだ使える」「いつか使える」から「もったいない」
関東・全国ともランキング内容は同一で、第1位の「まだ使えると思ってしまう(関東65.0%・全国62.4%)」が最も多く、第2位「いつか使うと思ってしまう(関東47.2%・全国57.6%)」・第3位「捨てるのはもったいない(関東42.3%・全国50.6%)」がトップ3に並びました。
つまり、「まだ使える」モノ・「いつか使える」可能性があるモノだから「捨てるのはもったいない」と感じ、処分がしづらく感じる方が多いようです。
「まだ使える」ものを次のユーザーにつなぎたい
第4位以降は、「まだ使えるモノだからこそ自分が使わなくなっても誰かに使ってほしい」という気持ちが表れる結果となりました。第4位は「リサイクルやフリマアプリなどで売却できるかもしれない(関東26.4%・全国27.2%)」で、第5位は「人に譲れるかもしれない(関東6.7%・全国7.6%)」でした。まだ使えるもの・大切なものだからこそ、使ってくれる次のユーザーにつなげられるようにしたいと考えている方は多いようです。
しかし、その「次のユーザー」を見つけるまでに時間がかかったり、リサイクル・フリマに出したい・譲れるようにお手入れや準備をしたいと思いながらも、手間のかかる作業のため時間が取れないままの状態になり、その期間自宅に置かれたまま場所をとっているというケースもあります。
自分や家族が今後使う可能性を待つ場合にも、次のユーザーにつなげたい場合にも、処分が進まないことで、使われないまま自宅内で場所をとってしまうことが多いようです。
自宅内の整理整頓を進めるためには、この「処分しづらいモノ」といかに上手に付き合えるかが大切な課題となるようです。
処分できなかったモノはどうしている?
まだ使える・使う機会があるかもしれない・思い出や思い入れがある・次のユーザーに使ってほしいなどの理由で処分できなかったものについては、どのように対応しているのでしょうか。アンケートで尋ねました。
関東・全国ともランキング内容は同一でした。第1位の「収納スペースの奥に保管(関東58.8%・全国56.9%)」が最も多く、第3位「空き部屋・空きスペースに置いている(関東21.2%・全国26.1%)」とともに、処分できなかったものを日々の生活の邪魔にならない場所に保管している方が多く見られました。
第2位は「そのままの場所に置いている(関東44.8%・全国51.1%)」で、元々の保管場所を含め、特に対応せずそのまま置いているケースでした。空きスペース・収納スペースが確保できない場合や、家電など生活スペースで使っているものは、そのまま部屋の隅などに置いている場合もあるようです。
第1位から第3位は全て、処分できなかったもの=あまり使わないものが自宅のスペースをとっていることになります。そのことにより、収納スペースや生活スペースが圧迫されて手狭になったり、他の用途に使えなくなったりすることもあります。
第4位は「トランクルームを利用(関東2.4%・全国1.4%)」でした。
近年は自宅環境に近い状態で保管できる屋内トランクタイプのトランクルームが人気です。
トランクルームを利用することで、処分できなかったものが日々の生活の邪魔にならず、しかも使わないモノに自宅スペースを割くこともなくなります。
次に使うときにいつでも取りに行って使うことができ、譲渡・リサイクル・フリマを利用して次のユーザーにつなげていく期間にも自宅でスペースを取らずに進めていくことができます。
必要なスペースに合わせたトランクルームを選ぶことでコストを最小限に抑えることができるのも魅力で、個人で気軽に利用でき、自宅の収納スペース不足の解消に役立つ選択肢として注目されています。
捨てられないモノなど自宅を狭くしていると感じている方は多い
処分できなかったものの対応策として、収納スペースの奥・元々の保管場所・空きスペースなど、できるだけ生活の邪魔にならない場所を中心に保管していることがわかりました。しかし、邪魔にならない場所とはいえ、あまり使わないものが自宅のスペースをとっていることも事実です。
そこで、アンケートでは、捨てられないモノなどが自宅を狭くしていると感じるか尋ねました。
今回のアンケートでは、捨てられないモノなどが自宅を狭くしていると感じる/少し感じると答えた方は合わせて約9割(関東87.9%・全国87.3%)でした。
内訳は
- 自宅を狭くしていると感じる(選択肢「はい」):関東36.8%・全国39.5%
- 少し感じる:関東51.1%・全国47.8%
という結果でした。
関東の地域別では、捨てられないモノなどが自宅を狭くしていると感じる/少し感じると答えた方は千葉県全域(95.2%)で特に高かったほか、詳細エリアでは、神奈川県東部(89.3%)・東京都23区内(89.0%)・東京都23区外(83.3%)で高い割合でした。
関東の住環境タイプ別(戸建・マンション・アパート等)に見ていくと、捨てられないモノなどが自宅を狭くしていると感じる/少し感じると答えた割合は、ファミリー向けアパート(100%・13人中)・単身者向けマンション(91.4%)・単身者向けアパート(87.5%)で高い割合でした。
【収納ピット】捨てられないものの収納スペース圧迫が気になりやすいエリアにも!
◆東京都23区内エリアのトランクルーム
東京都大田区:https://www.syuno-pit.biz/spot/tokyo/ota-ku
東京都葛飾区:https://www.syuno-pit.biz/spot/tokyo/katsushika-ku
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今回のアンケートでは「自宅を広く保っていたい」と考えている方が全国的に9割以上(関東94.0%・全国95.0%)で、自宅を広く保つために工夫をしていると答えた方は約3割(関東26.4%・全国26.5%)でした。
■User's Voice
モノを減らす工夫
不要なもの・購入を迷うモノは買わない。何かを購入したら、古い物を1つ捨てる。
(40代・会社員)
とっておく物を大きな箱に詰めてその箱に入りきらなかったら、その入りきらなかった物を処分をする
(30代・会社員)
週に一度使わない日用雑貨、月に一度いらない家電類をチェックして、ゴミの日に出すようにしています。
(50代・パート販売員)
節約の目的も兼ねて、最近はできるだけ新しいモノは買わないことにしている。(同時にできるだけレンタルで済ませ、必要ない時は返却。)
(60代以上・会社員)
収納・保管の工夫
床に物を置かないようにしています。基本的に棚やクローゼットに片付けるなどして、足の踏み場が狭くなるような事は避けています。
(20代・パート)
高さのあるラックやウォールシェルフを使って収納したり、デッドスペースを作らないように家具を配置したりしている。
(40代・会社員)
収納家具自体を減らしてものを増やさないようにしている。
(40代・専業主婦)
捨てられないモノなどはトランクルームを利用して一時保管・整理することで、自宅を広く保てるようにしています。
(40代・会社員)
モノが増えないようにするにはさまざまな工夫が必要で、生活空間を保ちながら必要なものの保管スペースを確保するのにもさまざまな努力が見られました。
また、アンケートにも活用者が見られたトランクルームの利用も便利です。
処分できないモノの自宅スペース圧迫解消のためにトランクルーム利用を考える場合には、
- 屋内トランクタイプのトランクルームを活用することで自宅の収納スペースの延長として安心の保管環境で保管できる
- 必要最低限のサイズに合わせた収納スペースをトランクルームを使って増やすことができ、リーズナブルに収納スペースが確保できる
- 自宅のモノを必要最低限まで減らしても収納スペースが足りない場合の解消策としても有効
- 処分できないモノについて、使わない期間には自宅スペースを圧迫せず、使いたいときにいつでもすぐ取り出して使える
- 本当は捨てたくないモノを自宅スペースの制限でやむを得ず処分することが減る
- 譲渡・リサイクル予定のものをトランクルームに一時置きすることで、処分前に住居内で場所を取らずにすみ、段階的に対応していくことができる
- 捨てられないモノ以外にも同時に活用可能で、シーズンオフの衣類・寝具・家電や、場所をとるスポーツ用品・アウトドア用品などをトランクルームに保管することで収納・生活スペースにゆとりを持つことができ、自宅の収納スペースに日々使う生活用品がスッキリ収まって生活スペースが広く保てる
というメリットがあります。
生活に必要なモノの収納スペースが足りない場合はもちろん、可能なら取っておきたいモノ・処分するのはもったいないモノ・捨ててしまうと後悔しそうなモノと(安易ではなく)上手につきあう選択肢として、トランクルームが非常に役立ちます。
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東京都調布市柴崎駅周辺:https://www.syuno-pit.biz/spot/tokyo/chofu-city/shibasaki-sta
調査結果を受けてのまとめ
今回はアンケート結果をもとに「整理整頓時のモノの処分」についてお話しました。
自宅の整理整頓の際、モノを捨てるか判断する際にパッと捨てられず、なるべく取っておく・捨てるか少し悩むという方は約6割でした。
あまり使わない衣服・家電や趣味のモノなどを、まだ使える・今後使うかもしれない・次のユーザーにつなげたいという思いから「捨てづらい」と感じる方が多く見受けられました。
捨てられないモノは収納スペースの奥など生活の邪魔にならない場所に保管する方が多いものの、それらが自宅スペースを狭くしていると少しでも感じている方は約9割でした。
使用頻度が低くても取っておきたいモノと上手につきあう選択肢として、トランクルームが便利です。これまでのアンケートでも「思い切って処分したがあとで後悔したものがあった」という声は多く、「自宅スペースに合わせてモノをとにかく減らす」「スペースがないから思い出のものも泣く泣く処分する」という方法が一概に正解とは言い切れません。
上手な保管のためにも、段階的な整理処分のためにも、トランクルームはあなたのお役に立つかもしれません。
【調査概要】
調査対象:トランクルームユーザー調査
回答数:400サンプル
回答期間:2024年7月19日から7月22日までの4日間
調査方法:インターネットによるユーザーリサーチ
調査機関:自社調査
■会社概要
社名 :株式会社アンビシャス( https://www.ambitious8.biz/)
所在地 :〒542-0081 大阪市中央区南船場1丁目3-5 リプロ南船場8F
代表者 :代表取締役社長 徳永 暢也
資本金 :4,000万円
設立 :創業:平成17年10月28日、設立:平成18年7月25日
事業内容:トランクルーム投資「収納ピット」FC本部の運営
運営サービス「収納ピット」(https://www.syuno-pit.biz/)
不動産コンサルティング業
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