「また明日」をこのまちで　石川県七尾市シティプロモーション映像を公開

テーマ曲『おいであそばせ』は、人気劇中作曲家の林ゆうき氏が書き下ろし！

　石川県七尾市は能登半島中央部に位置し、富山湾・七尾湾に面し、能登島、和倉温泉を要す地域資源豊かな場所。元旦に発生した能登地震では大きな被害を受け、復旧・復興に向けて日々歩みを進めている。

7月20日の営業再開から1カ月が経ち、復旧を進めるのとじま水族館（2023年撮影）

　昨年7月に撮影をスタートした七尾市シティプロモーション映像が公開、制作は株式会社ポニーキャニオンが行った。今回のシティプロモーション映像は、暮らす場所としての七尾の魅力を景色や祭、働く姿を通して描いた。映像の多くは震災前に撮影したもので、今年4月に桜や小学校の入学式など、七尾の春を撮影し約2分30秒の映像に仕上げた。

七尾～穴水間を走行する「のと鉄道」

入学式を終えた小学1年生

撮影地・撮影協力
七尾城跡／祖母ヶ浦漁港／能登島曲地区／能登島向田地区
中島町小牧地区（のと鉄道）／善端水産／鰀目漁港
鰀目大敷網株式会社／七尾市公設地方卸売市場
能登新鮮組／七尾港まつり／北國花火大会
秋の大市／のとじま水族館
七尾市和倉温泉運動公園多目的グラウンド
七尾市希望の丘公園／七尾スケートボードクラブ
能登島大橋／ツインブリッジのと
のと鉄道田鶴浜駅／七尾市立天神山小学校／七尾駅
　
■人気劇中作曲家の林ゆうき氏によるテーマ曲
　テーマ曲『おいであそばせ』は、七尾市を舞台にしたアニメ「君は放課後インソムニア」（2023年4月テレビ放送、原作：オジロマコト氏による同名漫画）の劇伴（劇中音楽）を担当した人気作曲家・林ゆうき氏が手掛けた。林氏は京都市の出身だが、今回のテーマ曲制作にあたり、石川県に所縁のあるアーティストが協力、収録は金沢市内で行われた。

林ゆうき｜YUKI HAYASHI
1980年生まれ / 京都出身

元男子新体操選手、競技者としての音楽の選曲から伴奏音楽の世界へ傾倒していく。
音楽経験は無かったが、大学在学中に独学で作曲活動を始める。卒業後、hideo kobayashiにトラックメイキングの基礎を学び、競技系ダンス全般の伴奏音楽制作を本格的に開始。さまざまなジャンルの音楽を取り込み、元踊り手としての感覚から映像との一体感に重きを置く、独自の音楽性を築く。

林ゆうき氏からのコメント
アニメ「君は放課後インソムニア」の劇伴音楽がきっかけで、能登、金沢との結びつきがとても深くなりました。ご縁のあった土地の方々のために、自分に何かできる事はないかと思っていたので、この機会を頂けて光栄でした。
テーマ曲『おいであそばせ』　
All Music Composed & Produced by 林ゆうき
Bass：宮田人司（石川県在住）
Chorus：Cana （i-dep）
Drums：タンケイ（石川県在住）
Guitars：高井城治（石川県在住）
Violin, Viola, Cello：アーモンド
Co-produced, Directed by 島津真太郎（groundinglab）
Recording Engineer：竹下哲広（石川県在住）
Mixing Engineer：英保雅裕
Recording Studio：ASILE KANAZAWA

金沢での収録の模様

■8月30日(金)、31日(土)は増上寺で「七尾港まつり in Tokyo」開催
　能登地震の影響で今年開催中止となった七尾港まつり。2000人を超える市民による「総踊り」が有名で、七尾の夏の風物詩だ。そんな七尾港まつりが、「復興応援七尾港まつり in Tokyo」として、増上寺（東京都港区）で8月30日(金)、31日(土)の2日間開催される。総踊りが再現されるほか、七尾市を紹介するブースも設けられる。
https://www.city.nanao.lg.jp/koryu-s/event/event_syokai/minatomaturitoukyo.html
▼昨年2023年の七尾港まつりの様子

祭のメイン会場・御祓川シンボルロード

約2000人が踊る、総踊り

子どもちょうちん行列

同日開催される、北國花火七尾大会

　今回のプロモーション映像を通して、被災した街・七尾市としてだけではなく、ありのままの七尾市をご覧いただき、多くの方をお迎えできる準備が整った際には、ぜひ一度、七尾市に足を運んでいただきたい。

七尾市役所：https://www.city.nanao.lg.jp/
七尾暮らし（移住支援サイト）：https://nanaogurashi.jp/
七尾の観光：https://www.city.nanao.lg.jp/koryu-s/kanko/kanko/index.html
　