株式会社AGORA(本社:東京都町田市)は、オフラインイベント「武相まちづくりカンファレンス」を3ヶ月ごとに開催。このイベントは、「まちの人とまちの未来を考える場の提供」と言うコンセプトのもと、様々なまちづくりに関連する方々にお話をいただき、参加者のみなさんとグループワークなどで交流を深めていくものです。今回はスポーツ×まちづくりをテーマに、スポーツを通した報道、編集、広報など様々な経験を経て現在は株式会社ゼルビア(本社:東京都町田市)の渉外部長である近藤安弘(こんどう やすひろ)氏に、サッカーを通したまちづくりに関してお話いただきました。当日の様子と開催レポートをお届けします。

過去に開催された内容はこちら
武相まちづくりカンファレンスのホームページはこちら (次回開催は12月ごろを予定)


登壇者:近藤安弘(こんどう やすひろ)氏



◆プログラム
18:30 開会・趣旨説明
18:40 ゲストスピーカーセミナー:J1首位!ゼルビアが考えるサッカーを通したまちづくり
19:40 ディスカッション
20:00 参加者交流会
20:45 次回告知・閉会



◆開会趣旨説明今年度の武相まちづくりカンファレンスは、特別編として、 ビジネス思考を応用して町田の強み・魅力を伸ばす戦略を考えることを目的に開催してきました。 全3回を通じて「町田の強み」を皆様と考え、それを元にしたテーマで開催しています。 今回のテーマは「スポーツ・文化」。 スポーツを通した報道、編集、広報など様々な経験を経て現在はFC町田ゼルビア(株式会社ゼルビア 本社:東京都町田市)の渉外部長である近藤安弘(こんどう やすひろ)氏に、サッカーを通したまちづくりに関してお話いただきました。






◆F C町田ゼルビアとは?
FC町田ゼルビアは町田市のホームタウンチームの1つで、現在日本プロサッカーリーグJ1リーグに所属しており、町田GIONスタジアムでホームゲームを行っています。
1989年のチーム創立後、社会人リーグを中心に活躍し、2011年にJリーグに入会、2019年にJ1ライセンスを取得し、2023シーズンにJ2優勝果たし、見事目標としていたJ1昇格を果たしました。
また、FC町田ゼルビアは街の清掃活動や地域イベントへの出演、市内の小学校等にて実施する出前サッカー教室のホームタウン活動などを行っており、まちづくりと深い関わりのあるチームです。


◆近藤安弘(こんどう やすひろ)氏の自己紹介




株式会社ゼルビアの渉外部長。日本大学・国際関係学部・国際関係学科を卒業後、日本ジャーナリスト専門学校・スポーツマスコミ科でより専門的な知識を学び、サンケイスポーツに入社。事件担当・サッカー担当・野球担当を歴任。

その後フリーランスとなり講談社ゲキサカにてJリーグ日本代表などを取材。
そして現在のF C町田ゼルビアに転職を果たし、広報担当・ホームタウン担当・イベントプロモーション担当などを歴任し、現在に至る。





◆まちづくりにおけるサッカークラブの影響
直接的な影響:集客による経済効果(飲食・宿泊・観光など、J1の来場者1人の経済波及効果は約5万円にもなると言います。)
       
間接的な影響:報道により町の認知度アップがアップします。新聞・テレビ・ネット、あらゆるメディアで「町田」が露出しました。子供の転入数全国2位と、選ばれる街の要因としてゼルビアの影響も0とは言えないほどゼルビアによる町田の認知度は上がっています。


さらにゼルビアが町田を世界に発信することができたら…
・インバウンド需要の可能性
・企業の海外進出サポート
・海外姉妹都市交流の可能性  など
さらなる地域活性化の可能性が広がります。


そんなゼルビアのクラブ理念は▼
01. 町田市民が誇れるクラブであること。
02. 地域の発展に貢献できるクラブであること。
03. 次代を担う子供たちの健全な育成と夢の創造に貢献するクラブであること。

Vision 町田を世界へ
Mission 町田の発展
Value 熱狂と感動と夢


クラブは行政や地元企業と連携し社会課題に一緒に取り組むことで、まちづくりに大きく寄与して
いることがわかりました。



◆ゼルビアのホームタウン活動


ゼルビアの5大社会連携





▪︎まちづくりアシスト事業
・たくさんの地域交流イベント(お祭りなど)に参加
・保健所と「健康作りに向けた包括的連携に関する協定」を締結
・のれん会と連携し町田名産品をスタジアムで販売。仕入れ・販売ともに後援会と協力

▪︎子どもアシスト事業
・小学生の下敷き配布
・新生児へのマスコットプレゼント
・児童養護施設との連携
・学童保育や各所こどもセンターとの連携
・教育委員会と連携、小学校でゼルビアコラボ給食の実施

▪︎福祉アシスト企業
・高齢者向け健康体操教室
・社会福祉協議会との連携
・認知症サポーター(認知症講座を共同開催)

▪︎環境アシスト事業
・古紙/古着回収
・里山保全
・市内清掃

▪︎健康アシスト事業
・男気コース!!ゼルビアウォーキングを開催
・ゼルキャン(大地沢・野津田スタジアムでの親子キャンプ)
・食育ツーリズム


◆企業×ゼルビア
内定式や入社歓迎式をスタジアムで開催したり、職業体験会を開催したりすることで、求人にプラス作用が見込めたり、若手社員の士気高揚・地域愛への目覚めなど…
色々な課題を解決に導いていることがわかりました。

企業がやりたい地域貢献&福祉活動をゼルビアがプロデュースで行った事例の紹介もあり、体操教室(セントラルスポーツ成瀬)、店舗装飾などの販売促進連携、町田市や企業とコラボで1・5歳検診でのゼルビアハンカチのプレゼントなど本当に多くの場面でゼルビアが貢献していました。
今後も企業とゼルビア(スポーツ)で連携すれば解決できるかもしれない社会課題があることが理解でき、改めてプロスポーツクラブの運営はスポーツによる感動を与えるだけではなく、多方向からまちづくりに大きく寄与できるのだと感じました。


武相まちづくりカンファレンスに参加した方は、よりゼルビアのファンになったことと思います。
これからも町田をともに盛り上げていきたいですし、ゼルビアのことももっと応援したいと感じられる熱いイベントになりました。

次回の「武相まちづくりカンファレンス」は12月ごろを予定しております。


AGORAが運営する拠点概要






・BUSO AGORA(町田駅徒歩3分)
カフェのようなオシャレで広々とした空間が特徴的。コミュニティー充実、ビジネスマッチングも多数。
通話やオンライン会議はもちろん、会議室、テレフォンボックス、商談スペースも利用可能。
HP:https://www.incubation-office-agora.com/


・AGORA Hon-atsugi(本厚木駅直結)
1名個室、1名ブースが特徴的。駅直結の本厚木ミロード1.の6階にあり、アクセス抜群。
1人集中したい方、テレワークやサクッとWeb会議におすすめ。
HP:https://www.agora-office.com/


・たましん地域/未来共創センター me:rise 立川(立川駅北口徒歩5分)
2023年2月1日OPEN。多摩信用金庫旧本店を、新たな地域の交流拠点として、コワーキングスペース・シェアオフィスにリノベーション。地域交流・文化イベントの開催、創業・事業相談カウンターの設置等サポート充実。
HP:https://www.merise-tamashin.net/


・AGORA KGU KANNAI (関内駅徒歩3分)
2023年3月7日OPEN。関東学院大学の中にある一面ガラス張りの開放的な空間。学生だけでなく、近くにお住まいの方のテレワークスポットとして、通話やWeb会議専用の個室もあるためリモート会議の場にも便利。
HP:https://www.agora-kgu.com/



会社概要
株式会社AGORA
所在地:東京都町田市原町田6-8-9 AETA町田4F
代表者:長谷部 信樹(はせべ のぶき)
設立年月日: 2023年9月1日
事業内容:コワーキング施設立ち上げ・運営支援
URL:https://www.agora-localincubate.com/


代表プロフィール








株式会社AGORA CEO 長谷部信樹(はせべのぶき)
・鳥取県日野郡出身。
・2004年、(株)キープ・ウィルダイニング入社。
・取締役本部長、専務取締役を歴任。50店舗の事業拡大に経営陣として貢献。
・2017年、新規事業であるインキュベーションプロジェクトのリーダーとして新規事業立ち上げ担当。
・2019年、コワーキングスペースBUSO AGORAを立ち上げ。(東京都認定インキュベーション施設)
・2022年、株式会社小田急SCディベロップメント様の委託を受け、AGORA本厚木(厚木)をプロデュース。神奈川県ベンチャー支援拠点として運営受託。
・2023年、多摩信用金庫様の委託を受け、me:rise立川(立川)をプロデュースし、運営受託。同年、関東学院大学様の委託を受け、AGORA KGU 関内(関内)をプロデュースし、運営受託。
・2024年9月に上記4拠点を分社という形で(株)AGORA設立し、CEO就任。
・経営の傍ら、各拠点のIMとして年間100名ほどの創業相談に対応。
・東京ローカルにsmall good businessを生み出すことをミッションとして日々、奮闘中。
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