女優、作家、そして歌手として活躍される中江有里さんの最新長篇小説『愛するということは』が、2024年8月29日、新潮社より刊行されます。多数の書評や文庫解説を寄稿され、読書家としても知られる中江さんは、近年は読書をテーマにした講演も全国で行っていらして、弊社からは前作『残りものには過去がある』に続く2作目の作品になります。

Painted by Rachelle Kearns: light is near


ママ、けいさつにつかまらないでね――。
主人公の里美は、娘の汐里と2人暮らし。若い頃の前科が原因で家族とは疎遠となり、やがて生活に困窮した里美はある罪を犯してしまいます。里見は愛を夢見て、他者を妬み、やがて成長した汐里は愛を求めて、姿を消します。一度は訣別したふたりが、再び巡りあったとき……。
中江さんは、全編を通じて、「あらゆる母娘に、愛は存在するのか」を問うています。

▼直木賞作家・桜木紫乃さん 大絶賛!!
読み進むごとに、あの日果たせなかった「愛」が積もっていった。誰にでも等しく人生はある。許されても許されなくても、ひとつの人生を生ききるしかない。
涙で書かれた家族の歴史に、最後まで頁をめくる手が止まらなかった。



■書籍内容
里美は、娘の汐里と2人で暮らしている。若い頃の前科が原因で家族とは疎遠となり、やがて生活に困窮した里美は罪を犯してしまう……。愛を夢見て、妬んだ里美と、愛を求めて、姿を消した汐里。一度は訣別したふたりだが、再び巡りあい、そして……。あらゆる母娘に、愛は存在するのか。

■著者紹介



中江有里(なかえ・ゆり)
1973年大阪生まれ。法政大学卒。89年芸能界デビュー。多数の映画、ドラマに出演。2002年「納豆ウドン」で第23回BKラジオドラマ脚本懸賞最高賞受賞。産経新聞にコラム「直球&曲球」連載。多数の週刊誌や月刊誌に書評を寄稿。文庫解説も多く手掛け、読書家としても知られ、近年は読書をテーマにした講演も全国で行っている。既刊本に『残りものには、過去がある』『万葉と沙羅』『水の月』など。

■書籍データ
【タイトル】愛するということは
【著者名】中江有里
【発売日】2024 年 8 月 29 日
【造本】四六判変型
【定価】1980 円(税込)
【ISBN】978-4-10-352212-6
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/352212/
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