当社は、人々の豊かな暮らしを支える「サステナブルインフラ企業」です。
心を込めて現存不動産に新しい価値を創造する、心築(しんちく)を軸とした事業モデルを展開しています。
当社グループが保有、運営している、オフィスビル「いちご花京院ビル」(宮城県仙台市)において、大規模リニューアルプロジェクトを推進してまいりましたが、このたび、リニューアルが完成いたしましたので、お知らせいたします。
当社は、いちご花京院ビルを2008年に竣工し、保有、運営をしてまいりました。仙台市では、2023年に複数の大規模オフィスビルの竣工が相次ぎ、周辺のマーケット環境が変化する中で、当社では築16年を迎えたいちご花京院ビルにおいて、選ばれるオフィスとして競争力を高めることを目指し、大規模リニューアルプロジェクトを推進してまいりました。
リニューアルコンセプトは、「Locality」「Innovative」「Recruit」「Wellness」。地域の特性にあわせた、革新的で優秀な人材を獲得すると同時に、心身の健康に配慮したオフィスを目指しました。また、8月28日には、10社32名様にご参加いただき、内覧会を実施いたしました。
■ 建物を取り巻くランドスケープ
建物のエントランスに繋がるアプローチや周囲には、四季折々に咲き彩る花や宮城県の県木であるケヤキをベースにミックスされた樹木により、一年を通してさまざまな表情が楽しめます。アプローチの高低差を少なくし、床材を全面的に変更、植栽に囲まれて休憩できるベンチスペースを新設しました。緑視率を高めることで、環境面での効果に加え、リラックスやリフレッシュ効果、ストレス軽減、集中力や快適性の向上といった効果が期待され、いちご花京院ビルで働くテナントの皆さまが心身共に健康で快適に過ごせる環境を目指しました。
■ エントランスとデジタルサイネージ
ビル1階のエントランスは、吹き抜けの壁面にケヤキの木漏れ日をイメージした三角形のアルミパネルを配置し、大理石調のタイルでラグジュアリー感のある空間演出を実現しました。吹抜け部分とEVホール部分の色調と照明にメリハリをつけることで、日常からビジネスへの切り替えを自然と意識できる空間となっております。
また、エントランスに設置していたテナントサインに代えて、大型LEDモニターを設置しました。モニターに入居テナント様名を表示させ、その背景には、ビジュアルアートを映し出し空間を演出しました。天気、気温、時刻といったインフォメーションや、災害時の緊急対策表示など、デジタル化によってさまざまな活用が可能となります。背景のビジュアルアートは、今後、いちごが運用する複数の物件においても展開し、学生や若手アーティストとのコラボなど、ESGの取り組みへの活用も予定しております。
モニターのビジュアルアートの植物は県木のケヤキ、県花のミヤギノハギをはじめ仙台にゆかりのある5つを選定
■ 共用ラウンジ
2階の共用ラウンジは、室内やテラスにグリーンを配置し、ひとりひとりがリラックスできる、ゆっくり食事をとれる様、カフェのようなラウンジをイメージしております。周辺の会話が気にならないようサウンドマスキング効果を狙ったBGMを設置しました。また、ラウンジと喫煙室の使用状況が事前に分かるようにWeb上でリアルタイムで認識できるセンサーを導入し、混雑を防ぎます。さらに、ラウンジには大型液晶モニターを設置し、クラウドでコンテンツ変更が容易に可能なシステムを導入しており、今後は、テナント様の動画や当社の紹介動画を配信するなど、テナント様同士がお互いを知るためのコミュニケーションツールとして、活用いただきます。
■ 貸会議室
大勢でのミーティングへの対策として、最大20名程度が利用可能な貸会議室(10席+ベンチシート)をご用意しました。ガラスパーテーションでラウンジと一体空間とし、利用時はワンタッチでスモークガラスへの変更が可能となります。ベンチシートはBCP収納庫としての役割もあり、防災備蓄品を収納することで災害へ備えます。Web予約システムを導入し、テナント様の利便性向上と管理の手間を削減しました。
■ 改修前の写真
■ 内覧会の様子
■ 「いちご花京院ビル」概要
所在地 : 宮城県仙台市青葉区花京院2-1-65(JR仙台駅徒歩7分)
敷地面積 : 2,408.55 平方メートル
延床面積 : 11,460.54 平方メートル
構造・階層 : S造 地上14階
竣工 : 2008年3月
環境認証 : BELS評価 5 Star(最高評価)、ZEB評価 ZEB Oriented
本リリースに関するお問合せ先 いちご広報担当 03-4485-5515
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