ヴァンガードスミス「近隣トラブルに関する実態調査」を実施
元警察官による、近隣トラブル解決支援サービスを主要事業として展開する株式会社ヴァンガードスミス (本社:東京都港区、代表取締役:田中慶太、以下「当社」)は、近隣トラブルの経験者を対象に、近隣トラブルに関するアンケート調査を実施いたしました。アンケート調査は定期的に行っており、前回2023年7月以来1年ぶりに実施いたしました。今回の調査の結果、近隣トラブルは生活音/騒音関連が圧倒的に高く、その半数は1年以上もトラブルが継続していることが分かりました。
過去経験した近隣トラブルは、約7割が【生活音/騒音関連】
近隣トラブルの経験有無については、22.8%の人が【経験したことがある】と答えました(図1)。また、過去に経験したことがある近隣トラブルの種類については、約7割の人が【生活音/騒音関連】(68.8%)と回答し、近隣トラブルの中では圧倒的に多いトラブルであることが分かりました(図2)。
図1:近隣トラブルを経験したことがあるか
図2:近隣トラブルの種類
騒音トラブルは、半数が1年以上継続しているという結果が明らかに
生活音/騒音関連のトラブル継続期間について聞くと、1年以上続いたという結果が半数(50.5%)を占めました(図3)。音の発生時間帯を問う設問には、【平日夜間(23:00~翌6:00)】(43.1%)と【土日祝日夜(18:00~23:00)】(43.1%)が最も高く、次いで【平日夜(18:00~23:00)】(42.6%)と【土日祝日夜間(23:00~翌6:00)】(42.6%)という結果になりました(図4)。生活音/騒音を最も感じる季節があるかの問いには【季節による違いはない】との回答が8割(80.9%)にも及びました(図5)。
図3:生活音/騒音トラブルはどのくらいの期間続いているのか
図4:生活音/騒音トラブルでどの時間帯に音がしていたか、または指摘されたか
図5:生活音/騒音を最も感じる季節はあるか
身の危険を感じた近隣トラブルを、4人に1人が経験
近隣トラブルが原因での引越し経験については、【引越ししたことがある】が23.0%、【考えたことはあるがしていない】と答えた人が26.3%となり、併せて約半数の人(49.3%)が「近隣トラブルの解決策の一つ」として「引越し」を選択肢に入れていることが明らかになりました。(図6)また近隣トラブルで身の危険を感じたことがあるかという問いには、4人に1人(25.3%)が、これまでに近隣トラブルによって身の危険を【感じたことがある】と回答しました。(図7)
また、近隣トラブルの経験を誰かに相談したかの問いには【相談していない】人が2割(20.7%)いることが分かりました(図8)。
図6:近隣トラブルで引越し経験があるか
図7:近隣トラブルで身の危険を感じたことがあるか
図8:近隣トラブルを経験した際の相談先
考察:近隣トラブルは感情トラブル
株式会社ヴァンガードスミス 代表取締役 田中 慶太
前回の調査から1年ほど経ち、近隣トラブルのニュースが取り上げられる機会も増えてきた今、改めて近隣トラブルの実態の定点調査を実施しました。今回の調査結果からも、トラブルの収束には第三者が早期に介入し、対処を行うことが必要不可欠であることを再認識しました。
生活音/騒音関連のトラブルは、夜から夜間の時間に発生する音を騒音だと感じる人が多いなど時間帯と音の関連性はあるものの、発生頻度に季節の関連性はありませんでした。季節の変化によって騒音トラブルが鎮静化することはなく、トラブルの原因を取り除かないかぎり1年以上の長期に渡って継続する傾向にあると推測されます。
また近隣トラブルによって身の危険を感じたことがある人は4人に1人もおり「刃物を突き付けられた」「玄関を何度も蹴られて殺してやると言われた」など、今回の調査回答からも極めて危険度の高いトラブル経験をしていることが伺えます。居住を続ける環境で、身の危険を感じるほどのトラブルを放っておくことは非常に危険です。近隣トラブルには慎重かつ冷静に対応することが必要です。当事者同士で直接対峙してしまうと、意見や感情が衝突する恐れがあり、トラブルの重症化につながる場合もあります。なかには「日に日に抗議運動が過激化していった」との回答もあり、当事者の感情の高ぶりがトラブルを悪化させていることもわかります。トラブルが長期化することで感情もエスカレートしていき、結果トラブルが悪化して身の危険を感じるような行為にまで発展してしまう可能性があるのです。
当社は創業から8年で積み重ねた近隣トラブルの解決支援実績から「近隣トラブルは感情のトラブル」と捉えています。相手のことを「嫌い」や「許せない」とまで感じてしまっているトラブルにおいては、当事者同士だけでは収束することが難しく、長期化する傾向にあると考えています。そのため、トラブルが「気になる」の初期段階からトラブル解決専門会社や第三者へ相談することで、状況整理や冷静に物事を捉えることが可能となり、早期収束に繋がると考えています。より身近に利用できるようにサービスの構築を行ってまいります。
【調査概要】
・調査期間:2024年8月5日(月)~2024年8月6日(火)
・調査期間(調査主体):株式会社ネオマーケティング
・調査方法(集計方法、算出方法):インターネット調査
・調査対象:1都2府6県(東京・大阪・京都・神奈川・千葉・埼玉・兵庫・広島・福岡)の20~69歳の男女300名
調査の詳細はこちら
・https://v-smith.co.jp/custom-post-blog/【近隣トラブル定点調査】近隣トラブル被害は1/
トラブル解決を目指し、第三者として介入する近隣トラブル解決支援サービスとは
元警察官が専門相談員として「騒音」「迷惑行為」「SNSによる誹謗中傷」など「事件未満のトラブル」を解決支援するサービスです。トラブルの芽を摘むため「気になる」の段階から何度でも相談ができる少額の定額制を取り入れており、成功報酬や追加請求は一切かかりません。お電話にて一次のご相談から収束まで対応いたします。
入居している住宅に不法侵入等があった場合には、以後も安心して生活するために保険金(生活再建費用)が支払われます。現在、住まいに直結する不動産業界向けは「mamorocca」、その他業界向けに「Pサポ」としてトラブル解決支援サービスを展開しております。
■株式会社ヴァンガードスミス
代表者 :代表取締役 田中慶太
所在地 :東京都港区西新橋1-1-1 日比谷フォートタワー10F
設立 :2015年10月
資本金 :104,700,000円(資本準備金を含む)
事業内容:トラブル解決支援事業
HP :https://v-smith.co.jp/
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