ごみの減量化・再資源化を推進し、2050年カーボンニュートラルの実現と地域経済の持続的発展の両立を成し遂げるため、令和9年4月からの全市でのプラスチック一括回収実現に向けた試験回収を実施します。
1 趣旨
「自治体SDGsモデル事業」として本年7月から市内の公共施設等14箇所で使用済みポリスチレン製品の拠点回収を開始し、「市原発サーキュラーエコノミーの創造」を推進しています。今後、この取組みを更に進化させ、プラスチック資源に係るサーキュラーエコノミーの構築、CO2排出量の削減に向け、市民の皆様の更なる機運の醸成を図り「プラスチックは資源」と思っていただけるよう、より具体的なプラスチック一括回収の手法の検討を進めます。
2 試験回収概要
⑴試験回収期間 令和6年9月1日(日)から11月30日(土)まで
⑵モデル地区 五井地区(君塚5丁目)、有秋地区(桜台2、3丁目)
⑶試験回収場所 モデル地区内のごみステーション
⑷試験回収品目 1.プラスチック容器包装=商品を入れたり包んだりしているもので、中身を出したり使ったりすると不要になるもの、2.100%プラスチック素材の製品=金属の部品やゴム、電池などの他素材を外したものか含まれないもの
⑸回収日 週1回(燃やすごみ、燃やさないごみ、資源物の回収日以外の日に実施)
⑹排出方法 汚れているものは軽く水で洗う、市が事前に配布する30リットルまたは45リットルの透明袋に入れて排出
3 試験回収で確認すること
・モデル地区で回収した燃やすごみとプラスチック容器包装廃棄物及びその他のプラスチック使用製品廃棄物(以下、「プラスチック資源」)の組成分析を行い、プラスチック資源回収前後の回収量や汚れ具合、他素材の混入状況等を確認します。
・対象地区にお住まいの方を対象に、試験回収に係るアンケートを行い、課題整理を行います。
4 参考
プラスチック一括回収は、令和4年4月に施行された「プラスチック資源循環促進法」により、プラスチック資源を一括で回収、再商品化し、より効率よくリサイクルできるようになった制度です。
https://www.city.ichihara.chiba.jp/article?articleId=66c5b5028d9eb90cd60185e4
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