海士町(島根県隠岐郡海士町)は、ふるさと納税制度を活用したGCF(R)で、崎村だんじりの実施を目的としたプロジェクトを開始します。募集期間は2024年9月6日~11月2日、目標寄付金額は200万円です。




崎村だんじりについて
 「崎村だんじり」の由来は、北前船が盛んに隠岐海峡を航海した当時の乗組員が西ノ宮の「えびす祭りだんじり」を見て感動し、「崎村十日えびす祭り」でもこれをやりたいということになり始めたものと言われており、約200年以上の歴史を持つ崎村の伝統行事となっていました。地域で親しまれている通称は「崎村だんじり」ですが、正式には「恵美須祭の風流〔だんじり〕」。海士町の指定無形民俗文化財です。

    台車で担がれる子供達「神の子(かみのこ)」

GCF(R)で寄付を募る背景
 コロナウイルス等によりこれまで幾度となく開催中止となった過去から、今年、崎村だんじりが実施されなければ、継承されることなくお祭り自体が消滅してしまう危機にあります。崎地区民がみな漁師町としての誇りを思い起こし、そして豊かな暮らしを盛大に感謝するきっかけを作る為にも、崎村だんじりの復活が必要です。



      前回の「崎村だんじり」集合写真



崎村だんじりには、地元の住民だけでなく漁師や移住者など、様々な人が集まります。
垣根を越えてお祭りを実施したいのは、大漁を願う祭りを催行し続けることで、崎地区が漁師町として潤い続け、崎地区そして島全体の豊かな暮らしが続いていくことを願っているからです。
特に、初めてだんじりを担ぐ人にとっては、この祭りが島の魅力を再発見し、第二の故郷となるきっかけになればと願っています。


      前回の「崎村だんじり」の様子



プロジェクトの概要
プロジェクト名:人から人へ、だんじり担う。伝統と若者が交わり、漁師町の未来を担うだんじり祭りを復活させたい!
寄付受付サイト:ふるさとチョイス--ガバメントクラウドファンディング
目標金額:200万円
寄付募集期間:2024年9月6日~2024年11月2日(58日間)
プロジェクトURL:https://www.furusato-tax.jp/gcf/3374

海士町(島根県隠岐郡)


持続可能な島づくりを目指して海士町は、「自立・挑戦・交流 × 継承・団結」を町政の経営指針に掲げ、「ないものはない」を合言葉に、島国であるが故の価値や生き様を島内外に発信しながら、様々な分野で島の生き残りをかけた挑戦を続けています。


 これからも引き続き、島の歴史や伝統文化を「継承」し、島に根付いた半農半漁の暮らし、地域の絆や信頼から生まれる支え合いの気持ちを大切にしながら、「団結」して、みんなでしゃばる(方言:強く引っ張るの意)島づくりを目指していきます。





海士町らしい価値観
「ないものはない」(なくてもよい、大事なことはすべてここにある)
https://naimonowanai.town.ama.shimane.jp/


海士町LINE公式アカウント
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寄付金の使い道
崎村だんじり運営費の一部に活用します。
【内訳】
・記録用ビデオ制作費
・担い手や神の子の衣類、履物代
・だんじりの飾り付け経費
・練習用経費
・ポスター・チラシ経費
・神事経費
・交通費

*目標金額に達しなかった場合でも、本プロジェクトへ活用させていただきます。
*目標金額以上の寄附を頂いた場合、本プロジェクトの運営費として活用させていただきます。
プロジェクト実施スケジュール
2024年 11月3日(日)崎村だんじり開催


企画者のコメント


崎地区の定置網漁労長 大窪さん約8年ぶりのだんじり祭り開催が決まり、とても嬉しく思っています。

前回のだんじり祭りでは、大敷の大漁旗が掲げられていて、「地元の方々や神様に恥ずかしくないよう、しっかり漁をせねば!」と、奮闘させられたのを覚えています。今年は漁があったため、安心してお祭りを楽しめそうです。

大型定置網漁を行う上で、日頃より崎地区の皆さまには、様々な面でお世話になっています。
お祭りを通して、感謝を伝えられればと思います。

だんじり祭りが無事開催され、さらに漁が増え、崎地区がより活性していくことを、心より願っています。








海士町長 大江 和彦のコメント日頃より海士町を応援してくださり誠にありがとうございます。

海士町では島民一丸となって承前啓後の考え方を根底に「海士町の新時代」という次なるステージへ飛躍するため、島の様々な挑戦を推進しながら、一層魅力的な町を目指してまいります。

ガバメントクラウドファンディングを活用して、海士町創生総合戦略「エンジン全開計画(人口ビジョン)」に基づき、町の掲げる3つの「かん」(ひとの還流、暮らしの環境、里山里海の循環)を推進する新たな挑戦が増えていくことを願っております。
海士町の崎地区という一つの集落で、伝統を守りたいと立ち上がったこのプロジェクトをぜひあたたかい目で見守ってくださいますと幸いです。
海士町のまちづくりを応援してくださる皆様からのご協力を心からお待ちしています。



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