日本インフォメーション、小学校の教員からのリクエストで生まれたiPad向けカレンダーアプリをリリース

日本インフォメーションは9月10日に、同社の提供する授業支援ツール群「アシストクラス」シリーズの第11弾として、カレンダーアプリ「AC Calendar」をリリースした。iPadOS 16.4以降に対応し、無料で利用できる。

一つのアプリで予定・タスク・目標を管理、PDF変換も可能

「AC Calendar」は、小学校の教員から寄せられた「子どもが予定管理を自主的・継続的にこなせるようなツールがほしい」というリクエストから生まれた、子どもたちが直感的に操作可能な「はじめてのカレンダーアプリ」をコンセプトに開発された、定・タスク・目標をまとめて簡単に管理できるiPad向けアプリ。

シンプルな画面デザインを採用することによって簡単操作を実現しており、小学校低学年の子どもでも使いやすい「文章モード」を備えている。おもな機能としては「予定」「タスク」「目標」「ふりかえり」「グループ」を搭載するほか、カスタマイズにも対応する。

「予定」機能では、学校の行事、習い事、誕生日といったさまざまな予定の管理が可能で、予定の色とアイコンを組み合わせることによって、カレンダーを彩れる。また、カウントダウンの設定も可能なため、予定日までの時間を楽しめる。

「タスク」機能では、やらなければいけないことや忘れてはいけないものを管理できる。チェックリストを用意しているのでひと目でタスクの把握が可能となっており、期限を設定したタスクはカレンダー上に表示されるため、日付を意識した管理がしやすい。

「目標」機能では、月ごとに目標を設定できるほか、同じ月に複数個の目標を設定可能で、それぞれに達成チェックを付けられる。また、目標はカレンダー上部に常に表示されるため、目標だけでなく好きな言葉を設定するといった使い方にも対応する。

「ふりかえり」機能では、日ごとにスタンプを押したりコメントを残したりすることが可能で、スタンプはカレンダー上にも表示されるので、デコレーションにもなる。さらに、「アシストクラス」シリーズのアプリである「AC Diary」との連携による、日記の作成や表示にも対応している。

「グループ」機能では、予定とタスクをグループごとに保存して、表示/非表示を切り替えられる。グループを指定して、表形式のPDFファイルを作成することもできるため、長期休みの予定表として共有も可能となっており、用途に応じたグループを作成すれば使い方の幅が広がる。

そのほかカスタマイズ機能では、「文章モード」を「かんたん」に設定することで、「タスク」を「やること」に置き換えるなど、小さな子どもでもわかりやすい表現が使われるようになる。また、週の始まりとなる曜日やアプリ全体のテーマカラーなども設定できるので、自身のスタイルに合った好みのカレンダーを使える。