株式会社NEXER・相続時に揉めやすいことに関する調査
株式会社NEXERは、株式会社ニーズ・プラスと共同で「相続時に揉めやすいこと」に関するアンケートを実施したので、その結果を紹介します。
■相続時に揉めやすいことランキング!圧倒的1位は・・・?
不動産や財産などの相続には、少なからずトラブルはつきものです。
これまで良好な付き合いを続けていた親族同士でも、相続のトラブルがきっかけで絶縁してしまうケースも珍しくないでしょう。
そこで今回は株式会社ニーズ・プラスと共同で、事前調査で「不動産や財産などを相続したことがある」と回答した全国の男女345人を対象に「相続時に揉めやすいこと」についてのアンケートをおこないました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXERと株式会社ニーズ・プラスによる調査」である旨の記載
・株式会社ニーズ・プラス(https://www.needs-p.jp/)へのリンク設置
「相続時に揉めやすいことに関するアンケート」調査概要
調査期間:2024年8月31日 ~ 9月6日
調査機関:株式会社NEXER(自社調査)
調査対象:事前調査で「不動産や財産などを相続したことがある」と回答した全国の男女
有効回答数:345サンプル
調査方法:インターネット調査
質問内容:
質問1:相続の際にもっとも揉めやすいと思うことを1つだけ選んでください。
質問2:それが相続の際にもっとも揉めやすいと思う理由を教えてください。
◆第1位 分配に関するトラブル 153票
アンケート回答者からは以下のようなコメントがありました。
有価証券や不動産、美術品等の現金以外のもので、価値が変動する相続物は公平に分けにくいイメージがあるから。(30代・男性)
同じくらいにわけるのか、どれくらいお世話をしていたから少し多くもらいたいとかすり合わせが大変だった。(40代・女性)
皆が納得する分配を見つけるのが難しい。(40代・男性)
ドラマはもとより実際によくある話だから。(40代・女性)
普段から兄弟で連絡を密に取り合ってはいないため、たまに会った時にお金の話だと、色々ともめそうだから。(40代・男性)
不動産が欲しいか、お金が欲しいかなどの違いや金額の相違で揉めやすい。(40代・男性)
動産と不動産の分け方が平等に出来ない。(50代・女性)
遺言書に記載されてはいても、各自が納得できなければ不公平感がつのりトラブルに発展しそう。(50代・男性)
153票と、圧倒的な差をつけて第1位に選ばれたのは「分配に関するトラブル」でした。
誰がどれだけの財産を相続できるのか親族で揉めてしまうケースは、フィクション・ノンフィクション問わずよくある話ですよね。
◆第2位 名義の変更や解約などができない 34票
アンケート回答者からは以下のようなコメントがありました。
手続きが大変だから。(30代・女性)
調べないと解決方法が分からない。(30代・男性)
事前にもできない、できにくい問題だとおもうから。(40代・女性)
契約数が年齢に応じて、かなりの数に登るし、把握していない、把握できないこともあるから。(40代・男性)
知識がないから。(50代・男性)
面倒なので時間がかかる。(50代・男性)
自分は一人っ子なので父からストレート…のはずが、相続人の自分が忙しい間に、長年同居していた伯母がごり押しして自分の名義にしてしまった…という、わけのわからない事も起きます。(60代・女性)
第2位は「名義の変更や解約などができない」でした。
名義の変更や解約は本人でなければスムーズにできないケースが多く、経験者のほとんどが苦労したのではないでしょうか。
◆第3位 遺言書がない事に関するトラブル 26票
アンケート回答者からは以下のようなコメントがありました。
取り分でもめる。(30代・女性)
最後は、お金の配分なので。(30代・女性)
いくらでも生前の話を捏造できるから。(40代・男性)
誰が相続するか明確でないので。(50代・男性)
借金も相続になるので遺言書無くいきなり亡くなり、欲しい物だけにはいかないので兄弟で揉めた。(50代・男性)
生前贈与などを含めて公平性の担保には絶対必要。(60代・男性)
第3位は「遺言書がない事に関するトラブル」でした。
遺言書が無い状態で相続することになった際、弁護士に仲介してもらったうえで分配を決めたというケースもあるようです。
◆第4位 税金に関する揉め事 20票
アンケート回答者からは以下のようなコメントがありました。
税制が複雑だし生前贈与との兼ね合いで揉める。(40代・男性)
保険金の支払額が大きいから。(40代・女性)
仕組みが難しいから。(40代・男性)
書士さんのお世話にならざるを得なかったから。(40代・女性)
得すると思っていたが、かなり請求がきたので。(50代・男性)
第4位は「税金に関する揉め事」でした。
相続の税制度は普段生活している中ではあまり見聞きしないため、理解しづらいと思っている方も多いのではないでしょうか。
◆第5位 連絡がとれない親族がいる 19票
アンケート回答者からは以下のようなコメントがありました。
連絡が取れないと先に進めないから。(40代・男性)
正式に財産分与されるまでに時間を要する。(50代・男性)
相続をするにしても放棄するにしても連絡がとれないと意志が確認できず手続きが進まないから。(50代・女性)
連絡を取れない親族がいると手続きすることができない。(60代・女性)
付き合いのなかった親族との意思の疎通は難しい(60代・男性)
第5位は「連絡がとれない親族がいる」でした。
相続対象の親族の連絡先が分からないと手続きが滞ってしまい、トラブルに繋がるケースも多いですよね。
◆第6位~同率第9位
ここからは第6位から同率第9位を、一部の理由とともにまとめて発表していきます。
第6位 兄弟の配偶者が財産の分与を要求してくる 18票
お金のことになると人は変わるので。(50代・女性)
元々財産(金額)がそこまでないのに、少ないもっとよこせと言ってくる。(50代・男性)
兄弟の配偶者が分配について口をだしてくる。(50代・男性)
第7位 誰が相続対象なのか分からない 16票
法律に詳しくないから。(40代・女性)
どこまでの親族が相続対象者かよくわからないため。(40代・男性)
第8位 特定の人物が相続を独占しようとする 13票
独り占めは誰も許さないから。(60代・男性)
同率第9位 相続するものが不動産しかなかった 12票
不動産は分けにくいので。(40代・女性)
不動産を売却するのかどうかや、物件の維持費や管理などで負担に不公平感が出るから。(50代・男性)
同率第9位 相続人数が多いことによるトラブル 12票
相続人が多いと意見がまとまらないと思う。家などは特に売却か、貸すかなど特に揉めそう。(50代・女性)
親の生前には全然家に寄り付かなかったのに、死んだらとたんに帰ってきて、自分の取り分をより多く請求するなどあるから。(60代・女性)
ということで今回のランキングは以下のようになりました。
第2位と5倍近くの差をつけて圧倒的票数を集めた「分配に関するトラブル」は、相続においてもっとも危惧すべきトラブルといえます。
場合によっては弁護士にも相談することで、精神的な負担を軽減できるでしょう。
また不動産の相続や扱いに困った場合も、気軽に不動産屋さんに相談してみることをお勧めします。
<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXERと株式会社ニーズ・プラスによる調査」である旨の記載
・株式会社ニーズ・プラス(https://www.needs-p.jp/)へのリンク設置
【株式会社ニーズ・プラスについて】
所在地:〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル401区(4階)
代表取締役:毎熊 隆一
Tel:03-3216-9934
URL:https://www.needs-p.jp/
業務内容:総合不動産業
1.地主様、家主様の視点に立った土地活用コンサルティング全般
(資産売却、相続税問題、物件建て替え、等価交換、用地取得、建築など)
2.税理士様、不動産仲介業者様などに向けた、貸地問題解決コンサルティング全般
【株式会社NEXERについて】
本社:〒171-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
代表取締役:宮田 裕也
Tel:03-6890-4757
URL:https://www.nexer.co.jp
事業内容:インターネットリサーチ、SEO、WEBブランディング、レビューコンテンツ、リアルショップサポート、WEBサイト制作
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