公益財団法人日本骨髄バンクは、白血病をはじめとする血液疾患の治療のために移植が必要な患者さんと移植治療に必要な造血幹細胞を提供するドナーをつないでいます


10月推進月間に向けて作成した新ポスター

公益財団法人日本骨髄バンクは、白血病をはじめとする血液疾患の治療のために移植が必要な患者さんと移植治療に必要な造血幹細胞を提供するドナーをつないでいます。
 1人でも多くの患者さんを救うためには、1人でも多くの方のご理解と、1人でも多くの方のドナー登録が必要です。特に30代以下の若い方のドナー登録が少ない状況でもあります。10月は骨髄バンク推進月間として、厚生労働省の呼びかけの下、特に集中的に骨髄バンク事業の普及啓発活動を行うこととなっています。
 この機会にぜひ骨髄バンクという社会の仕組みを、1人でも多くの方に知って頂き、移植を待つ患者さんの助けとなりますよう、ご協力をお願い申し上げます。

■日本骨髄バンクの現状 2024年3月末時点
- ドナー登録者数 554,123人
- 骨髄・末梢血幹細胞提供者累計数 28,678例

移植が必要な患者さんの約2人に1人しか移植が受けられていません。

2023年度 新規患者登録者数  1,822人
ドナーが国内患者に提供した件数 1,086件

2023年度(2023.4月~2024.3月計)
<各種公開データ>
2023年度まとめ
https://www.jmdp.or.jp/about/read/number/
以下より最新データがDL頂けます。
https://www.jmdp.or.jp/about/material/about-data/
■骨髄バンク推進月間とは
広く多くの方に骨髄バンクの移植に対する深い関心と理解を得るとともに、一人でも多くのドナー登録につながるよう、骨髄バンク事業推進のための広報・啓発活動など様々な取組を集中的に実施すべく、厚生労働省が定めています。
実施期間:令和6年10月1日(火)から10月31日(木)までの1ヶ月間
啓発活動:全国の都道府県において骨髄バンクに関するコーナーの設置。
     ポスター・パンフレット・チラシ等を市町村、献血ルーム、
     コンビニエンスストア等に配布、掲出。
     ドナー登録会や滋慶学園COMグループによるミュージカルなどのイベント実施



10月推進月間に向けて作成した新ポスター■デザインコンセプト
 骨髄バンクのキーカラーであるオレンジをメインカラーに作成しました。目からこぼれる涙はドナーが提供できた喜びの涙を表しています。
 また、ドナー登録や提供はもちろんのこと、年齢や既往歴でドナー登録できない方でも、ほかのアクションで協力することができるということを表現しました。



■今後予定しているイベントについて

■滋慶学園COMグループ 社会貢献ミュージカル
滋慶学園グループは全国に80校展開している教育機関です。滋慶学園グループでは、骨髄バンクへの理解を深めてもらおうと、1994年からミュージカル「明日への扉」を上演しており、その趣旨を受け継ぐ新しい作品として誕生したのが明日への扉「Hospital Of Miracle」です。このミュージカルは学生たちが社会貢献を目的にそれぞれの力を結集して創りあげました。耳の不自由な方にも楽しんでもらえるよう、セリフを字幕でも表示したり、手話コーラスにも挑戦、終演後には募金活動も行っています。
神戸公演HP:https://www.music.ac.jp/hom.html
■舞台のあらすじについて「Hospital Of Miracle」
生きる希望を失った少女が、難病と闘いながら精一杯に明るく振るまっている少年、患者の心を癒すホスピタル・クラウンらとの出会いを通して、前向きに立ち直っていくというストーリー。
■継続している取り組み
1.若年層への普及啓発の強化
  SNS等オウンドメディアでの発信強化ほか
  X(旧Twitter):https://x.com/JMDP1789
  Instagram:https://www.instagram.com/jmdp.donors/
2.ドナー休暇制度の導入推進
 提供に必要な通院や入院のための「骨髄バンクドナー休暇制度」の導入を企業・団体にお願いしています。

<ドナー休暇制度導入について>



現在骨髄バンクでは、新しいドナー登録の方法として、スワブキットを用いたオンライン登録の導入を検討しております。(2026年導入予定)
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