~Switch併用が最多の59%、ブラウザゲーム比率も20%超え~

ゲームユーザー特化型リサーチサービス『Playio Research (以下、Playioリサーチ)』では、スマホアプリユーザーの併用ゲームプラットフォームについての調査を行った。
調査概要
◇ 調査期間   :2024年7月1日(月)~7月3日(水)
◇ 有効回答数  :843


(画像1:有効回答数 n=843 を母数にした割合)

上位から、Switchが59.0%、PS4/PS5が29.2%と続いた。(画像1参照)

日本のインターネット人口のうち約3分の1(※1)が家庭用ゲームをプレイしていることに比べ、スマホゲームユーザーに絞った場合、Switchだけで59%という結果になっていることからスマホゲームユーザーは他ゲームプラットホームも利用比率が高いことが伺える。


また、次いでブラウザゲーム(HTML5ゲーム)で22.3%、Steamが19.3%となった。本年が初の調査となるため、これら数値の比率が高いか否かの比較は一概に出来ないが、次週2024年9月26日から開催される東京ゲームショウ(以下、TGS)への2022年から2023年の出展ブース数から見ると、参入プレイヤーは確実に増加しているといえる。(画像2参照)



(画像2:TGS2023出展 2,291タイトルのうちSteamタイトルは前年の268から437と増加した/LIVEOPSIS[※]調査)

[※]「LIVEOPSIS (ライブオプシス)」
株式会社スパイスマートが提供するスマホゲームに特化した分析データ、運営ソリューション
https://liveopsis.com/


一方、スマホゲームしかプレイしないと回答したユーザーが13.5%にのぼった。確実にスマホでしかリーチできない層が存在するため、既に家庭用ゲームでリリース済のタイトルについてもスマホ展開で新しいユーザー層を獲得できるポテンシャルはあるといえる。


なお、直近のスマホ売上人気の高い100タイトルを調査したところ、スマホ以外のプラットホームで展開傾向は下記の通りであった。2024年9月のGrossランキングTOP100のうち、マルチプラットフォーム対応しているタイトルを調査結果は下記の通り。(画像3参照)


(画像3:2024/9/1~9/19の平均GrossランキングTOP100タイトルでスマホ以外に対応しているプラットフォームの割合調査/LIVEOPSIS)


[※1]下記参考文献数値から引用した概算値
・日本の総人口は1億2494万7千人(総務省統計局 人口推計(2022年(令和4年)10月1日現在)
・インターネット利用率(個人)は84.9%(総務省 令和5年「通信利用動向調査」インターネット利用率(個人)の推移より、2022年 利用率は84.9%)
・家庭用ゲームのアクティブユーザーは3951万人/『2023CESA一般生活者調査報告書~日本ゲームユーザー&非ユーザー調査~』(一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会)

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