明日9月21日(土)札幌コンベンションセンター(北海道札幌市) 




「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦」(以下「JT杯」)二回戦第四局(北海道大会)は、藤井聡太JT杯覇者と一回戦第四局で羽生善治九段を破った佐々木大地七段が対局。北海道札幌市の札幌コンベンションセンターで開催される。事前申し込みにて当選した観戦者や同会場で開催される「テーブルマークこども大会」参加者の目の前で、公開対局として熱戦が繰り広げられる。また、その模様は15時35分からABEMAでも生中継される。  
二回戦第四局生中継「ABEMA」URL https://abema.tv/channels/shogi/slots/9J3rLMBb2u5YRu 

■対局の見どころ
両者の対戦成績は、藤井JT杯覇者の9勝4敗。昨年はタイトル戦で2度対局。戦型は相掛かりが8局、角換わり腰掛け銀が3局、横歩取りが2局となっている。佐々木七段が先手番のときは、過去7局全てで相掛かりを採用しており、また佐々木七段が藤井JT杯覇者戦に4勝した対局は、全て相掛かりだったことから、一番自信を持っている戦法と想定できる。今まで藤井JT杯覇者は、佐々木七段の先手相掛かりを必ず受けて立っている。注目すべきは、藤井JT杯覇者が先手になったときに、何を採用するかだ。先手が角換わり腰掛け銀を目指しても、後手がそれをまともに受けることが少ないが、あえてそこに踏み入るか、あるいは、藤井JT杯覇者が先手番のときに2回採用して2勝している横歩取りも考えられる。今大会、藤井JT杯覇者は史上二人目の「JT杯」三連覇がかかっている。まずはこの初戦をいかに乗り切るか。20歳台同士のフレッシュな対決は観る者を惹きつける大熱戦になることは間違いない。

■注目の対局を盛り上げる解説陣

(写真)左から 解説/松尾 歩 八段 聞き手/山田久美 女流四段 読み上げ/久津知子 女流三段
大盤解説は、松尾歩八段。居飛車穴熊や横歩取りに「松尾流」と呼ばれる新手を残しているように、序盤の研究の深さで知られている。魅力的な低音ボイスでしっかりと伝える姿勢が会場を盛り上げるだろう。藤井JT杯覇者と同じ愛知県出身であり、地元話を盛り込んだ解説にも期待したい。



■「JTプロ公式戦」トーナメント表


※タイトル・段位は2024年9月20日現在のものです。

■ABEMAでの生中継スケジュール

※放送開始時間は変更になる可能性があります。

■大会協賛趣旨(JTグループ)
こどもから大人まで誰もが、将棋を自分らしく自由にとことん楽しめる。
みる・指す・ふれあう将棋日本シリーズだから体験できる心の豊かさを育む特別な「とき」がここにはあります。
ひとりひとりの心の豊かさを、もっと。JTグループは、将棋の魅力に寄り添い、将棋を愛するすべての人を応援しています。

■大会名義
主催/ 公益社団法人 日本将棋連盟、各地区新聞社(関東・大阪は日本将棋連盟のみ)
後援/ 文部科学省、開催地区地方自治体及び同教育委員会、開催地区青年会議所等
協賛/ JT、テーブルマーク 

■大会情報
大会公式ホームページ https://www.jti.co.jp/culture/shogi/index.html
「JT杯」公式X https://x.com/jt_shogi

■お問合せ
将棋日本シリーズ」総合事務局 TEL/03-5166-0290  E-mail/info@jt-shogi.jp
〒104-6039東京都中央区晴海1-8-10晴海トリトンスクエアX棟 (株)I&S BBDO内
※「棋士の写真」や「各種調査データ」の提供等もいたします。            
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