石川県観光大使・なすび、被災地ボランティアで“最も大切な行動”を解説「作業の手を止めても良いから……」
9月19日(木)、近藤さや香がDJを務めるラジオ番組「Lovely Day(ハート)」(FMヨコハマ・月曜から木曜9時~12時)が放送。
今回は俳優・タレントのなすびさんがゲストで出演。被災地の復興支援に精力的に取り組んでいるなすびさんは、福島県会津美里町の観光大使、また、能登半島地震の災害ボランティアへの参加を経て、石川県観光大使に就任しています。
そして、なすびさんが災害ボランティアを経験した経緯を語る中、復興現場の実情や現地の方が抱いている想いについて言及します。
近藤さん: 実際に色んなボランティアに参加してきたと思うんですけど、現地の方がなすびさんを通して伝えて欲しい思いとかが多かったんじゃないですか?
なすびさん: そうですね。やはり情報発信を含めてまだ進んでなかったりとか、色んな状況がニュースでは伝わってなかったりとかね。また誤解があったりとかもするので、「しっかり情報発信をしてくださいね」って言われることも多いんですけど、
近藤さん: そうですよね。
なすびさん: でも、大半の方たちは、 困っているけれども、皆さんに助けてもらうことが申し訳ないみたいなんです。
近藤さん: 「申し訳ない」って思っちゃうんですね。
なすびさん: 誰かの力を借りることが恥ずかしいって思ってしまう方も多いんですよね。やっぱり申し訳ないって思う気持ちが大きいみたいですね。
近藤さん: そういう人達にはどうしたらいいんですかね?
なすびさん: でもやっぱり、ボランティアの活動をしていると、「これはどういう風に皆さんって来てるの?」とか、「私達の近所でも困っている人がいるんだけど、どうやって頼めばいいの?」みたいに、ボランティアの頼み方がわからないっていう方も多いんですよね。
近藤さん: という事は、実際に行くことで感じられることって多いんじゃないですか?
なすびさん: そうですね。そこで何か行動が起こることによって、周りの人に気づきだったりとか、新しい行動のきっかけになったりしますよね。あとは、周りの皆さんが被災していると、自分達の辛さを話すのが、どうしても難しかったりするんですよね。
近藤さん: 「自分達だけじゃないしな……」って考えちゃいますよね。
なすびさん: なので僕らのような外部の人間が行って話を聞くことで、メンタル面が凄く落ち着くというかね。
近藤さん: 聞き役になるっていうことですね。
なすびさん: 僕は県とか自治体がやっている団体だけじゃなくて、RQ能登さんっていう任意団体でも活動しているんです。そこでは、「もちろん片付けだったりをするのも大事なんだけれども、現地の方の話をよく聞いて下さい。作業の手を止めても良いですから。そういう心のストレスとかを和らげるのも、ボランティアの大事な仕事ですよ」っていう考えに基づいているんですよ。
現地では被災した方とのコミュニケーションを大切にしているというなすびさん。さらに、これから支援したい方へのアドバイスとして「やっぱり(現地の物を)買って、食べて、応援ですよね! あとは旅行支援を利用したりとかね。実際に行かなくても物産展もありますから」と語り、現地に行かなくても被災地を応援できる手段を解説しました。
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