相鉄では「傘のお忘れ物」が約1年間で1.9ポイント減少。引き続き「使い捨て傘」の削減を目指します。
相鉄グループの相模鉄道(本社・横浜市西区、社長・千原 広司)と、傘のシェアリングサービス「アイカサ」を運営する株式会社Nature Innovation Group(本社:東京都新宿区、代表取締役:丸川照司、以下「アイカサ」)は9月18日(水)、相鉄線の全27駅の改札口付近にレンタルスポット(傘立て)を設置しました。これにより、相模鉄道は全駅の改札口付近にアイカサを設置した、初めての鉄道事業者となりました。
相模鉄道は、2022年11月に相鉄線の駅にアイカサの設置を開始し現在45か所に設置をしておりますが、エコに対する意識の高まりや近年頻発している局地的な集中豪雨の発生などを受けアイカサの利用機会が増加したことから、この度さらに41か所を増設し、合計で86か所に設置することといたしました。
相模鉄道とアイカサは、引き続きお忘れ物を含むビニール傘などの使い捨て傘の削減を行い、相鉄線を利用されるお客さまに雨の日でも便利で快適にご利用いただける環境を提供します。
※全改札口・・・かしわ台駅東口、ゆめが丘駅ソラトス改札口を除く
アイカサ(レンタルスポット)の増設背景
■2022年11月、相鉄本線の全17駅(計30カ所)で「アイカサ」を提供開始
アイカサは、2022年11月に、相鉄本線の全17駅(計30カ所)でレンタルスポット(傘立て)を新規設置し、「アイカサ」の提供を開始しました。また、相鉄本線へ設置したアイカサの利用増加に伴い、2023年3月には相鉄新横浜線の全2駅(計2カ所)、2023年6月に相鉄いずみ野線6駅(計8カ所)でレンタルスポット(傘立て)を追加で設置し、多くの方にご利用いただきました。
■2023年度の「傘のお忘れ物」は、全体の19.7%
相鉄グループが2024年6月に発表した「2023年度の駅や車内などでのお忘れ物状況をまとめた調査」では、2023年5月に新型コロナウイルス感染症が第5類感染症に移行し人々の移動が増えたことなどにより全体のお忘れ物の件数は、76,328件(昨年度+12.9%)となりました。
傘のお忘れ物も、2022年度 (14,591件)と同様に、2023年度はお忘れ物全体で最も多い「15,009本(約41件/日)」となっており、環境負荷や廃棄コストが大きな問題となっています。一方で、アイカサを提供開始した2022年度と比較すると傘のお忘れ物が全体に占める割合は減少し、全体割合としては1.9ポイント減少し、19.7%となりました。
今回、アイカサ初となる全駅の改札口付近にレンタルスポット(傘立て)を設置することにより、お忘れ物として廃棄処分されるビニール傘などの使い捨て傘の削減を行い、相鉄線沿線のお客さまに雨の日でも便利に快適に過ごしていただける環境の提供を目指します。
■相鉄線の駅(改札口付近)に設置したアイカサの利用件数の推移
実施概要について
■設置開始日:2024年9月18日(水)
レンタルスポット(傘立て)の設置以降、順次、サービスを開始します。
サービス提供状況は「アイカサ」公式アプリよりご確認ください。
< アイカサ アプリダウンロード >
■レンタルスポット(傘立て)の新規設置場所
相鉄本線、相鉄いずみ野線、相鉄新横浜線 全27駅 41カ所(合計86カ所)
※設置場所の詳細はアイカサロケーションマップをご覧ください。
ご利用案内
■傘のシェアリングサービス『アイカサ』について
『アイカサ』は、“⾬の日を快適にハッピーに“と“使い捨て傘をゼロに“をミッションに2018年12月にサービスを開始した日本初の本格的な傘のシェアリングサービスです。突発的な⾬にもビニール傘をその都度購入せずに、駅や街中で丈夫でサステナブルな『アイカサ』を借り、⾬がやめば最寄りのレンタルスポット(傘立て)に傘を返却することでエコに貢献しながら※2手ぶらで便利に移動ができるのが特徴です。現在は、アプリ登録者数55万人を超え、東京駅や新宿駅をはじめとした都内全域と関東、関西、愛知、岡山、福岡、佐賀など14都道府県で展開し、スポット数1,600カ所以上に設置しています。傘がないことによって移動ができないことや、濡れて不快になることをなくし、一人一人が過ごしたい今を過ごせるよう「⾬の日のプラットフォーム」としてのインフラを構築、傘をシェアし、人にも地球にも愛ある社会づくりを構築します。
参照:環境省3R 原単位の算出方法より https://www.env.go.jp/press/files/jp/19747.pdf)
『アイカサ』アプリの登録はこちらから:https://www.i-kasa.com/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
関連記事