韓国太鼓(チャンゴ)演奏家のチェ・ジェチョル(崔在哲)氏を迎えた特別共演作品!「身体性、音楽性、精神性」を足元から見つめ、新しくも奥深い、そして鼓童らしさを兼ね備えた舞台をお楽しみください!




開催概要
日時 2024年12月14日(土)、15日(日)※両日とも13時開演 ※開場は開演の30分前
会場 京都芸術劇場 春秋座 (京都芸術大学内) 〒606-8271 京都市左京区北白川瓜生山2-116
チケット料金
 特典グッズ付きプレミアム席 12,000円(席数限定)
 一般 6,500円 / 京都芸術劇場友の会 6,000円 / 学生&ユース 3,000円(100席限定)
 ※ ユースは25歳以下が対象。学生&ユースは身分証明書をご提示下さい。※ 未就学児の入場はご遠慮ください。
演出 住吉佑太
出演 鼓童+チェ・ジェチョル(崔在哲)
鼓童出演者(予定)中込健太、小松崎正吾、住吉佑太、地代純、鶴見龍馬、北林玲央、木村佑太、平田裕貴、定成啓、中谷憧、新山萌、野仲純平
主催 京都芸術大学 舞台芸術研究センター
後援 京都市教育委員会、京都新聞、KBS京都
企画・製作 北前船
踏み鳴らす、大地の鼓動。「山踏み」


太鼓を叩きながら、山を登ってみる。
太鼓を叩きながら、坂をくだってみる。
海風に吹かれながら、山々に響く太鼓の音に耳をすます。

何時間もそうしていると、自分の意志で叩いているのか
自然にその音が鳴っているのか、分からなくなる。

「歩みの中から、生まれてくるリズム」

世界中の民族音楽は、常に「動作」と共にある。
重心の上下運動やその緩急、筋肉の緊張と緩和の連続が
必然的に音楽として反映されていく。

それらを1人1人の体験と体感として
この舞台の中心に置いてみたい。
演出・住吉佑太



太鼓芸能集団・鼓童について


新潟県佐渡島を拠点に太鼓を中心とした伝統的な音楽芸能に無限の可能性を見いだし、現代への再創造を試みる集団です。1981年、ベルリン芸術祭でデビュー。以来50以上の国と地域で7,000回を越える公演を行っています。2021年には創立40周年を迎えました。劇場公演のほか、小中高校生との交流を目的とした「交流学校公演」、ワールドミュージック・クラシック・ジャズ・ロック・ダンスパフォーマンスほか異なるジャンルの優れたアーティストとの共演や、世界の主要な国際芸術祭、映画音楽等へ多数参加しています。



太鼓芸能集団 鼓童 大解剖(発行:舞台芸術研究センター)
鼓童のホームである佐渡からの誕生の歴史などを、春秋座ならではの視点で鼓童を多角的に紹介しています。
こちらよりダウンロードいただけます。
https://k-pac.org/hp/wp-content/uploads/5cb3b567b8acfa95b6a66c7e189226d5.pdf
プロフィール
演出|住吉佑太(すみよし ゆうた)


小学2年生より和太鼓を始める。2010年研修所入所、2013年よりメンバー。舞台では主に太鼓、笛を担当。また、「結」、「巡」、「歩」など、舞台の要となる数々の楽曲を生み出す鼓童のサウンドメーカー。
2018年「巡 -MEGURU-」、鼓童浅草公演『歩』(2021年)を演出。2022年「ミチカケ」では音楽監督を担当。
また音源製作にも積極的に取り組み、デジタルアルバム「Alatane」、「兆」、「Tomorrow」、「鼓童撰集I」の製作に携わるほか、中込健太との前衛的即興打楽器ユニット「ケンタタクユウタタク」では、ライブ配信のほか、デジタルアルバム3作とカセットテープ「NAYUTA」「零音」を発表。
鼓童発の実験音楽レーベル「0on(ぜろおん)」を主催。太鼓音楽のみならず実験音楽やサウンドアートにも興味を持ち、新たな音楽表現の形を模索しつづける、鼓童の舞台のこれからを創りだすキーパーソンの一人である。
2021年、香川県文化芸術新人賞を受賞。



共演|崔在哲(チェ・ジェチョル)


1979年、大阪に生まれ、東京育ちの在日コリアン3世。ソルチャング(韓国太鼓の独奏)を軸にして民俗音楽、伝統音楽、現代音楽の垣根を越えて様々な音楽シーンで活動を行う。韓国太鼓の演奏の他、楽曲製作(作詞、作曲)、TVCM音楽製作(資生堂化粧品 2008春夏)、舞踏(田中泯)とのコラボレーション等も行う。2009年より日本と韓国の文化に触れる旅『Chango Walk』始める。「歩く生活、歩くリズム」を求めて、東海道五十三次(2009)、京都~博多(2010)、東京~韓国 星州(2015)、富士山詣(2016)、三陸沿岸(2018)、佐渡島一周(2021)の道のりを叩き歩いた。山、川、海、アスファルト、道端で感じるリズム、踊り、歌を表現のテーマとする。



公演の見どころ

写真上段左右・下段右 撮影:岡本隆史|写真下段左「サエキ囃子」との出会いとなった『冬祭(フユサイ)』(2023年2月)。鼓童メンバー小松崎正吾の研修所同期生である佐伯篤宣さんが大阪府交野市で主催している。撮影:足立雅子

I.チャンゴ演奏家のチェ・ジェチョル氏と共に鼓童の原点を探るプロジェクト型作品
この最新作にて、鼓童が共演するのは韓国の伝統打楽器である韓国太鼓(チャンゴ)演奏家のチェ・ジェチョル(崔在哲)氏。チェ氏は、太鼓のリズムと源流を追い求め、自身とチャンゴを深く理解するために始めた太鼓と共に遊行する『チャンゴウォーク』の活動を行っています。チェ氏との交友を端緒に、今年2024年1月から始めた「太鼓ウォーク」は、『山踏み』初演となる11月佐渡公演までに佐渡一周(約280キロ)をたたき歩くプロジェクト。より深い太鼓表現を求め、鼓童のホームである佐渡をなぞるように歩き太鼓をたたいてきたその音の向こうに、佐渡島と鼓童の原点を感じてみてください。

II.生まれたばかりの郷土芸能も交えた新たな舞台表現
鼓童の舞台は、鼓童が感動した日本各地の民俗芸能を地域の方から教わり佐渡に持ち帰って練り上げた演目やメンバー自身が旅先で出会った人々や風景、様々な音やリズムを糧に独自の表現として産み出された作品などが美しく構成されています。本公演では、鼓童の40年もの活動で培われ、これまでも看板演目として上演されてきた「三宅」や「大太鼓」などに加え、2021年に誕生したばかりの郷土芸能も交えた演出構成。元鼓童研修所修了生が地元で興した、歩きながら太鼓をたたく「サエキ囃子」を演奏する実験的な舞台に要注目です。

III.歩みの中から生まれてくる根源的なリズム
本公演の演出を担う鼓童のサウンドメーカー、住吉佑太が鼓童の原点に立ち返り、より深く、足腰から太鼓表現を見直すことを考えていた中、「歩みの中からうまれてくるリズム」を提唱するチェ氏、歩きながら太鼓をたたく「サエキ囃子」との出会いから作品作りに繋がったという本作。佐渡の自然の中で歩きながら見えてくる体験や、一緒に歩く中で五感で体得するリズムを探求し、作り上げる最新作かつ共演作です。太鼓の音の粒やより明確に美しく聞こえるヒノキ舞台を有する歌舞伎劇場・春秋座で鼓童が奏でる音の風景をお楽しみください。
チケット・予約関連情報
★特典付きプレミアム席
特典付きプレミアム席は、住吉佑太(鼓童・本公演 演出)×チェ・ジェチョル(崔在哲)による、公演の制作秘話、歩みから生まれてくるリズムとは!?【終演後のここでしか聴けない公演特別トーク】へのご招待と、【出演メンバーサイン入り公演ポスター、鼓童オリジナルグッズの太鼓ストラップ、佐渡の特産品】のプレゼント付きのお席です。特典グッズは公演当日、受付にてお渡しさせていただきます。
お席は席数限定・お一人様4枚まで
「公演の臨場感がより味わえる」特等席 ― 1列目中央席・5列目中央席・L列R列(左右)桟敷席最前列を先着順でお選びいただけます。
プレミアム席の販売は、京都芸術劇場チケットセンターおよびオンラインチケットセンターのみで販売いたします。

チケット取扱い
・京都芸術劇場チケットセンター 075-791-8240 (平日10時~17時)
・劇場オンラインチケットストア ※要会員登録(無料)https://k-pac.org/ticket/
・チケットぴあ https://t.pia.jp/
・イープラス https://eplus.jp/
・KBS京都事業部 075-431-8300
・KBSカルチャー 075-441-4161
※学生&ユースは劇場チケットセンター、劇場オンラインチケットストアのみ取り扱い。
※車椅子をご利用のお客様・足の不自由なお客様は、お電話にてお申込み・お問合せ下さい。(京都芸術劇場チケットセンター 075-791-8240)
※当劇場2階席への移動は階段のみとなります。

託児サービス(要事前予約)12月15日(日)は、託児サービスをご利用いただけます。
対象:生後6か月以上、7歳未満
料金:お子様1名に付き1,500円
申込期間:2024年9月26日(木)~12月6日(金)17時まで
予約・お問合せ ⇒ 舞台芸術研究センター 075-791-9207
京都芸術劇場(Studio21・春秋座)について
2001年に京都芸術大学(旧名称 京都造形芸術大学)内に開設された、国内の高等教育機関では初めて実現した大学運営による本格的な劇場です。主に歌舞伎の上演を想定してつくられた大劇場=春秋座と、主に現代演劇・ダンスの上演を想定してつくられた小劇場=studio21という、まったくタイプの異なる二つの空間から成り立っており、伝統演劇・芸能から最先端のマルチメディア・パフォーマンスまで、現代の多様な舞台芸術(=performing arts)を幅広くカバーできる施設を誇っています。
舞台芸術を通じて京都における伝統と創造の姿を全国へ、そして世界へと発信しています。
劇場Webサイト:https://k-pac.org/
Facebook:https://www.facebook.com/kyoto.art.theater
X(旧Twitter):https://x.com/KyotoArtTheater
Instagram:https://www.instagram.com/kyoto_art_theater/

<お問合せ学校法人瓜生山学園 京都芸術大学 舞台芸術研究センター
〒606-8271 京都市左京区北白川瓜生山2-116
TEL:075-791-9207  FAX:075-791-9438  URL:https://k-pac.org
担当: 藤井 h-fujii@office.kyoto-art.ac.jp
<広報用画像>メインビジュアルデータ・宣材写真はこちらからダウンロードできます。
https://xgf.nu/4iwz4 【ダウンロード期限:2024年12月31日(火)】
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