日本の四季を感じることが難しくなっている現代において、「本来の季節感」を取り戻す手助けをしてくれる新刊、『季節の兆しカレンダー』(石田郷子:監修)が2024年9月25日にダイヤモンド社から発売されます。



■11万部突破!『旬のカレンダー』、待望の続編
 日本の四季は、スイッチを切り替えるように突然変わるものではなく、徐々に移り変わっていきます。本書は、古来より季節の移り変わりを表現するために用いられてきた「二十四節気」と「七十二候」をベースに、四季の兆しを探し楽しむためのガイドブックです。本書を開くと、草花や鳥、空模様、そして行き交う人々の装いなど、日常の中で見逃しがちな「季節の兆し」に気づけるようになり、季節ごとに変化する自然や家のなかの様子を捉えることで、失われつつある季節感を取り戻し、より豊かな生活を楽しむことができるようになります。
 また、季節の兆しのなかには、幸運の兆しが隠れていることにも注目。「蝶がひらひらと近づいてきた」「てんとう虫が体にとまった」などの体験が、思わぬ幸運をもたらすことがあるかもしれません。加えて、七夕の短冊、節分の恵方巻きなど、古くから続く季節の風習を改めて見直すことは開運にもつながっていきます。
 季節の移り変わりを身近に感じることで、日本の美しい四季とその豊かな風景を改めて楽しむことができるようになる、古き良き日本の季節感を取り戻し、日常生活に彩りを加えることができる1冊です。

■目次

・立春・雨水・啓蟄・春分・清明・穀雨

・立夏・小満・芒種・夏至・小暑・大暑

・立秋・処暑・白露・秋分・寒露・霜降

・立冬・小雪・大雪・冬至・小寒・大寒

■『季節の兆しカレンダー』
監修者:石田郷子
定価:1,793円(税込)
発売日:2024年9月25日
発行:ダイヤモンド社
判型:A5判・並製・4C・256頁
https://www.amazon.co.jp/dp/4478121133/

■監修者プロフィール:石田郷子(いしだ きょうこ)
俳人、椋俳句会代表、俳人協会会員、日本文藝家協会会員、よみうり文芸(読売新聞地域版)選者、東京俳壇(東京新聞)選者。1958年、東京生まれ。父母ともに俳人の家庭に育ち、1986年に自身も山田みづえに師事し、俳句を始める。1997年、第一句集『秋の顔』にて、第20回俳人協会新人賞を受賞。目に入ったもの、受けた印象をそのまま、やさしい言葉でみずみずしく表現する作風が魅力。かつて住んだ東京都国立市の里山や、埼玉県飯能市の特に名栗地区(旧名栗村)を中心とした奥武蔵の山里を中心に、季語を求め、季節の兆しに触れることを目的に句会の仲間たちとともに日々探索している。句集に『木の名前』『草の王』(ともにふらんす堂)、著書に『季節と出合う 俳句七十二候』(NHK出版)、『新俳句・季語事典』全5巻(国土社)、監修書籍に『俳句でつかう 季語の花図鑑』『花と植物の俳句歳時記』(ともに山川出版社)など多数。

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