成蹊大学(東京都武蔵野市、学長:森 雄一)は、2024年10月15日(火)に成蹊大学Society 5.0研究所主催講演会「電子国家エストニア:日本が学べること」を開催します。




バルト三国の最北に位置し、バルト海に面するエストニアは、4.5 万平方キロメートルと日本の9分の1ほどの広さで人口も約 133 万人と小国ではあるが、最先端の「電子国家」であることから世界中から注目され、各国から多くの視察団も訪れている国である。 エストニアでは、ほとんどの行政手続きをオンラインで完結することができ、また、投票などの政治においてもデジタル技術が駆使されている。このような先進的な変革を果たせたのはなぜか。そこから得られる日本への示唆は何か。本講演会では、電子国家エストニアに精通する方々をお招きし、同国 についての貴重な情報に触れる機会を提供する。
概要は以下の通りです。

【開催日時】
2024年10月15日(火)【4限】15:00~16:40(開場14:50)


【会場・定員】
成蹊大学内(10月1日以降公式ウエブサイトに公開)・申込不要※直接会場にお越しください。

【出演者】 (敬称略・講演順)
・曽根原 千夏:日本エストニア友好協会理事
・北岡 元:元在エストニア日本国特命全権大使
・ラウル・アリキヴィ(Raul Allikivi):スタートアップ起業家/元エストニア経済通信省局次長

(司会)羽賀 由利子:成蹊大学法学部教授/Society 5.0研究所所員
プロフィール等詳細は公式ウェブサイト(https://www.seikei.ac.jp/university/sss/ )をご参照ください。


【資 格】どなたでもご参加いただけます。 
【主 催】成蹊大学 Society 5.0 研究所



<補足説明資料>

■「Society 5.0」について
サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の新たな社会のことです。狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く、5番目のSociety。ロボットやAI(人工知能)、IoT(モノのインターネット化)といった科学・技術の革新を推し進めるとともに、それを制御して現在と将来の人々にとって幸福なものとなる社会の構築を目指します。

■成蹊大学「Society 5.0研究所」について
2020年4月、その前年に開学70周年を迎えた成蹊大学が三菱創業150周年記念事業委員会からご支援を頂いて、Society 5.0研究所を開設しました。産官学のリーダーや研究者が分野を超えてスクラムを組み、Society 5.0を切り開くべく、以下の3つの柱を立てて、学融合的な研究と人材育成を行っています。
学融合的研究
技術進歩の社会的影響や倫理的課題等を学融合的に研究する。
連携実践活動
他機関(企業・自治体等)と連携して、社会課題解決に向けた実践的な活動を行う。
人材育成活動
大学の講座運営、小中高大用教材開発、小中高教員・民間企業等に向けた研修等を行う。

※ 今回の講演会は、2021年9月に開催した成蹊大学Society 5.0研究所開設記念フォーラム「Society 5.0を生きる」に続く17回目の企画となります。
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