近しい人が「がん」になったときにできるサポートについて学ぶ

医療法人医誠会(大阪府大阪市 代表者:谷 幸治)は、第191回ホロニクス公開医学講座『患者さんを支えるために知っておきたいこと 家族ができる抗がん剤治療中のサポート』をテーマにしたホロニクス公開講座を開催。
その模様を9月20日(金)に動画配信しました。
本講座は、「第2の患者」とも呼ばれるがん患者さんの家族ができるサポートについての動画をご覧いただけます。



▼YouTubeリンク




ホロニクス公開医学講座の詳細
がん治療は患者さんだけでなく、その闘病を支える家族や近しい人々にも大きな精神的負担がかかり、時には身体的にも影響を受けます。そのため「がん患者さんの家族(がん患者さんと関わりのある人)は第2の患者」と言われています。特に抗がん剤治療では副作用についても大きな不安を抱えることと思います。本講座では、がん治療中の患者さんを支えるために知っておくべき情報や、抗がん剤治療における支援のポイントについて解説しています。


1.揺れ動く患者さんの心
・手術による喪失体験
・抗がん剤治療に伴う精神症状
・痛みによるうつ症状
・意識に混乱をきたすせん妄

2.家族ができる療養生活の支援 
・食事、通院、仕事、気分転換、福祉サービスの利用

3.支えるあなたも大切です
・がん患者さんの家族は第2の患者

4.積極的な治療ができなくなったとき
・「つらい症状を和らげる」緩和ケア
・最後の時間の過ごし方と看取り

5.まとめ

講師
医療法人医誠会 医誠会国際総合病院
外来化学療法室 穴谷 理佳 がん化学療法看護認定看護師  

医療法人医誠会
医療法人医誠会は1979年に大阪市で創立され、ホロニクスグループとして大阪を中心に全国で病院、クリニック、介護老人保健施設などを運営しています。医誠会国際総合病院は47診療科、総職員数1,893名の体制※で、低侵襲治療、先進・先制医療、医療DX、本格的タスクシフト・タスクシェア、中央管制システム導入に取り組み、先進的かつ国際標準の総合病院を目指しています。地域医療に貢献するとともに、国際医療ツーリズムにも挑戦します。 また、救急医療では、24時間365日の体制で救急医療を提供しています。初期救急から2.5次救急患者を対象に診 療を行い、必要に応じて各診療科が支援する救急医療体制をとっています。救急車6台(ドクターカー4台・救急車2台)、医師12名、看護師24名、救急救命士30名で、「断らない救急」「待たせない救急」をスローガンに、様々な救急患者さんを受入れ、重症度によって医師・看護師が同乗する救急救命士3名体制の無料施設間搬送を行い、広域医療に取り組んでいます。その結果、令和3年度救急搬送件数が大阪府第1位、全国第10位となりました。 (出展:令和3 年度DPC 導入の影響評価に係る調査「退院患者調査」の結果報告について)
※ 2024年4月現在

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