『おはよう』(講談社)
100%ORANGE・及川賢治さんの新作絵本『おはよう』が、9月26日(木)に発売となりました。
絵本編集者・トムズボックスの土井章史さん渾身の帯文には「さんかくと しかくと まる が そろうと すごいことが なんとなく おこっているのです!」の文字が。まさにこの“なんとなく”すごいことが、ものすごいことになっている絵本です。
おとうさんも寝てしまったある夜… 一体何が起きるのか、起きないのか…?
イラストレーターユニット100%ORANGEとしても活躍し続けている及川賢治さんは、『まるさんかくぞう』『ねこのセーター』(文溪堂)や、第13回日本絵本賞大賞を受賞した『よしおくんが ぎゅうにゅうを こぼしてしまった おはなし』(岩崎書店)、『エルメスのえほん おさんぽステッチ』(講談社)など、数々の名作を生み出し続けています。
本書のアイデアは、及川さんが日課としている朝のお散歩にいったとき、ふっと思いつかれたのだといいます。忘れないように急いで家に帰って、そのまますぐにラフを描いたのだそう。
夜眠れないとき、身体を横にしたり、仰向けになったり、いろんな向きに動かすことはないでしょうか。この絵本は眠れない“ぼく”に起こった、どこまでもへんてこで、でも「なんだかわかるかも」と思えてしまう、愉快で親しみのわく体験を、どこまでもユーモラスに描いています。ぼくのもとに現れる不思議な△△は、一度読んだらきっと忘れられない衝撃をもたらすことでしょう。夢にも出てくるかもしれません。おやすみ前に読み聞かせるのにぴったりな、わくわくどきどき幸福なベッドタイムストーリー。
昨年新しく刊行された絵本雑誌「さがるまーた」の付録としても話題となった作品が、単行本として装いも新たに、待望の書籍化です。
△△とは……?
及川さんと、絵本編集者・土井さんによる「おはよう」制作秘話、創作の秘密に迫る…
特別対談記事はこちらから↓
対談記事 自分だけの「絵本」の作り方
対談記事 「絵本作りの魅力」を解剖!
●及川賢治(おいかわ・けんじ)
1975年千葉県生まれ。1990年代半ばから竹内繭子とのユニット、100%ORANGEとして活動を開始。イラスト、絵本、漫画など幅広く活躍中。『よしおくんが ぎゅうにゅうを こぼしてしまった おはなし』(岩崎書店)で第13回日本絵本賞大賞受賞。絵本の作品に『まるさんかくぞう』『ねこのセーター』(ともに文溪堂)、『エルメスのえほん おさんぽステッチ』(講談社)など多数。
『おはよう』
発売日:9月26日(木)
定価:1650円(税込)
発行:講談社
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