親子関係の変化も映す親の呼び方


あなたは自分の親を何と呼んでいますか? こう問われたとき、ほとんどの人は迷わず「お父さん」「お母さん」などと答えることでしょう。でも、一瞬間を置いて答える人もいるでしょう。
親子間の呼び方については、様々な研究が行われ発表されていますが、例えば「お父さん、お母さん」の場合、この親子は「一定の親子関係を認めていることを示している」とされています。そして幼少期に形成された親に対する愛情の中身も子どもの成長につれて変化していき、呼び方に影響が表れるとも言われます。

ナビットでは、全国の主婦を中心としたモニター会員1000人を対象に「親の呼び方」についてアンケートを実施して、呼び方の変化や自身が子どもからはどう呼ばれているかなどについても聞いてみました。

【調査概要】
・調査期間:2024年8月
・調査機関:株式会社ナビット
・調査対象:20代~80代の男女
・有効回答数:500人
・調査方法:Webアンケート

親の呼び方で困った人の割合は約3分の1


【調査】
質問:親の呼び方で困ったことはありますか?(対象:1000人)

親の呼び方で困ったことがあるかとの問いに「はい」と答えた人は324人で約3分の1。「いいえ」は676人で、「はい」と「いいえ」の比率はほぼ1対2となっています。幼少期には親に言われた呼び方を抵抗なく受け入れていると思われるので、「困った」という体験は成長過程での体験と推測できます。

父親を呼ぶ時きは「お父さん」が6割超


【調査】
質問:父親のことを何と呼んでいますか?(対象:1000人)

父親を呼ぶ時に最も多いのは「お父さん」で616人。他はぐんと減って、「パパ72人、「父さん52人、「親父36人などでした。

母親は「お母さん」が6割超


【調査】
質問:母親のことを何と呼んでいますか?(対象:1000人)

母親を呼ぶ時は「お母さん」がトップで614人。前問の「お父さん」とほぼ同じ割合ですね。他は「ママ75人、「母さん36人、「お袋23人などで、父親と母親の呼ばれ方の間には大きな違いはないようです。

昔に比べ呼び方は6割以上が「変わらない」


【調査】
質問:今の両親の呼び方は、昔と変わりましたか?(対象:1000人)

今の両親の呼び方は昔と比べ「変わった」が382人に対し、「変わらない」は618人。6割以上が昔も今も呼び方を続けていることがわかりました。

子どもから呼ばれるのは「お母さん」と「ママ」


【調査】
質問:子どもにはなんと呼ばれていますか?(フリー回答)(対象:1000人)

前4問とは逆に呼ばれる側で子どもから何と呼ばれているか質問してみました。子どもがいない人が半数近いので、有効回答は約500人。フリー回答形式なのでグラフでは示せませんが、「お母さん」と「ママ」がほぼ同数で、合わせると約300人。
回答者が親を呼ぶ場合に比べ、呼ばれる場合の変化で目立つ点を一つ挙げるとすれば、「ママ」がほぼ2倍に増えていることでしょうか。

回答の一部を原文のまま紹介しましょう。
・いない。いたらさん付け名前で呼んでほしい。
・お母さんと、ママ。こどもによって呼び方が違う。
・かーちゃん、ママ、お母さん(子供が4人おり、それぞれ違う呼び方です)。
・自分の父、母の呼び名も、自分の子にあわせて、じいじ、ばあばと呼ぶようになってしまった。
・名前で呼ばれています。小さい頃はママだったのですが、今は恥ずかしいそうです。


英語圏での親の呼び方は?


日本の家庭でも「パパ、ママ」など英語の呼び方の多いことがアンケートの結果に表れていますが、実際に英語圏での親の呼び方はどうなのでしょうか?
日本語の「あなた」「あんた」「貴女」「お前」などが英語では全て「You」なのと同様、実は英語は親の呼び方でも意外にシンプルなようです。
日本語の「お父さん、お母さん」に当たるのは「Mom/Dad」で、これが一般的な呼び方です。「パパ、ママ」に似ているのが「Mommy/Daddy」で、これは小さい子どもが使うのが普通のようです。そして最もフォーマルなのが「Father/Mother」で、家族の会話では使われることは少ないです。
日本人が自分の親を英語で紹介するときは、ほとんどが「My father/My mother」ではないでしょうか。

「1000人アンケート」とは


「1000人アンケート」は、回答モニター付きのアンケートサービスです。回答モニターは主婦を中心とした全国63,400人のうちの1000人がアンケートにお答えします。カード決済のWebサービスですので、24時間365日稼働しており、ビジネスのスピード感を阻害しません。プリセットを使ったアシスト機能で始めての方でも簡単にアンケートが始められます。


1000人アンケートの特長


1.アシスト機能を使って設問を自分で編集
2. 全国63,400人の主婦層(20代~)が最短2日で回答
3. データレポートやテキストマイニングも対応(オプション)
4. カード決済なのでいつでもアンケート実施が可能

1000人アンケート価格表



ナビットの「1000人アンケート」是非ご利用ください!

★「1000人アンケート」詳細はこちら★
https://survey.navit-research.jp/

★「1000人アンケート」お申し込みはこちら★
https://survey.navit-research.jp/welcome/sign_up

【会社概要】
■会社名 株式会社ナビット
■代表者 代表取締役 福井泰代
■設 立 2001年1月
■所在地 東京都千代田区九段南1-5-5 九段サウスサイドスクエア8F
■TEL 03-5215-5713
■FAX 03-5215-5702
■URL https://www.navit-j.com/
■E-Mail webmaster@navit-j.com

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<例>「株式会社ナビット(データ活用なう)が実施した調査結果によると…
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