装画:我喜屋位瑳務
株式会社文藝春秋(本社:千代田区紀尾井町 社長:飯窪成幸)は、『成瀬は天下をとりにいく』で本屋大賞を受賞した宮島未奈さんの最新作『婚活マエストロ』を10月25日に発売いたします。
本日、『婚活マエストロ』の書影を解禁!!
■書影について
謎めいた微笑を浮かべる美女と、彼女の周りで所在なげに佇む男性――婚活パーティーを運営する「ドリーム・ハピネス・プランニング」の伝説の司会者・鏡原奈緒子と、主人公・猪名川(いながわ)健人の二人を、人気イラストレーターの我喜屋位瑳務(がきやいさむ)さんが描きおろし!
キュートでポップな本作の魅力がぎゅぎゅっと詰まったカバーが完成しました。
■宮島未奈さんからのコメントが到着!
イラストを一目見た瞬間、「鏡原さんだ!」とうれしくなりました。
カバーの配色も気に入っています。
たくさんの人にお読みいただけると幸いです。
■『婚活マエストロ』内容紹介
40歳の三文ライター・猪名川(いながわ)健人は、婚活事業を営む「ドリーム・ハピネス・プランニング」の紹介記事の仕事を引き受ける。安っぽいホームページ、雑居ビルの小さな事務所……どう考えても怪しい。手作り感あふれる地味なパーティーに現れたのは、やけに姿勢のいいスーツ姿の美女・鏡原奈緒子。生真面目にマイクを握った彼女は、婚活業界では名を知らぬ者はいない〈婚活マエストロ〉だった。鏡原は何者なのか、なぜこんな会社で働いているのか……謎は深まるばかりだが、同社のイベントを手伝ううちに、これまで結婚に興味のなかった猪名川も、次第に「真面目に婚活するのも悪くないかもしれない」と思い始める。
■著者プロフィール
宮島未奈(みやじま・みな)
1983年静岡県生まれ。滋賀県在住。京都大学文学部卒業。2018年「二位の君」で第196回コバルト短編小説新人賞を受賞(宮島ムー名義)。2021年「ありがとう西武大津店」で第20回「女による女のためのR-18 文学賞」大賞、読者賞、友近賞をトリプル受賞。2023年、同作を含む連作短篇集『成瀬は天下を取りにいく』でデビューし、翌年本屋大賞を受賞した。
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