自動圧縮機能で通常の約4倍のごみが収納可能に!回収頻度の減少や環境負荷の低減を目指します




イベントページURL:https://www.odakyu-sc.com/l-mylord/event/#2582

 株式会社小田急SCディベロップメント(本社:東京都新宿区 取締役社長:細谷 和一郎)が運営する川崎市麻生区の商業施設「新百合ヶ丘エルミロード」(以下、「当施設」)は、実証実験として、2024年10月1日(火)~2025年1月上旬までの約3か月間、清掃業務の効率化と環境負荷の低減を目的に、施設内にスマートごみ箱「Reebo(リーボ)」を初設置します。


 「Reebo」は、株式会社エルコムが開発、製造を行うIoT・AI機能を活用したスマートごみ箱です。通常の約4倍のごみを収納可能な自動圧縮機能や遠隔監視システムにより、回収頻度の減少による清掃業務の負担軽減・環境負荷の低減が期待できるほか、TOPPAN株式会社の AI モニター搭載により、人流解析やサイネージ広告の投影機能を備えています。

スマートごみ箱「Reebo」 設置概要
設置期間:2024年10月1日(火)~2025年1月上旬
設置場所:新百合ヶ丘エルミロード B1F(10月1日(火)~11月中旬)/1F(11月中旬~1月上旬)
従業員休憩室(10月1日(火)~1月上旬)
台数:2台
大きさ:高さ:105cm 幅:49cm 奥行:46.5cm
容量:60L
機能:
・自動圧縮機能:通常の約4倍のごみを収納可能
・遠隔監視システム:ごみ箱内の状況をリアルタイムで把握可能
・AIモニター:人流解析やサイネージ広告の投影も可能
主な検証内容:
・清掃業務の効率化および環境負荷の軽減度合い
・人流解析やサイネージ広告の投影機能の効果検証



設置の背景と今後の展開
 近年、人手不足が深刻化する中、商業施設の清掃業務の効率化が求められています。特に、館内のごみ収集作業は、清掃スタッフが定期的にごみ箱を巡回してごみ袋を交換するという人的コストがかかるだけでなく、ごみが溢れて施設の美観を損ねるといった課題があります。こうした課題を解決するため、当社では、「Reebo」を導入し、実証実験を実施することとしました。

 これまで当社は、神奈川県が主催するベンチャー企業と大企業などによるオープンイノベーション促進事業「ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK:バク、運営:株式会社eiicon)」の2023年度の採択事業などにも参画してきました。今回の取り組みは、ベンチャー企業との共創に繋がる機会を提供する「BAK」内のプラットフォーム「BAK PARTNERS CONNECT」でのマッチングにより実現したものです。

 2024年11月にReeboの販売代理店となる株式会社平泉洋行が参加する海外プロジェクトにおいて、訪日するインドネシア技術団一行を招き、当社施設内でのReeboの活用状況や、廃棄物の分別、リサイクル活動に関する視察を予定しています。今回の視察や情報交換を通じて、インドネシアにおける持続可能な社会の実現に貢献できる機会となることを期待しております。

 今後も、本実証実験をふまえた「Reebo」の本格導入の検討を進めるほか、当社各商業施設の地域共生ステートメントとして掲げている「エキチカは、マチチカ、ヒトチカへ。」の実現にむけ、地域課題の解決や環境などに配慮したサステナビリティ活動の取り組みを推進してまいります。

参考
【参考1】 株式会社小田急SCディベロップメントについて
小田急グループにおける商業施設の運営・開発事業を一貫して担う会社として、2020年4月1日に設立されました。
URL:https://www.odakyu-scd.co.jp/




【参考2】 株式会社小田急SCディベロップメントの「地域共生ステートメント」について
当社では、より地域社会の発展に貢献していくことを目的に、2022年12月に地域共生ステートメント「エキチカは、マチチカ、ヒトチカへ。」を新たに制定いたしました。
今後も、当社では小田急の商業施設がお客さまと地域をつなげる「接点」となることを目指し、様々な取り組みを展開してまいります。




【参考3】 新百合ヶ丘エルミロードについて
小田急線新百合ヶ丘駅前に位置する地上7階・地下1階建ての商業施設です。核店舗のイトーヨーカドーやOdakyu OXのほか、ファッションや生活雑貨、レストランなどの約90店の専門店で構成されています。

所在地:神奈川県川崎市麻生区上麻生1-4-1
開業年:1992年
アクセス:小田急線新百合ヶ丘駅徒歩1分
URL:https://www.odakyu-sc.com/l-mylord/
営業時間:
エルミロード専門店地下1階 10:00~21:00
1階~4階 10:00~20:30
5階レストランフロア 11:00~22:00
※一部、営業時間が異なる店舗や、営業時間を変更している店舗がございます。
※最新の営業時間は施設ホームページをご確認ください。







【参考4】 株式会社エルコムについて
『Improving the future~次世代の未来をつくる』を社是に地球環境や社会課題の解決のため技術開発を行う環境機器メーカー圧縮機をはじめ、プラスチックを再資源化する環境機器、省人化・省エネ型の自動融雪機器などの事業を展開しております。また、漂着プラスチックや企業プラスチックを発生元で有効利用することで海洋プラゼロを目指すクリーンオーシャンプロジェクトを発案し、25の企業、団体と様々な場所でプラスチック循環利用の実証プロジェクトを行っています。

会社名:株式会社エルコム
代表取締役社長:相馬 嵩央
設立日:1991年4月5日
HP:https://www.elcom-jp.com/



【参考5】 株式会社平泉洋行について
1920年(大正9年)の創業以来、化学品を中心に事業を展開。現在、主にゴム・樹脂製品を取り扱う『浩洋産業株式会社』、接着剤や注型剤などのポリウレタンを製造する『エッチ・アンド・ケー株式会社』の関連会社2社とともに、『平泉グループ』として、化学工業界に留まらず電機、機械、自動車、建設など幅広い分野に対し、新しい材料、そしてアイデアを提供しております。

会社名:株式会社平泉洋行
代表取締役社長:高濱 明
設立日:1950年6月29日
HP:https://www.heisengp.co.jp



【参考6】 ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)について
神奈川県による、県内に拠点を持つ大企業・中堅企業等と、質の高いベンチャー企業間の事業連携プロジェクト創出を目的とし、大企業・ベンチャー企業・研究機関・支援機関等が参画する協議会の運営を通してオープンイノベーションのコミュニティを形成する取り組みです。
HP:https://www.pref.kanagawa.jp/docs/sr4/cnt/f537611/bak01.html
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ