この度、機能性ウェアを製造・販売する株式会社りらいぶ(本社:宮城県、代表取締役 佐々木 貴史)は、高齢化率45%以上の徳島県美波町へ、企業版ふるさと納税制度を活用し、機能性ウェアを寄附いたします。


機能性ウェアを寄附する徳島県美波町


2024年9月15日に総務省が発表した統計によると、65歳以上人口は3625万人と過去最多で、総人口に占める65歳以上の人口割合も29.3%と過去最高になりました。一方で、65歳以上の就業者数は20年連続で増加し914万人とこちらも過去最多になり、定年後も就業している高齢者が多いことがわかります。働く高齢者が増えてきている中で、2019年に厚生労働省が作成した「健康寿命延伸プラン」では、2040年までに健康寿命を男女ともに2016年に比べて3年以上延伸し、75歳以上とすることを目標としています。国としても長く健康的な生活を送るような環境を整えることを重要課題としているといえます。

全国各地で高齢化が加速する中、徳島県美波町でも町の人口が2020年では6,222人に減少し、さらに高齢化率49.4%と少子高齢化が急速に進行しているのが課題です。町として活気あふれるにぎやかなまち作りのために、「“にぎやかそ”にぎやかな過疎の町 美波町」というキャッチフレーズを定め、町民と行政が一体となったまちづくりを推進しています。



寄付対象のリライブインナー
今回は高齢者が健康で、介護が必要な状態(フレイル状態※)を少しでも遅らせ、自立した生活が過ごせれるようにと、(株)りらいぶが製造販売する機能性ウェア「リライブウェア」を活用した実証実験が開始されることになりました。同社はこれまでも、岡山県新庄村や宮城県女川町などに企業版ふるさと納税制度を活用して、同社の製品を寄附した実績があります。

※フレイルとは・・・年齢とともに筋力や心身の活力が低下し、病気ではないが、介護が必要になりやすい、健康な状態と要介護状態の中間の段階を指します。






新崎人生氏による「じんせい体操」の様子
今回の寄附は過去最多の4000着の寄付に加え、10月5日に開催される美波町健康まつりにて配布します。健康まつりではフレイル予防体操指導者としても活躍している新崎人生氏によるイベントも同時開催され、健康寿命の延伸につながるように盛り上げていきます。
また、配布後は3か月後にアンケートも行い、機能性ウェアがどのように日々の生活のサポートに役立っているか、検証も行います。





美波町健康まつり2024概要
●日和佐地区
【日程】10/5(土)開場/13:30、開演/14:00
【場所】日和佐公民館3階(大集会室) 〒779-2305 徳島県海部郡美波町奥河内寺前153-1

●由岐地区
【日程】10/6(日)開場/13:30、開演/14:00
【場所】由岐公民館2階(大会議室) 〒779-2195 徳島県海部郡美波町西の地西地50-1

今回寄附する「リライブウェア」は、着用すると血行が促進されるというものです。トルマリンなどの鉱石を練りこんだインクがシャツの前面と背面にプリント加工され、そこから遠赤外線が放出されるという仕組みです。高齢者の健康寿命の延伸に、機能性ウェアがどのように貢献できるか、継続的に取り組んでいきます。
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