神奈川・茅ヶ崎にある「熊澤酒造」初めての書籍『湘南の楽園、熊澤酒造 四季折々の愉しみ』が2024年9月27日(金)に発売。代官山 蔦屋書店にて10/1(火)~27(日)で物販フェアを開催中!




株式会社主婦の友社は、神奈川・茅ヶ崎にある「熊澤酒造」の書籍『湘南の楽園、熊澤酒造 四季折々の愉しみ』(https://www.amazon.co.jp/dp/4074601095を2024年9月27日(金)に発売いたしました。

「熊澤酒造」は1972(明治5)年創業、湘南最後の蔵元

日本酒づくりは、毎年9月から翌4月まで行われる。現在、杜氏は1名、蔵人は6名。


JR東海道線の茅ヶ崎駅でJR相模線に乗りかえ北へ2駅、JR香川駅で降りて徒歩7分ほど。熊澤酒造の煙突が見えてきます。近くにパワースポットとして人気の寒川神社のあるこの場所は、昔から水田の広がる水のおいしい地域です。熊澤酒造はこの地で酒を醸して150年以上になる、湘南に残された最後の蔵元になります。

なぜ、熊澤酒造は“湘南の楽園”といわれるのか

中庭にメタセコイアの木を植えたのは、1996(平成8)年。当時は木々のないコンクリートの地面だった。

入り口を入って緑のトンネルを抜けると、大きなメタセコイアの木が見えてきます。木のベンチを置いた中庭には、四季折々、木々が芽吹き、花々が咲き、野菜マーケットに人が集まり、オープンテラスやレストランでは老いも若きもおいしい食事とおしゃべりに興じて、つい時間を忘れてしまうほど。

1919(大正8)年の酒蔵の壁は、4月になるとナニワイバラが満開に。

日本酒づくりは、毎年9月から翌4月まで行われます。蔵人が昼夜連動して、こまやかな心配りを重ね、どの工程にも人の手が入り、心を込めて清酒を醸します。

その酒造りがひと段落する4月中旬に、毎年2日間行われる、酒と食、音を楽しむ日本酒のお祭りが「酒蔵フェスト」です。敷地内のレストラン「蔵元料理 天青」「モキチトラットリア」の料理人が腕を振るう湘南らしい料理とおいしいお酒、音楽を楽しむお客さんでいっぱいになります。


熊澤酒造の三大イベントのひとつ、酒蔵フェスト。新緑の気持ちいい季節に、料理と酒、音楽を求め、人が集まる。


1996(平成8)年、神奈川県初のクラフトビールを発売

年間約40種類を製造するほど、ビールのバリエーションも多い。

熊澤酒造はクラフトビール「湘南ビール」も醸造しています。ドイツでビール職人を見つけて呼び寄せ、試行錯誤を重ねてビール醸造を学び、神奈川県ではどこよりも早く、1996(平成8)年にクラフトビール「湘南ビール」を発売しました。

通年商品は「ピルスナー」「アルト」「シュバルツ」(ワールドビアカップ金賞受賞)、「IPA」のほか全6種類。ローカルプロダクトは、春夏秋冬の季節の旬の柑橘類やハーブなど、地元産の食材を使って醸造した限定シリーズ。「大磯こたつみかん」「サマーオレンジ」「ゆずエール」など9種類のほか、毎年新しい商品が生まれています。

ビールのお祭り、1999(平成17)年から毎年10月に3日間開催されている「オクトーバーフェスト」は、熊澤酒造最大のイベント。各レストランの特別メニューあり、屋台あり、ライブありで、心待ちにしている常連さんも多く、前売りチケットが売り切れるほどの盛況ぶり。


「オクトーバーフェスト」では入り口でチケットと引き換えにグラスを受けとり、おいしいお酒を味わい巡る。


朝10時30分から夜20時まで、飲んで食べて笑って。中庭で行われるライブは、夜になるほど大いに沸き、ひとつに。


敷地にはレストラン、カフェ、ギャラリーを併設
熊澤酒造の敷地内には、2つのレストラン、カフェ、ギャラリー&ショップもあります。

【蔵元料理 天青】は、代表銘柄「天青」の発売に向け、1918(大正7)年築の仕込み蔵を生かしながらフルリノベーションして、2002(平成14)年にオープンした日本料理店。

【モキチトラットリア】は、鎌倉山にあった築400年の古民家を2年半かけて移築して、2014(平成26)年にリニューアルオープンしたダイニングレストラン。

築400年の古民家を生かした「モキチトラットリア」には、北欧やイギリスの古い照明や椅子がよくなじむ。

【モキチカフェ】は、青森の古民家を8年の歳月を経て移築、熊澤家の土蔵と合体させて、2015(平成27)年にオープンしたカフェで、パン&スイーツ&ソーセージ工房を併設しています。

【モキチギャラリー&ショップ】は、敷地内に大正末期に建てられた道具修繕工場をリノベーションして、2011(平成23)年にオープンしたギャラリー&ショップ。主に地元・湘南在住のクラフト作家&アーティストによる作品の展示・販売を行っています。


地元の作家28組の作品販売のほか、新しいアーティストの個展も開催。古道具や古本など掘り出し物が多い。


敷地には、2018年に開業した「ちがさき・もあな保育園」も。毎年3月の卒園式は、遊び場の森でみんなで祝う。


「よっぱらいは日本を豊かにする」(社是)

1993(平成5)年、現6代目社長(左)の入社後、社是が決まった。

廃業寸前の酒蔵を引き継いだのが、蔵元家の長男、熊澤茂吉。大学卒業後、アメリカ放浪中に呼び戻された、24歳の若造だった。

社長になって、30年あまり――。

社員5名のつぶれかけた酒蔵を、どのようにして立て直したのか。コンクリートの地面だった場所を、どのようにして四季折々の自然を楽しめる中庭に変えていったか。
季節を彩る木々や草花、湘南の地で醸すお酒と蔵元らしい料理を求め、訪れた人の心のすみずみまで開放してくれるようなこの場所の気持ちよさや自由さは、どのようにして生まれたのか。
その長い長い話は、……また、別の機会に。

「アメリカで感じた、だれかが好き勝手につくった心ときめく場所をつくってみたいという思いは、今も変わることはありません。長い時間をかけて変化をくり返しながら、そうなってしまったような場所が好きなのです」(6代目蔵元・熊澤茂吉)

10/1~27の間、代官山 蔦屋書店でフェアを開催中!

代官山 蔦屋書店の(代官山駅にいちばん近い)3号館「旅の小部屋」がフェアの開催場所。

東京・代官山にある代官山 蔦屋書店では、発売記念フェアを開催中です。代表銘柄「天青」をはじめ、「湘南ビール」の数々、クラフトジン白天狗などのお酒、焼き菓子のほか、オリジナルTシャツや古道具なども販売しています。

■熊澤酒造株式会社
1872(明治5)年、創業。
神奈川県茅ケ崎市香川にある、湘南に残された最後の蔵元。
1993年、廃業寸前の家業を引き継いだのが、
大学卒業後にアメリカを放浪していた熊澤家の長男、6代目になる熊澤茂吉。
1996年に地ビール『湘南ビール』、2001年に代表銘柄『天青』を発売。
レストラン事業は1996年「湘南麦酒蔵」に始まり、
「mokichi baker & sweets」「蔵元料理 天青」、
2005年に茅ケ崎駅北口に「MOKICHI FOODS GARDEN」、
2011年に藤沢駅南口に「MOKICHI CRAFTBEER」を開店。
敷地内に「okeba gallery & shop」「MOKICHI TRATTORIA」を開業。
2022年には鎌倉・長谷に「MOKICHI KAMAKURA」を開店する。
近年は日本酒、ビールのほか、クラフトジンやウィスキーづくり、
酒米やホップの自社栽培にも力を入れている。

https://kumazawa.jp/
http://www.instagram.com/kumazawabrewing/

■書誌情報



書名:湘南の楽園、熊澤酒造 四季折々の愉しみ
著者:熊澤酒造株式会社
発売日:2024年9月27日(金)
定価:2420円(税込)
判型/仕様:B5判/並製 ソフトカバー
ページ数:200ページ
ISBN:978-4-07-460109-7
発売:主婦の友社
【Amazon】https://www.amazon.co.jp/dp/4074601095
【楽天ブックス】https://books.rakuten.co.jp/rb/17974196/
※電子書籍も好評発売中

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