なんでもハラスメントになりうる時代に、リーダーが知っておくべきパワハラの境界線がわかる本、『それ、パワハラですよ?』(梅澤康二:著/若林杏樹:マンガ)が2024年10月16日にダイヤモンド社から発売されます。
■「パワハラ上司」になりたくないすべての人へ
今、職場において「ハラスメント」の概念がますます重要視されており、特にリーダー層にとってはその理解が欠かせない時代になりました。
15年にわたり、人事労務の現場で被害者・加害者の双方から多数の相談を受けてきた著者の経験によると、「よかれと思った指導がパワハラと思われているケースが非常に多い」といいます。そこには、「自分としては普通の指導やコミュニケーションをとっているつもりだった」、もしくは「許される行為だと思っていた」という思い込みがあることが多いと指摘します。このような思い込みによって行動しないためには、「パワハラについての知識」をしっかり身につけることが不可欠です。
本書では、パワハラに当たるかどうかの判断が難しい「グレーゾーン」を85の事例をもとに具体的に解説。事例を読むうちに、「パワハラ」と「指導」のぼんやりとしていた境界線がはっきりと見えてくるようになるはずです。
昭和、平成の時代の上下関係とは異なり、令和のリーダーには「思いやり」や「配慮」が求められています。パワハラを理解すると、職場だけでなく日常的に関わる人、誰に対しても対等な配慮の目線が自然と身につき、よりよい人間関係を築くことができるようになるでしょう。結果的に1人ひとりの心理的安全性が保たれ、生き生きと働ける社会をつくるきっかけになる1冊です。
■目次(一部抜粋)
第1章 熱の入りすぎた指導、キケンです!
01 この叱り方、パワハラになる?
02 圧の強い長文メール、送っていませんか?
08 大量の仕事や未経験の仕事を任せたら、パワハラになる?
第2章 バカにする、無視する…… その言動、一発アウト!
15 どこからが「セクハラ」になるの?
17 「飲みにケーション」は過去の産物!?
19 無視したらパワハラになる?
第3章 残業、土日出勤、有休…… 部下の働き方に配慮してる?
22 残業、土日出勤……やらせすぎるとアウトになるラインは?
23 定時外の仕事、会議設定……どこまでOK?
25 リモートワークをやめて出社するように求める
第4章 異動させる、退職を促す…… どこまで許される?
27 メンタル病んでいそうな人に休職をすすめてもいい?
28 妊娠・出産。子育てする人に差をつけていい?
30 本人の望まない異動。どこまでOK?
第5章 同僚、部下、顧客…… その他のハラスメント
32 同僚・部下の行為もパワハラになる?
33 顧客から理不尽なことを求められた!
■『それ、パワハラですよ?』
著者:梅澤康二/マンガ:若林杏樹
定価:1,870円(税込)
発売日:2024年10月16日
発行:ダイヤモンド社
判型:四六判・並製・1C・368頁
https://www.amazon.co.jp/dp/4478119538/
■著者プロフィール:梅澤康二(うめざわ・こうじ)
弁護士法人プラム綜合法律事務所代表、弁護士(第二東京弁護士会 会員)。2006年司法試験(旧試験)合格、2007年東京大学法学部卒業、2008年最高裁判所司法研修所修了、2008年アンダーソン・毛利・友常法律事務所入所、2014年同事務所退所、同年プラム綜合法律事務所設立。主な業務分野は、労務全般の対応(労働事件、労使トラブル、組合対応、規程の作成・整備、各種セミナーの実施、その他企業内の労務リスクの分析と検討)、紛争等の対応(訴訟・労働審判・民事調停等の法的手続及びクレーム・協議、交渉等の非法的手続)、その他企業法務全般の相談など。著書に『ハラスメントの正しい知識と対応』(ビジネス教育出版社)がある。
■漫画家プロフィール:若林杏樹(わかばやし・あんじゅ)
漫画家。普通の人が聞きづらい「ぶっちゃけどうなの?」の部分を、わかりやすく漫画にするのが得意。共著に『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!』『貯金すらまともにできていませんが この先ずっとお金に困らない方法を教えてください!』(共にサンクチュアリ出版)などがある。
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