『クロワッサン特別編集 家計簿2025』2024年10月15日発売




株式会社マガジンハウス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:鉄尾周一)は、MAGAZINE HOUSE MOOK『クロワッサン特別編集 家計簿2025』を、2024年10月15日に発売いたします。

物価が上がって家計が苦しい・・・上手にやりくりするコツは家計簿にあり!
世界情勢の緊迫が続くなか、元旦から能登半島地震に見舞われた2024年。豪雨や猛暑などによる異常気象の被害も相次ぎました。物価の高騰や円安に加え、株価も乱高下。混迷する世の中にあって、将来への不安は尽きません。

そんな不安な時代を豊かに生き抜くためのアイテムとして、今「家計簿」が再注目されています。20~80代の男女を対象にした調査では、約9割の人が家計に関する不安を感じており、約8割の人が家計簿をつけたことがあると回答しています。
しかし、家計簿をつけ始めても挫折してしまう人が多い現状があります。家計簿をつけるのに挫折しない秘訣はあるのでしょうか。


ファイナンシャルプランナーの畠中雅子さんは、
家計簿は、きちんとつけないと意味がないと真面目な人ほど思いがち。でも挫折するくらいなら、多少アバウトでも続けるほうが大切だ

と言います。1日から末日までもれなくつけなくちゃいけない、金額も1円単位まで合っていないといけないと力むと、合わなくなったときに挫折してしまいます。きっちりつけるのが難しければ、多少合わなくてもよしと考えてみてはいかがでしょうか。


たとえば1円単位は捨てて、10円単位でつける。それでもお金の流れを把握するのには十分です。また注意すべきは、suicaなどチャージ式の交通系ICカードを使っている場合の記帳の仕方です。チャージした日、使った日、さらに残額も全部記そうとすると複雑すぎる……これが昨今、家計簿を挫折する大きな理由になっています。大切なのは、チャージしたときに記帳するか、使ったときに記帳するかのルールを決め、そのルールを変えないことです。

月々に一定額を使うことが決まっている人は、チャージしたときに記帳するのがおすすめ。月によって使う金額に幅がある人は、使うたびに記帳するのが向いています。そして残高はあえて追わない。そうすることで、家計簿をつける負担が減ります。”支出の全体像がわかればいい”と割り切って、自分なりに続けやすいオリジナルのルールを決めていくことが大切です。


気をつけたいのは、貯蓄を目的化しないこと。お金をたくさん貯めたからといって、不安が消えるわけではありません。「これで絶対に安心」という金額に上限はないからです。不安から解放されるために必要なのは「お金をコントロールできている」という感覚。収入の範囲でやりくりして貯蓄をするだけでなく、やりたいと思うこと、ほしいと思うものにも一定の額をちゃんと使えているでしょうか。将来に備えることと同じくらい、今を楽しむことは大切です。

家計簿は”お金のコントロール力”を養うための、いわば実践の場です。自分にとって本当に必要なものとそうでないものを取捨選択し、お金の使い方を軌道修正していくための指標として、家計簿を大いに役立てていきましょう!

特別インタビュー
ファイナンシャルプランナー畠中雅子さん
「不安な時代を豊かに生き抜く賢い家計管理術Q&A」
・家計簿で攻守のバランス調整
・「知らずに損」を防ぐ制度変更チェック
・助成金&ポイント徹底活用
・医療費と老後資金の見直し etc.


見開き1週間・月間収支表・暮らしに役立つコラム他、毎週のプチ情報も満載! 
長年にわかった改善を重ね、満足度No.1として評価されている家計簿です。


■書誌情報
書名  :クロワッサン特別編集 家計簿2025
著者  :マガジンハウス編
発売日 :2024年10月15日
価格  :590円(税込)
仕様  :B5判・204ページ
ISBN:978-4-8387-5697-1
発行  :株式会社マガジンハウス
URL :https://magazineworld.jp/books/paper/5697/
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