宮崎市は、HPVワクチンのキャッチアップ接種費用助成を3回目のみ令和7年度まで独自に延長します。これにより、令和6年度高校1年生から今年度27歳になる女性の方は、令和7年1月までに1回目の接種を受ければ、3回目の接種まで無料で受けられます。国の制度では令和6年度末までに3回接種を終える必要があり、期限が迫っていますが、今回の延長により多くの対象者が自己負担することなく接種を受けられるようになります。


宮崎市は、子宮頸がんの原因となるHPV(ヒトパピローマウイルス)感染症の予防のため、HPVワクチンの接種費用助成を3回目のみ独自に延長します。対象は、令和6年度高校1年生から今年度で27歳になる女性です。国の制度では令和6年度末までに3回の接種を完了する必要があり、接種間隔を考慮すると期限が迫っていますが、今回の延長により、令和6年度中に2回接種を受ければ、3回目の接種費用は令和7年度末まで市独自で助成します。
HPVワクチンは、接種により子宮頸がんを約9割予防できると期待されています。多くの若い女性が、将来に安心して家庭や社会で活躍できるよう、市は積極的に接種を呼びかけています。

キャッチアップ接種対象者については、8月の接種件数は約2,600件と、これまで最多であった令和6年3月の約1,200件を大きく上回る結果となりました。また、各年4~8月の接種件数を見ますと、これまでの取組みの成果もあり、今年度は令和4年度と比べて6倍となっており、接種が急速に進んでいることが分かります。
キャッチアップ接種対象者の接種率は約60%。今回の延長により接種率70%を目指すとともに、対象者への個別通知など、周知活動にも引き続き力を入れていく方針です。
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