2024年11月4日(月)まで
一般社団法人ふくしま海と緑のプロジェクトは、JR東日本と連携し、海洋体験学習イベントに参加した小学生が学習の成果として描いたコラージュを、中吊り広告として2024年10月1日(火)より常磐線の車内に掲示を開始いたしました。2024年夏に開催された「海と日本PROJECT シン・常磐もの調査隊」の参加児童が、イベントを通して、学んだ内容をもとに「メッセージ」と「コラージュ」を作成しました。それらをデザインしたポスターを常磐線内で11月4日(月)まで期間限定で掲示しております。この活動は、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
一般社団法人ふくしま海と緑のプロジェクトは、2024年7月31日(水)~ 8月1日(木)1泊2日で、福島県内の小学5、6年生の20名を対象とした海洋体験学習イベント「海と日本PROJECT シン・常磐もの調査隊」を実施いたしました。
イベントでは、近年漁獲量が増えている「イセエビ」「タチウオ」を「シン・常磐もの」として名づけ、近年の海水温上昇などの影響によりふくしまの海に起きている変化と、持続可能な資源への取り組みを学びました。イベントで学んだ内容を、より多くの人にも知ってもらうために、参加者は班ごとに「メッセージ」と「コラージュ」を制作しました。
イセエビ班のメッセージは「栄養満点、新鮮、おいしい 常磐もの ~人や魚、地球のために ごみを捨てないようにしよう~」。タチウオ班のメッセージは、「~温暖化を防いで常磐ものを守ろう!!~ 魚と人は、助け合い!」です。
そして、「イセエビ」と「タチウオ」のコラージュを作成しました。各々がフェルトや色紙などを使用し、十人十色のコラージュが完成。最終的には、イベントにも帯同した、いわき出身のアーティスト金澤裕子さんが、メッセージとコラージュをデザインし、児童たちの想いが詰まったポスターが仕上がりました。
▼イベントの様子はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002802.000077920.html
10月12日(土)には実際に中吊りが掲示されている常磐線を参加者とその家族で一緒に見学する「常磐線中吊り見学会」を開催。7名のイベント参加者が、実際に掲示されているポスターを初めて見る機会となりました。児童たちはポスターを見て、「自分の作ったコラージュがこのように飾られるのが嬉しい」「頑張って作った作品なので、いろんな人に見てもらいたい」と喜びを浮かべていました。
また、常磐線中吊り見学会ではイベントの2日間の内容をクイズ形式で振り返りました。2か月前のイベントにも関わらず、「講師として教えてくれた方の名前は?」などの問題に、参加者はすぐに手を挙げ、答えていました。また、コラージュの指導とポスター制作を担当した、金澤裕子さんも参加し、みんなのコラージュ制作に対して「最初からすごく集中して制作しており、クオリティが高いコラージュ作品が出来上がっている」とお褒めの言葉が。見学会では、金澤さんの活動内容や、金澤さんの作品を元に絵を描く技法や、どの様な想いで「勿来の海」を描いたのかなどを教えてくれました。
見学会には、参加者のご家族も一緒に参加し、「コラージュで、イセエビの丈夫さや、硬さを表現していたり、タチウオでは、(色合いで)今の海を表現していたので、驚きました」「描いた作品が(常磐線を利用する)多くの方に見られるのがすごいと思った」などの感想が聞かれました。
色とりどりの「イセエビ」と「タチウオ」が描かれたポスターは、期間限定で10月28日まで、常磐線の複数編成の内、1編成(全車両)の中吊り広告枠で上野駅~高萩駅の間で掲載、10月29日から11月4日まで土浦駅~草野駅の間で運行中(※土浦駅~草野駅は、全車両での掲載ではございません)です。常磐線へ乗車される方々に、イベントを通して学んだ「海」に関するメッセージを届けます。
ぜひいろんなコラージュで彩られている「イセエビ」「タチウオ」を、そして福島の「海」に関するメッセージをご覧ください。
<企画概要>
・「海と日本PROJECT シン・常磐もの調査隊」中吊りポスター
・掲載期間:10月1日~11月4日
・掲載区間:常磐線 上野駅~高萩駅(10月1日~10月28日)
※10両×26編成、5両×40編成の内、1編成(全車両)の全中吊り枠で掲載
常磐線 土浦駅~草野駅(10月29日~11月4日)
※指定期間中の中吊り枠一部で掲載
<団体概要>
団体名称:一般社団法人 ふくしま海と緑のプロジェクト
URL:https://fukushima.uminohi.jp/
活動内容:福島県の海への理解を促進し、魅力ある福島の海を未来に残すため、イベントや情報発信を推進し、また、海洋ごみ削減のために多くの県民参加型の全県一斉ごみ拾い活動等、県民の意識や行動を変え、次世代を担う子どもたちに海を中心に福島の美しい自然を守り、大切にする心を育てる活動を行っています。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
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