災害時、利用団体間の在庫情報共有で、迅速・効率的な支援要請が可能に




株式会社アクアリーフ(本社:神奈川県平塚市、代表取締役 長谷川 智史、以下 アクアリーフ)は、自社の提供する「フードバンク業務管理システム」に、広域災害に対する支援機能をリリースしました。

今回のバージョンアップは、災害の発生時にシステム運営者(アクアリーフ)が発行する「被災時専用のQRコード」を被災地のフードバンク団体が読み取ることで、あらかじめ同意を得ている他のフードバンク団体(本システムの利用団体)が保有する寄付品の在庫情報を一覧で確認できるというものです。
これにより、被災地のフードバンク団体が被災地外の各団体に対して、必要な物資の支援要請を迅速かつ効率的に行うことができます。
支援要請の受発信間のスムーズなコミュニケーションは被災地の復興に重要です。

災害が発生すると被災地では様々な混乱が生じます。なかでも、被災地のフードバンク団体が必要な物資の支援要請をしようにも各団体の在庫状況が分からない為、多方面へ連絡をとることが必須となり、必要な物資を確保することに時間がかかってしまいます。
そこで、「被災時の協力について互いに同意済の団体間」において、団体ごとに保有している寄付品の種類や在庫数を把握できるようにしました。これにより、多忙な被災地のフードバンク団体は、必要な団体へのみ発信をすればよく、支援要請の効率化・迅速化が実現します。

近年では、規模が大きい地震や水害・土砂災害などが多く発生し、南海トラフ地震の発生も警戒される中、今後ますます被災地への迅速な支援が求められます。
本バージョンアップにより一人でも多くの被災者へ適切で迅速な支援が届くよう、さらなる尽力してまいります。

「フードバンク業務管理システム」とは


フードバンク業管理システムロゴ


フードバンク活動を支援する目的で開発されたフードバンク業務に特化したクラウド型システムです。
フードバンクの活動現場で必要とされる、食品寄附に関する煩雑な作業工程を効率化できる在庫管理、実績管理、個人情報管理等、様々な機能が搭載されています。

特にトレーサビリティ機能の搭載により、寄付品の追跡ができることで、「いつ・何を・誰から誰に(企業や個人の寄付者 → 生活困窮者や子ども食堂等の受益者)」のトレース情報を寄付企業に提供することができます。これにより、寄付企業は税制優遇を受けやすくなり、食品寄附の促進、食品ロス対策に繋がります。

本システムは「特許 第7400036号」を利用しています。
また、情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格「ISO27001」を認証取得しています。

尚、本システムは、神奈川県平塚市が「令和2年度市民提案型協働事業(平塚市食品ロス削減事業並びに相対的貧困解消事業における「食品ロス対策WEBシステム」)」として、地元フードバンク団体であるフードバンクひらつか(現:認定NPO法人フードバンク湘南)と協働し、株式会社アクアリーフが開発したものです。
株式会社アクアリーフは、2022年7月に認定NPO法人フードバンク湘南の承諾を得て全国のフードバンク事業者向けに本システムを一般リリースしました。

【主な機能】
- 在庫管理機能 (入出庫処理)
- 賞味期限管理、食品アレルゲン管理等
- トレーサビリティ機能
- 実績管理(寄付実績の集計)
- 個人情報管理 (寄付者、受益者)


フードバンク業務管理システム 公式HP
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【会社紹介】
・株式会社アクアリーフ
・設立:2004年11月(創業2001年6月)
・代表者:代表取締役 長谷川智史(はせがわ ともふみ)
・業務内容:業務系 ASP(クラウド型)システムの提供
株式会社アクアリーフHP
フードバンク業務管理システムHP

※株式会社アクアリーフは、「商品管理システム及びプログラム(特許第7400036号)」に関するライセンスを、特許権者である長谷川智史との契約により取得しています。
※「アクアリーフ(R)」は登録商標です(第5145105号(第35,41,42類)

【お問い合わせ先】
本件に関するお問い合わせは、下記までお寄せ下さい。

株式会社アクアリーフ フードバンク・システム事業部
〒254-0811 神奈川県平塚市八重咲町7-28 神奈中八重咲町ビル4F
TEL:050-1790-1193
FAX:0463-63-1401
E-mail:info@foodbank.systems
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