高校生直木賞受賞作家が描く、救いと勇気の物語。彩瀬まる著『川のほとりで羽化するぼくら』2024年10月25日(金)発売

株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、取締役 代表執行役社長 CEO:夏野剛)は、『森があふれる』などで海外からも高い評価を受ける作家の彩瀬まる(あやせ・まる)氏の連作短編集『川のほとりで羽化するぼくら』(角川文庫)を2024年10月25日(金)に発売いたします。また、2024年11月7日(木)までの期間限定で収録作「わたれない」を全文無料試し読み公開中です。



男らしく、女らしく。夫婦だから、親だから――。
あなたを縛るしがらみを、そっとほどいてくれる希望と勇気の物語。

「おっぱいがほしい」仕事を辞め我が子の育児に奮闘中の暁彦は妻にそうこぼした。男の自分ができること、やると変だとされることの狭間で悩む中、とある育児ブログを発見する。ひょんなことからそのブログの著者と会うことになり……。(「わたれない」)

男性目線で描かれる性差や役割を問う「わたれない」をはじめ、七夕伝説の織女と牛飼いが天の国を離反する「ながれゆく」。生殖システムが劇的に変化した国を舞台に、男女・夫婦・家の概念を問う「ゆれながら」。結婚して数十年、年老いた妻が自分の人生を見つめ直す「ひかるほし」。
男女のしがらみという川を越え、新たな景色に連れていってくれる4編を収録しています。

1編まるまる試し読み!


文庫判発売を記念して、収録作「わたれない」がすべて読める試し読みページを、文芸WEBマガジンのカドブンnote出張所にて開設。
2週間限定ですので、このタイミングにぜひお読み下さい!

▼『川のほとりで羽化するぼくら』収録「わたれない」期間限定全文試し読み
https://note.com/kadobun_note/n/n3b52d0b656c6
※2024年10月25日(金)12時~2024年11月7日(木)17時59分まで

Xプレゼントキャンペーンを実施!


さらに! フォロー&リポストで『川のほとりで羽化するぼくら』140文字のオリジナル小説がその場で読めるプレゼントキャンペーンが11月1日(金)よりスタート!

▼キャンペーンの詳細は、11月1日(金)にKADOKAWA文芸WEBマガジン「カドブン」Xアカウントにて発表予定です。
https://x.com/Kadobunofficial
※2024年11月1日(金)10時~11月14日(木)23時59分まで


書店員さんから応援の声続々!




書誌情報


書名:川のほとりで羽化するぼくら
著者:彩瀬まる
装画:竹浪音羽
装丁:坂詰佳苗
レーベル:角川文庫
発売日:2024年10月25日(金)※電子書籍同日配信
定価:770円(本体700円+税)
判型:文庫判
頁数:208頁
ISBN:978-4-04-114856-3
発行:株式会社KADOKAWA

KADOKAWAオフィシャルサイト 書誌詳細ページ
https://www.kadokawa.co.jp/product/322312000897/
出版書誌データベース本書ページ
https://www.books.or.jp/book-details/9784041148563

著者プロフィール


彩瀬まる(あやせ・まる)
1986年、千葉県生まれ。2010年『花に眩む』で第9回「女による女のためのR-18文学賞」読者賞を受賞しデビュー。16年『やがて海へと届く』で第38回野間文芸新人賞候補、17年『くちなし』で第158回直木賞候補、第5回高校生直木賞受賞、19年『森があふれる』で第36回織田作之助賞候補、21年『新しい星』で第166回直木賞候補。他の著書に『あのひとは蜘蛛を潰せない』『骨を彩いろどる』『朝が来るまでそばにいる』『まだ温かい鍋を抱いておやすみ』『草原のサーカス』『花に埋もれる』『なんどでも生まれる』等がある。繊細かつ美しい筆致で多くの読者を魅了しており、海外でも高い評価を受ける。
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