収納ボックス・隙間収納などの収納グッズを自宅で利用していますか。収納スペースの収納力や利便性を上げたいときに活躍する収納グッズ。今回はそんな「収納グッズの活用状況」についてアンケート調査しました。利便性が向上したという意見もある一方で、収納グッズの失敗談や「不満が残る」という声も多数聞こえてきました。一体なぜでしょうか。もっと快適な収納環境にしたい方、収納グッズを使っても不満が残る方、必見です。
収納ボックスや隙間収納家具などを使用している・したことがある人は多数
今回のアンケートは、全国にお住まいの方を対象に行い、全国・地域別の統計結果を解説していきます。回答者が特に多かった関東地方(32.0%)については、詳細エリアについても分析していきます。
アンケートでははじめに、収納ボックスや隙間収納家具などの収納グッズを使用している、またはしたことがあるか尋ねました。
今回のアンケートでは、収納グッズの使用経験がある方は合わせて9割以上(関東96.1%・全国96.8%)でした。
現在の利用状況を踏まえた詳しい内訳は
- 収納グッズを(現在も)使用している:関東88.3%・全国85.0%
- 使用している物と使用をやめた物がある:関東7.0%・全国9.3%
- 使用していた:関東0.8%・全国2.5%
という結果で、現在も収納グッズを使用している方が最も多く、9割弱でした。
なお、今まで収納グッズを使用したことがない方は関東3.9%・全国3.3%と少数派で、収納グッズは収納スペースの収納力・利便性を上げる必須アイテムといえるようです。
住環境タイプ別(戸建・マンション・アパート等)では、収納グッズの利用率はファミリー向けマンション(97.4%)が特に高く、利用経験があると答えた方全てが現在も利用を続けていました。
また、使用経験のある収納グッズについても尋ねました。
【使用経験のある収納グッズ トップ10】
- 「収納ボックス」: 関東第1位/80.5%・全国第1位/78.5%
- 「収納ケース」: 関東第2位/59.3%・全国第2位/56.7%
- 「蓋付き収納ボックス」: 関東第3位/49.6%・全国第3位/48.6%
- 「衣装ケース」: 関東第4位/41.5%・全国同率第3位/48.6%
- 「ファイルボックス」: 関東第5位/30.1%・全国第5位/26.5%
- 「フック」: 関東第6位/26.8%・全国第6位/25.5%
- 「収納ワゴン」: 関東第7位/25.2%・全国第7位/22.6%
- 「キッチントレー」: 関東第8位/13.8%・全国第8位/13.9%
- 「持ち手付き収納ケース」: 関東第9位/12.2%・全国第10位/9.7%
- 「隙間収納ラック」: 関東第10位/10.6%・全国第9位/10%
関東・全国で第9位・第10位以外はランキング内容は同一で、特に多かったのは収納ボックスが約8割(関東80.5%・全国78.5%)・収納ケースが約6割(関東59.3%・全国56.7%)・蓋付き収納ボックスが約5割(関東49.6%・全国48.6%)、衣装ケースが全国で約5割(48.6%)で、それぞれ約半数またはそれ以上の方が使用していました。
収納グッズを十分使いこなせている方は少ない
アンケートでは次に、収納グッズを上手に使えていると思うか尋ねました。
収納グッズを上手に「使えている」方は約2割(関東22.0%・全国21.1%)にとどまりました。
「多少使えている」(が十分には使えていない)が最も多い約6割(関東61.8%・全国58.5%)、「使えていない」が約2割(関東16.3%・全国20.4%)、合わせて約8割(関東78.1%・全国78.9%)の方が収納グッズを十分に使いこなせていないと感じていることがわかりました。
関東の地域別では、収納グッズを使いこなせていないと感じている方の割合は、東京都23区外(86.7%)・埼玉県南部(83.3%)、住環境タイプ別ではファミリー向けアパート(87.5%)・戸建(81.3%)で高い割合でした。
また、収納グッズを使って自宅内のものがスッキリしたと感じるかについても尋ねました。
収納グッズで自宅内のモノが「とてもスッキリした」方はわずか2割台(関東23.6%・全国25.5%)でした。
「多少スッキリした」(が十分ではない)が最も多い6割台(関東65.9%・全国61.3%)、「あまりスッキリしなかった」が1割台(関東10.6%・全国18.1%)、合わせて7割台(関東76.5%・全国74.5%)の方が収納グッズを使っても自宅内のモノがスッキリしきれていないと感じていることがわかりました。
関東の地域別では、収納グッズを使っても自宅内のモノがスッキリしきれていないと感じている方の割合は、千葉県北部(90.0%)・神奈川県東部(80.8%)・東京都23区外(80.0%)・埼玉県南部(79.2%)で高く、収納グッズを使いこなせていないと感じている方の割合が高かった東京都23区外・埼玉県南部が含まれていました。
また、関東の住環境タイプ別では単身者向けアパート(93.8%)・戸建(81.3%)で高い割合でした。
■User's Voice
元々部屋が狭いので収納グッズも場所を取る。
(40代・会社員)
ある程度は収納ボックスに入っても、まだまだ収納ボックスに入っていない物もあるため完全にスッキリとは言えない。
(40代・会社員)
【収納ピット】収納グッズが使いこなしづらいと感じる方が多いエリアにも!
◆東京都23区外エリアのトランクルーム
東京都東久留米市:https://www.syuno-pit.biz/spot/tokyo/higashikurume-city
東京都東村山市:https://www.syuno-pit.biz/spot/tokyo/higashimurayama-city
◆埼玉県南部エリアのトランクルーム
埼玉県川越市:https://www.syuno-pit.biz/spot/saitama/kawagoe-city
埼玉県越谷市:https://www.syuno-pit.biz/spot/saitama/koshigaya-city
収納グッズを使用して「いた」方の使用をやめた理由
収納グッズの使用状況では、使用していた(が今はしていない)・使用している物と使用をやめた物があるという方が合わせて1割程度でした。
収納グッズを使わないようになった理由についてアンケートで尋ねました。
収納グッズは便利さだけでなく「自宅に合うか」が大切
関東・全国ともランキング内容は同一で、第1位は「無計画に購入してしまった(関東41.4%・全国38.6%)」と答えた方でした。収納グッズの商品を魅力的に感じて積極的に購入したものの、自宅では置き場所がしっくりこなかったり、日々の生活で使いづらくなってしまう方は多いようです。
関連して、第4位の「サイズが合わなかった(関東24.1%・全国27.3%)」・第5位の「複数個購入したが全部は使わなかった(関東20.7%・全国21.6%)」という意見もありました。
収納グッズは、自宅の収納に関して困っていることや、自宅の特定の場所(クローゼット・キッチン収納など)での収納悩みに応じて、その具体的な問題を解決することに特化したものを選ぶことが失敗しない秘訣かもしれません。そうすれば、サイズ・商品の形状・個数も適切な物を選びやすく、収納の利便性が上がるのではないでしょうか。
機能性が高くても使いづらい収納グッズも
第2位は「逆に収納が面倒になってしまった(関東34.5%・全国27.3%)」でした。また第3位は収納グッズ自体が「使い勝手がよくなかった(関東27.6%・全国34.1%)」でした。
アイデア商品として魅力的な収納グッズも実際には使いにくかったり、自宅での配置の兼ね合いで出し入れしづらい場合や、中途半端な隙間のデッドスペースができたりすることもあります。
また、元々まとめて入れていたものが収納グッズの仕切りで細分化されてしまうなど、パッと出し入れしづらく面倒になってしまうこともあるようです。
利便性を上げるための収納グッズで、皮肉にも新たに不便なことができてしまう状態となっている方も多いことがわかりました。
商品の謳い文句に飛びつくのではなく、自宅での使い方を想定し、可能な限り実際の収納グッズを見て・触って選ぶことが大切なのかもしれません。
収納グッズを使用する際に工夫したこと
アンケートでは次に、収納グッズを使用する際に工夫したことがあるかについて尋ねたところ、約半数(関東47.9%・全国45.7%)が工夫していることがあると答えました。具体的に工夫したことを尋ねてみました。
統一感を持たせて「わが家流」に調整
関東・全国とも第1位は「同じ種類のボックス等で統一(関東56.1%・全国59.2%)」することでした。見た目的にスッキリすることはもちろんですが、サイズが統一して並べて配置する際にも段差・隙間ができにくく、積み重ねやすくなります。収納スペースの高さ・幅・奥行きを十分に活かして収納力を上げるのに効率的です。
また、関東・全国とも第3位の「仕切りを活用(関東38.6%・全国27.0%)」や「ラベルで見やすく(関東第4位/28.1%・全国第6位/20.1%)」など、単に収納グッズをそのまま使うのでなく、統一感・収納計画・収納ルールづくりなど「わが家流」に調整して活用している方が多いようです。
自宅の収納グッズが使えるスペースに合わせる
関東・全国とも第2位は「事前に収納する場所のサイズを計測(50.9%・55.2%)」でした。
実際にサイズを測って準備することで、置き場所が確保できるかのチェックはもちろん、実際に使う時に問題となることに気づける場合もあります。
例えばクローゼットの中に収納ボックスを置く際など、置く場所に十分な広さはあっても扉や柱に引っかかってきれいに入れられない・引き出しが壁に当たって十分開かないなど、頭の中でイメージするだけでは気付けない問題があります。
収納グッズを使うとき、これらのちょっとしたトラブルで使えない・使いづらくストレスになることもあります。
また、「ベッド下や洗濯機横の隙間などを利用(関東第4位/28.1%・全国第4位/24.7%)」・「取り出しやすい形状のボックス・ラック等を選ぶ(関東第6位/24.6%・全国同率第4位/24.7%)」など、実際に自宅で使うことを想定した収納グッズ選びがカギとなっていることがわかりました。
収納グッズだけでは自宅内の整理整頓やスッキリ感は得られない
さまざまな工夫で「自宅に合う」収納グッズを選定し、「わが家流」にカスタマイズして活用している方が多いことがわかりました。
ここまでのアンケートをふりかえり、収納グッズを単に使用するだけでなく、収納グッズを活用することで「整理整頓された自宅環境づくり」ができることが大きなメリットであることがわかってきました。
では実際、収納グッズを使うことで自宅内の整理整頓がしやすくなり、スッキリ感が得られ、自宅環境が整った状態につながっているのでしょうか。アンケートで尋ねました。
今回のアンケートでは、収納グッズで自宅内の整理整頓がしやすくなりスッキリ感が「とても得られた」と感じている方は約5割(関東50.8%・全国54.7%)でしたが、残念ながら十分には得られなかった(「得られない」「多少得られた」)と答えた方も約5割(関東49.1%・全国45.2%)でした。
内訳は
- 得られない:関東5.7%・全国8.4%
- 多少得られた:関東43.4%・全国36.8%
という結果でした。
収納グッズで自宅内の整理整頓やスッキリ感が十分には得られなかったと答えた方は、関東の地域別では千葉県北部(70.0%)・埼玉県南部(60.9%)・東京都23区外(60.0%)、住環境タイプ別では集合住宅(66.7%)・単身者向けアパート(62.5%)で高い割合でした。
収納グッズによって整理整頓された収納環境が整うかはまさに「半々」の状態でしたが、収納グッズを使ってよかったこと・よくなかったことについても尋ね、多かった内容をまとめました。
【収納グッズを使ってよかったこと】
- モノの置き場所がわかりやすくなった
- 細々としたものがまとめられ収納できた
- 部屋の見た目がスッキリした
- 荷物の出し入れがスムーズになった
- 部屋の「使えるスペース」が増えた
【収納グッズを使ってよくなかったこと】
- 収納グッズ自体の購入・維持コスト(劣化・破損)
- 収納グッズを使っても収納場所が足りない
- 収納グッズ自体が場所をとって圧迫感がある
- 収納グッズ内が散らかる・詰め込まれたまま放置される
- 収納グッズ内のものがチェックしにくい・使いこなせない
- 荷物の出し入れが一手間増えるなど面倒になった
収納グッズにモノを収納することで部屋などが散らかりづらくなり、モノの定位置が決まって出し入れがスムーズにできるようになった一方、収納グッズを使っても収納スペースが足らず、モノがしまいきれなかったり、収納グッズ内にゆとりなくモノが詰め込まれた状態になっている方が多いことがわかりました。
また、収納グッズ自体が壊れやすく、維持管理が大変という意見がかなり多く、収納グッズ自体が場所を取って手狭になったり生活感が出ると悩む方も多く見受けられました。
【収納ピット】収納グッズを使っても自宅がスッキリしないと感じやすいエリアにも!
◆千葉県北部エリアのトランクルーム
千葉県船橋市:https://www.syuno-pit.biz/spot/chiba/funabashi-city
千葉県八千代市(2024年11月上旬OPEN予定):
https://www.syuno-pit.biz/spot/chiba/yachiyo-city
◆神奈川県東部エリアのトランクルーム
神奈川県横浜市:https://www.syuno-pit.biz/spot/kanagawa/yokohama-city
神奈川県川崎市:https://www.syuno-pit.biz/spot/kanagawa/kawasaki-city
収納グッズを使っても収納悩みが解消しきれない背景には「自宅スペース・収納スペースの少なさ」がネックとなっている場合が非常に多く見受けられました。そんな自宅・収納スペース不足の解消にはトランクルームの利用も便利です。
- 屋内トランクタイプのトランクルームを活用することで自宅の収納スペースの延長として安心の保管環境で保管できる
- 必要最低限のサイズに合わせた収納スペースをトランクルームを使って増やすことができ、リーズナブルに収納スペースが確保できる
- 普段使わないモノやシーズンオフのモノについて、使わない期間には自宅スペースを圧迫せず、使いたいときにいつでもすぐ取り出して使える
- 自宅のモノを日々の生活に使うモノにしぼることができ、収納スペースにスッキリ収納できるようになり、収納グッズを活用するとゆとりのある整理整頓しやすい収納環境を実現しやすくなる
というメリットがあります。
収納スペースが足りず、収納グッズを使っても自宅のモノに対して収納力が不足する場合がどうしても多いようです。収納グッズを使って自宅の収納環境をよくしたいと感じるなら、収納スペース不足解消についても検討してみてはいかがでしょうか。
【あなたのご自宅の近くにも!収納ピットのトランクルーム】おすすめ詳細エリア
◆東京都23区外エリアのトランクルーム
東京都東村山市久米川駅周辺:https://www.syuno-pit.biz/spot/tokyo/higashimurayama-city/kumegawa-sta
◆埼玉県南部エリアのトランクルーム
埼玉県越谷市越谷駅周辺:https://www.syuno-pit.biz/koshigaya3.html
◆千葉県北部エリアのトランクルーム
千葉県八千代市八千代台駅周辺(2024年11月上旬OPEN予定):
https://www.syuno-pit.biz/yachiyodai-apia.html
◆神奈川県東部エリアのトランクルーム
神奈川県川崎市川崎駅周辺:https://www.syuno-pit.biz/spot/kanagawa/kawasaki-city/kawasaki-kawasaki-ku/kawasaki-sta
調査結果を受けてのまとめ
今回はアンケート結果をもとに「収納グッズの活用状況」についてお話しました。
収納グッズの使用経験がある方は9割以上でしたが、使わなくなった収納グッズがある方(約1割)や収納グッズを十分に使いこなせていないと感じる方(約8割)が多々見受けられました。
収納グッズを使うには自宅に合った計画的な導入がカギとなり、収納ルールづくりなど「わが家流」に調整し有効活用している方が多いようです。
とはいえ、収納スペースが狭く、収納グッズを活用しても収納力がまだ足りないケースも非常に多く、収納グッズによって整理整頓された環境が整いスッキリしたと感じられるかどうかは「半々」というアンケート結果でした。
収納スペース不足を解消する選択肢として、トランクルームが便利です。自宅内のモノが生活ですぐ使いたいもの中心になれば、収納グッズを活用しながら整理整頓された環境が維持しやすくなり、日々の生活の質も向上します。
【調査概要】
調査対象:トランクルームユーザー調査
回答数:400サンプル
回答期間:2024年9月23日から9月26日までの4日間
調査方法:インターネットによるユーザーリサーチ
調査機関:自社調査
■会社概要
社名 :株式会社アンビシャス( https://www.ambitious8.biz/)
所在地 :〒542-0081 大阪市中央区南船場1丁目3-5 リプロ南船場8F
代表者 :代表取締役社長 徳永 暢也
資本金 :4,000万円
設立 :創業:平成17年10月28日、設立:平成18年7月25日
事業内容:トランクルーム投資「収納ピット」FC本部の運営
運営サービス「収納ピット」(https://www.syuno-pit.biz/)
不動産コンサルティング業
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
関連記事