株式会社主婦と生活社は2024年11月1日(金)に新刊『父のコートと母の杖』を発売します。



人気ムック『暮らしのおへそ』編集ディレクター・一田憲子さんが父と母を綴る初めてのエッセイ

昭和のモーレツ会社員で、バリバリ仕事をしてきた父。専業主婦としてそれを支えてきた母。いつまでも元気だと思っていた両親が、80代、90代になり、娘である自分がケアをしなくてはいけなくなったとき──。

「だんだんと体力が衰え、できないことが増える。自分の親にその『年齢』がやってきていることを知ったとき、訪れたのは「恐怖」だった。父や母が弱っていくことがイヤだ。いつまでも元気でいてほしい。もしそうでなくなったら、いったいどうしたらいいのだろう。(中略)そんなジタバタを経て、『老い』を受け入れなくては仕方がない、と理解し始めたときから、私は父や母と出会い直してきた気がする」(はじめにより)

現在進行形で老親と向き合う一田さんの実体験を綴った、新境地となるエッセイです。






◎目次より
大嫌いな親との再会 
父のコート 
母の杖と自立の教え 
アイロンかけは父の役目 
母のおしゃれ指南 
父の銀磨き 
ぶっきらぼうな母 
いばりん坊な父との会話 
年代ものの調理道具とカレー作り 
父からのメール 
無垢な母と小賢しい娘 
朝食はバタートースト 
母の自信 
老いる意味 
マイナスのアップデート 
父と母の誕生日に寄せて 
家事は「点」ではなく「線」で考える 
一田家のティータイム 
父の免許返納と私の運転 
親に甘えられない問題 
父と母の喧嘩遍歴 
育てられ方と、私らしさ 
心配しすぎ症候群 
介護ヘルパーさんと両親の見栄 
一田家のお出かけ 
両親は、尊敬できなくたっていいのだ 
80代も90代も、人生のはじめて 
家族の力関係 

撮影:黒川ひろみ
【著者紹介】一田憲子(いちだ・のりこ)さん
1964年生まれ。編集者・ライター。OLを経て編集プロダクションに転職後フリーライターとして女性誌、単行本の執筆などを手がける。企画から編集、執筆までを手がける『暮らしのおへそ』『大人になったら、着たい服』( ともに主婦と生活社)を立ち上げ、取材やイベントなどで、全国を飛び回る日々。『すべて話し方次第』(KADOKAWA )、『歳をとるのはこわいこと?』( 文藝春秋)ほか著書多数。暮らしのヒント、生きる知恵を綴るサイト「外の音、内の香」主宰。ポッドキャスト番組「暮らしのおへそラジオ」を配信中。https://ichidanoriko.com/




【書誌概要】書名:父のコートと母の杖
著者:一田憲子
発売日:2024年11月1日
定価:1650円(税込)
主婦と生活社HP:https://www.shufu.co.jp/bookmook/detail/978-4-391-16301-8/
[Amazon]https://www.amazon.co.jp/dp/4391163012
[楽天ブックス]https://books.rakuten.co.jp/rb/17996280





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