がん治療の最前線で活躍する医師と栄養士が監修した1冊!!



株式会社主婦の友社は、『国立がん研究センターの抗がん剤・放射線治療を乗り切って元気になる食事206』(https://www.amazon.co.jp/dp/4074598914/を2024年11月1日(金)に発売いたしました。

がん治療中の副作用の出方は人それぞれ


がんは体の細胞の中にある遺伝子が傷ついて変異し、増殖したもので、悪性腫瘍ともいいます。現在では、日本人の2人に1人が生涯でなんらかのがんになるといわれています。

がんの治療には、大きく分けて抗がん剤治療(薬物療法)と放射線治療、手術がありますが、治療中に出る副作用は本当に人それぞれ。強く出て、何も食べられなくなる場合もあれば、症状はあるものの軽度で、食事にさほど影響がない場合もあります。

どんな症状がどの程度出ているのか、いちばんわかるのは本人です。体調の変化を見ながら、食べられるときに食べられるものを少しずつ摂ることが大切です。

本書は、日本のがん治療のトップランナーである国立がん研究センターの医師と栄養士が監修した206レシピを掲載。副作用として現れがちな「食欲不振」「吐き気・嘔吐」「味覚変化」「口内炎・食道炎」「下痢」「便秘」の症状別に献立や単品レシピの提案をしています。

「献立に迷う!」の声におこたえして、朝、昼、夕の献立例を紹介


本書は副作用別に「朝・昼・夕」の献立案を紹介しているのが最大の特徴。病院の栄養相談でも「献立のたて方がわからない」との患者さん本人やご家族の声が多く寄せられるとのこと。


忙しい方のための「つくりおき」レシピも大充実!


働きながら治療をしている方も多い時代、頼れるのが「つくりおき」のレシピです。食欲の波がある治療中だからこそ、「今なら食べられそう!」というときにすぐに準備ができるのも「つくりおき」のいいところです。



組み合わせ自由な単品メニューも73品紹介


主食、主菜、副菜、汁物、デザートの単品レシピも73品紹介しています。各メニューにはどの副作用の方に適しているかのマークもついているので、自分の症状に合った食事の手助けに。


コンテンツ紹介


1章 家庭でできる食事の工夫
2章 朝・昼・夕の元気になれる!おすすめ献立
3章 つくりおき&とり分けメニュー
4章 主食・主菜・副菜・汁物・デザート 役立つレシピ73
・抗がん剤・放射線治療を乗り切るための基礎知識
・悩み別レシピ早見表

監修者紹介


全田 貞幹(ぜんだ さだもと)
国立研究開発法人 国立がん研究センター東病院 放射線治療科長、支持・緩和研究開発支援室長

医学博士。専門は放射線治療、頭頸部がん、支持療法。2000年防衛医科大学校卒業後、2014年東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科修了。静岡県立静岡がんセンター消化器内科、放射線治療科を経て2006年より国立がん研究センター東病院放射線治療科勤務。現職は放射線治療科長。2020年より支持・緩和研究開発支援室長を兼務。また、2015年より 国立がん研究センター中央病院支持療法開発部門を兼務し、日本がん支持療法研究グループ(J-SUPPORT)の運営に携わり、支持療法に関する研究者支援に取り組んでいる。

千歳 はるか(ちとせ はるか)
国立研究開発法人 国立がん研究センター中央病院 栄養管理室長

大学を卒業後、管理栄養士として6カ所の国立病院にて勤務。政策医療領域である精神疾患、神経・筋疾患や呼吸器疾患などの専門病院、急性期総合病院において栄養管理業務に従事。チーム医療では栄養サポートチーム、呼吸ケアチーム、緩和ケアチームなどで活動。2015年4月より国立がん研究センター東病院 栄養管理室長となり、がん患者・家族が抱える食事の不安や悩みに対し、症状別料理教室「柏の葉料理教室」を開催し支援活動を行う。2024年4月より現職。管理栄養士、栄養サポートチーム専門療法士、がん病態栄養専門管理栄養士、がん病態栄養専門管理栄養士研修指導師、病態栄養認定管理栄養士。

書誌情報



書名:国立がん研究センターの抗がん剤・放射線治療を乗り切って元気になる食事206
監修者:全田貞幹、千歳はるか
定価:1,980円(税込)
発売日:2024年11月1日(金)
判型・ページ数:B5判・176ページ
ISBN:978-4-07-459891-5
【Amazon】https://www.amazon.co.jp/dp/4074598914/
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電子書籍も同時発売

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