東京都では、夜間の観光振興の活性化に向けて、東京の夜を彩る新たな観光資源を作るため、代表的なランドマークである都庁第一本庁舎をキャンバスに光と音で多彩なアートを表現するプロジェクションマッピングを通年で上映しています。
このたび、今年の春に公開し、現在も大好評上映中の「ゴジラ」が登場する作品の第2弾を公開いたします。高い芸術性や世界をリードする技術・コンテンツ等によって生み出される本取組に、是非ご注目ください。
「TOKYO GODZILLAs」について
■ あらすじ
怪獣王ゴジラ70年の進化。『ゴジラ』から『ゴジラ-1.0』まで、歴代のゴジラが東京の街を襲う!都庁に現れるその姿が巨大なスクリーンに映し出され、時代を超えた迫力が観る者を惹きつける。最後に歴代ゴジラが一堂に会する圧倒的なフィナーレを見逃すな!
■ みどころ
・生誕70周年の節目に歴代のゴジラが登場
“初代ゴジラ”として親しまれているゴジラ(1954)、『ゴジラVSデストロイア』に登場し“バーニング
ゴジラ”として知られるゴジラ(1995)、『シン・ゴジラ』で人気を博したゴジラ(2016)、そして最新
作『ゴジラ-1.0』で世界中の注目を集めたゴジラ(2023)など総勢7体のゴジラが登場。是非、ゴジ
ラ70年の軌跡をお楽しみください。
・特撮とCGの融合で描く大迫力の完全オリジナル映像
前半パートは前作に引き続き、ゴジラスーツを用いて特撮とCGを組み合わせて撮影を行い、後半パ
ートはフルCGでゴジラが東京都内を蹂躙する映像を制作しました。特撮のリアリティとCGの最新技
術を駆使した、時代を超える映像美は必見です。
・白組と共に創り出す、かつてないゴジラ映像体験
本作では、前作で監督を務めた中川監督に加え、『シン・ゴジラ』や『ゴジラ-1.0』で映像制作を手
掛けた白組が参加しました。ゴジラの迫力や恐怖を、よりリアルに表現された圧巻の映像体験をとく
とご覧あれ!
■ 上映スケジュール
上映開始日:11月30日(土)
土日・祝日:17時30分~/18時30分~/19時30分~/20時30分~/21時30分~
※プロジェクションマッピングは上記の上映時間以外にも別のコンテンツを上映しています。
(詳細は特設サイトをご覧ください)
本作に登場する「ゴジラ」の作品
ゴジラと新宿のつながり
昨年公開されたゴジラ生誕70周年記念作品『ゴジラ-1.0』が世界中で大ヒットするなど、ゴジラは日本が誇る世界的人気コンテンツです。新宿エリアや都庁舎はそんなゴジラと深いゆかりのあるスポットです。
『ゴジラ』(1984)では西新宿を舞台に、超兵器「スーパーX」がゴジラを迎え撃ち、激戦を繰り広げました。また、『ゴジラVSキングギドラ』(1991)では劇中に都庁第一本庁舎が登場しました。
2015年には、新宿区歌舞伎町に全高12mのゴジラヘッドが誕生し、ゴジラは新宿観光特使に任命されました。
ゴジラとは
我々の前に姿を現して以来、その名を世界に轟かせている怪獣王。
1954年に公開されたシリーズ第1作目は観客動員数961万人という空前の大ヒットを記録。以来、日本国内だけで30本以上の映画が製作され、シリーズ累計の観客動員数は1億人を突破。現在に至るまで、老若男女問わず、幅広い人気と圧倒的な知名度を誇る。人智を超えた存在として描かれてきたゴジラは、時に人間が乗り越えるべき壁として、時に人間の味方としてスクリーンで活躍。作品のテーマに各時代の世相を反映させながら、その時代を生きる人々を魅了してきた。
その人気は海を越えて、ハリウッドでも実写映画化されており、ハリウッド版新作『ゴジラxコング 新たなる帝国』は北米をはじめ世界各地で大ヒットを記録。
都庁舎プロジェクションマッピング「TOKYO Night & Light」の概要
■ 開 催 日 : 荒天時等を除き、毎日上映
■ 投 影 面 :東京都庁第一本庁舎 東側壁面
■ 観覧場所:都民広場 (東京都新宿区西新宿2丁目8-1)
■上映時間 :17時30分/18時/18時30分/19時/19時30分/20時/
20時30分/21時/21時30分
(11月~翌1月は上記の時間に上映します。 以降の詳細なスケジュールは特設サイトを
ご覧ください)
■主 催 :東京都、東京プロジェクションマッピング実行委員会
■そ の 他:
・本事業では環境に配慮した取組を進めています。(グリーン電力の使用)
・本取組は「最大の建築物へのプロジェクションマッピングの展示(常設)」として
ギネス世界記録(TM)に認定されています。
(C) TOHO CO., LTD.
【参考】
「TOKYO GODZILLAs」クリエイターについて
企画・監修:東宝株式会社
映像制作 :株式会社東宝映像美術、エピスコープ株式会社、株式会社白組、
有限会社マリンポスト、株式会社エイド・ディーシーシー
監督 :中川和博
■中川和博|KAZUHIRO NAKAGAWA
樋口真嗣や三池崇史に師事し『シン・ゴジラ』(2016)などに監督助手として参加する傍ら、若手映画作家育成プロジェクトに選出され『さらば、ダイヤモンド』(2018)を監督。主な監督作に『フェス・ゴジラ』シリーズ(2019)『ウルトラマンブレーザー』(2023)などの特撮作品のほか『ダブル』(2022)『白暮のクロニクル』『量産型リコ』(2024)まで、幅広いジャンルを手掛けている。
夜間の観光振興の活性化に向けて
2023年版「世界の都市総合力ランキング(森記念財団都市戦略研究所)」によると、東京は、ロンドン、ニューヨークに次いで総合第3位に位置するものの、「ナイトライフ充実度」では30位に位置しており、夜間観光の振興の活性化が重要です。
こうした中、東京、ひいては日本の夜間の新たな観光資源として注目されているのが、高い芸術性や世界をリードする技術によって生み出される「プロジェクションマッピング」です。
都庁舎におけるプロジェクションマッピング「TOKYO Night & Light」では、プロジェクションマッピングの国際大会で高い評価を受けた国内外のクリエイターらが制作した映像を、40台の機器により精密かつ世界トップレベルの輝度で映し出します。その投影面積は13,904.956平方メートル で、「最大の建築物へのプロジェクションマッピングの展示(常設)」としてギネス世界記録(TM)に認定されています。
本取組は、令和6年(2024年)2月25日から開始し、これまでの間、海外からの方を含め、約39万人の方々にお楽しみいただいています(令和6年10月31日時点)。
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