ステージIVから復帰した希望の舞台
パルシステム共済生活協同組合連合会(本部:東京都新宿区、理事長:大信政一)は11月16日(土)14時から、がん治療を経験した歌手の堀ちえみさんと岸田徹さんによるオンライントークイベントを開催します。堀さんが、舌がんの治療とリハビリから得た経験や周囲への感謝など、岸田さんがインタビューし引き出します。
受診率2%の口腔がん検診
イベントは、希少がんである「胚細胞腫瘍」の経過観察中の岸田さんが司会を務めます。登壇するのは、2019年にステージIVの舌がんと左リンパ節への転移が見つかった堀さんです。
堀さんは、舌の6割超を切除した手術の直後、話し、食べ、歌うことへの絶望を抱いたそうです。イベントでは、歌手としての復帰を志し、医療従事者や家族の支えを受けてリハビリに向き合うまでの心の変化などを話してもらいます。がんを経験したからこそ自分の心が受けっとった「贈り物」を伝えてくれます。
口腔がんは認知度の低いがんのため、日本での検診受診率は2%と非常に低く、早期の発見と治療が困難な状況もあります。堀さんも長引く口内炎に悩まされ、医療機関に相談していましたが、ステージIVになるまで舌がんであることが分からないままでした。
堀さんは自身の経験から、検診による早期発見・治療の大切さを各地の講演会などで伝えています。今回の登壇は堀さんが、パルシステムグループの「がんに関する啓発アクション」の趣旨に共感し、実現しました。
▲登壇を予定する堀ちえみさん
▲司会を務める岸田徹さん
がんに関する啓発アクション
日本人の2人に1人が、生涯のうちで何らかのがんに罹患すると言われるなか、早期発見の検診啓発や治療選択の知識、患者の暮らし支援の周知がますます重要になっています。
パルシステムグループは、がん全般の正しい知識を広めるため、「がんに関する啓発アクション」に取り組みます。「もしも」に備える保障の案内に加え、「がんと食事」をテーマとする学習会や利用者向け広報など、がんへの罹患を自分ごととして捉えるきっかけづくりをしていきます。
パルシステムグループはこれからも、さまざまな立場の人たちの思いに寄り添い、誰もが暮らしやすい社会づくりを目指します。
がんに関する啓発アクション「舌がんステージ4から希望のステージへ」開催概要
【日時】2024年11月16日(土)14時~15時45分
【視聴URL】https://www.youtube.com/live/xnhRysyAuBo?app=desktop
※配信後、2025年3月末まで視聴可能
【参加費】無料
【主催】パルシステム共済生活協同組合連合会(福祉・たすけあい委員会)
【後援】一般社団法人口腔がん撲滅委員会
【企画詳細】https://www.palsystem-kyosai.coop/information/20241116_cancer.html
【登壇者】
堀 ちえみさん(歌手・タレント)
1967年、大阪府堺市生まれ。1982年に歌手デビューし、テレビやトークショーなどで幅広く活動する。
2019年、ステージ4の舌がんと左のリンパ節への転移が見つかる。舌の6割超とリンパ節を切除し、太腿組織の移植再建手術を受けた。著書に『Stage For~舌がん「ステージ4」から希望のステージへ』(扶桑社)。
岸田 徹さん(NPO法人がんノート代表理事)
1987年、大阪府高槻市生まれ。25歳で希少がんの胚細胞腫瘍(胎児性がん)に罹患し、抗がん剤治療と3回の手術を受けて経過観察中。2014年、自身の経験から患者側のリアルな情報の重要性を感じ、がん経験者へのインタビューYouTube番組「がんノート」を始めた。
パルシステム共済生活協同組合連合会
所在地:東京都新宿区大久保2-2-6、理事長:大信政一
経常収益:42.1億円、職員数:68人、共済・保険総保有件数52.2万件、出資金:20億円(2024年3月末現在)
HP:https://www.palsystem-kyosai.coop/
パルシステム生活協同組合連合会
所在地:東京都新宿区大久保2-2-6 、理事長:大信政一
13会員・統一事業システム利用会員総事業高2,541億円/組合員総数173.5万人(2024年3月末現在)
会員生協:パルシステム東京、パルシステム神奈川、パルシステム千葉、パルシステム埼玉、パルシステム茨城 栃木、パルシステム山梨 長野、パルシステム群馬、パルシステム福島、パルシステム静岡、パルシステム新潟ときめき、パルシステム共済連、埼玉県勤労者生協、あいコープみやぎ
HP:https://www.pal-system.co.jp/
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