家事分担の理想の割合は「5:5」、4割以上の女性は家事分担の割合に不満を抱いている

 株式会社一条工務店(代表取締役社長:岩田直樹)は、11月22日の「いい夫婦の日」を前に、共働きをしている既婚男女673名を対象に、「共働き夫婦の家事シェアに関する意識調査2024」を実施しました。調査概要は以下の通りです。


「共働き夫婦の家事シェアに関する意識調査2024」サマリー
■女性の約68%が家事の7割以上を担当している。
■家事分担の理想の割合は男女ともに「5:5」が1位。女性の半数以上は「自身が多めの方が理想」と回答。
■家事分担の割合に対して、男性の約86%が満足も、女性は約54%まで下がる。
■7割以上の夫婦は、家事分担のルールを決めていない。
■家事分担のルールを決めている夫婦の約3割は、お互い得意な家事を担当。
 家事分担のルールについて、男女ともに8割以上が守っていると回答。
■主に担当している家事は、女性:1位「料理」、2位「買い物」、3位「キッチンの掃除」。
 男性:1位「ゴミ出し」、2位「食器洗い」、3位「食器の片づけ」。
■女性が配偶者にもっと担当してもらいたい家事1位は、「トイレの掃除」。
 一方、男性が配偶者にもっと担当してもらいたい家事は、「特にない」が最多に。
■配偶者の家事に点数をつけるとしたら80点以上と回答した人が、男性では約7割。
 一方で女性は約3割にとどまる結果に。
■配偶者の家事に低い点数を付けた女性の理由1位は「言わないとやらない」で6割。
■女性が日々の家事で最も負担を感じるのは「料理」が1位で4割以上。
■できれば配偶者と一緒に行いたいと思っている家事1位は、男女ともに「料理」で3割以上。
■家事の負担を少なくするために購入した便利家電は、1位「ロボット掃除機」、2位「食器洗い乾燥機」、
 3位「電気ケトル」。


女性の約68%が家事の7割以上を担当。
 「家でのご自身の家事分担の割合はどの程度ですか?」と尋ねたところ、68.1%の女性が7割以上の家事を担当していることがわかりました。なお、男性は「3~4割」という回答が最も多く39.8%という結果になりました。(図1)

家事分担の理想の割合は男女ともに「5:5」が1位。女性の半数以上は「自身が多めの方が理想」と回答。
 「家事分担の理想の割合はどのくらいですか?」と尋ねたところ、「自身:配偶者=5:5」と回答した人が、女性33.2%、男性42.6%で男女ともに1位でしたが、半数以上の女性は自身の分担の割合を「6割以上」が理想と回答しました。(図2)

家事分担の割合に対して、男性の約86%が満足も、女性は約54%まで下がる。
「家事分担の割合に満足していますか?」と尋ねたところ、男性は「とても満足」、「満足」、「やや満足」と回答した人を合わせると、約86%の人が家事分担の割合に満足している一方で、女性は「とても満足」、「満足」、「やや満足」と回答した人が、約54%で、男女で満足度に差があることがわかりました。(図3)

家事分担のルールを決めていない夫婦は7割以上。
 「家事分担のルールを決めていますか?」と尋ねたところ、ルールを決めているという夫婦は27.8%で、7割以上の夫婦はルールを決めていないことがわかりました。(図4)

家事分担のルール1位は「お互い得意な家事を担当」。
8割以上の夫婦がお互いに家事分担のルールを守っている。
 家事分担のルールを決めていると回答した187名に「どのようなルールですか?」と尋ねたところ、「お互いに得意な家事を担当」という回答が最も多く、3割以上となりました。(図5)

 さらに、「家事分担のルールは守られていますか?」と尋ねたところ、「2人とも守っている」と回答した人が男女ともに最も多く、8割以上となりました。(図6)

主に担当している家事は、女性:1位「料理」、2位「買い物」、3位「キッチンの掃除」。
男性:1位 「ゴミ出し」、2位「食器洗い」、3位「食器の片づけ」。
 「ご自身が主に担当している家事は何ですか?」と尋ねたところ、女性は「料理」が1位で約9割、続いて2位「買い物」、3位「キッチンの掃除」という結果になりました。男性の1位は「ゴミ出し」で約8割の人が回答、
2位「食器洗い」、3位「食器の片づけ」と続きました。(図7)

女性が配偶者にもっと担当してもらいたい家事1位は「トイレの掃除」。
一方、男性が配偶者にもっと担当してもらいたい家事は、「特にない」が最多に。
 「配偶者にもっと任せたい家事は何ですか?」と尋ねたところ、女性の回答1位は「トイレの掃除」、2位「浴室の掃除」、3位「部屋の掃除」でした。一方、男性は「特にない」が最多で半数以上となりました。(図8)

配偶者の家事に点数をつけるとしたら80点以上と回答した人が、男性では約7割。
一方で女性は約3割にとどまる結果に。
 「配偶者の家事に点数をつけるとしたら何点ですか?」と尋ねたところ、男性の約7割が80点以上をつけ、そのうち「100点」と回答した人も32.7%いました。一方で女性は、80点以上と回答した人が31.9%にとどまり、40点以下と評価している人も約4割いることがわかりました。(図9)

配偶者の家事に低い点数を付けた女性の理由1位は「言わないとやらない」で6割。
 配偶者の家事に対して40点以下と回答した女性(145名)に、「なぜ低い点数をつけましたか?」と尋ねたところ、「言わないとやらない」という回答が最も多く6割という結果になりました。(図10)

女性が日々の家事で最も負担を感じるのは「料理」が1位で4割以上。
 「日々の家事で最も負担を感じるものは何ですか?」と尋ねたところ、女性の回答1位は「料理」で4割以上、男性は「特にない」という回答が最も多い結果となりました。(図11)

できれば配偶者と一緒に行いたいと思っている家事1位は、男女ともに「料理」で3割以上。
 「できれば配偶者と一緒に行いたいと思っている家事は何ですか?」と尋ねたところ、男女ともに「料理」という回答が最も多く、3割以上となりました。(図12)

家事の負担を少なくするために購入した便利家電は、1位「ロボット掃除機」、2位「食器洗い乾燥機」、3位「電気ケトル」。
 「家事の負担を少なくするために購入した便利家電はありますか?」と尋ねたところ、1位は「ロボット掃除機」で約3割の人が回答、2位「食器洗い乾燥機」、3位「電気ケトル」と続きました。(図13)


■調査概要
調査手法:オンラインアンケート
調査期間:2024年9月7日(土)~2024年9月16日(月)
調査対象:共働きをしている既婚男女673名
回答者:男性284名、女性389名
    20代88名、30代260名、40代158名、50代121名、60代43名、70代以上3名
    ※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。

≪ご参考≫


 今回の調査では、共働き夫婦における家事分担の割合は5:5が理想としつつも、実際には、女性の分担割合が大きいほか、満足度や負担の感じ方までも、女性と男性で大きく異なることがわかりました。一条工務店では、女性が最も負担に感じる家事1位となった、「料理」がはかどる使いやすさ抜群のキッチンをはじめ、夫婦が家事をより楽に行える住宅設備を提案しています。

◆料理がはかどる、使いやすさ抜群のオリジナルキッチン
広々としたキッチン&カップボードで、一時置きや盛り付けも余裕のあるスペースで行えるため調理の効率がアップします。また、大きなキッチン道具も十分仕舞える収納力を備え、必要な調味料や調理器具、食器など、ほしいときにほしいものがすぐ取れるよう、引出し内部にもたくさんの工夫があります。

・料理がはかどるカウンタートップ
調理スペースが広く確保できることはもちろん、材料やできあがった料理を並べておけるなど、手際よく料理が楽しめます。

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6人分の食器類を一度に洗えて、鍋などの調理器具もセットしやすい「食器洗い乾燥機」は、洗い物の時間を短縮し、ゆとりの時間を生み出してくれます。

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IHクッキングヒーターは凹凸がない天板のため、吹きこぼれても、拭くだけでいつも美しく清潔に保つことができます。便利な引き出し式シャワー水栓は、ワンタッチで、シャワー/ストレートの切り替えが可能です。

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一条の家は部屋干し仕様。全館換気システムが室内の空気を動かして洗濯物の水分を運び去るので室内のどこに干しても乾きやすい。「ホスクリーン」や「ハンガーパイプ付き天棚」など、用途や場所に合わせて選べる物干しアイテムもご用意しています。
ウォークインクローゼットは、天棚とハンガーパイプで構成したシンプルなタイプと、収納棚と引き出しを充実させたタイプをご用意しています。人気のグレイスシリーズのシステムクローゼットでは、奥行きを有効活用する「スライドハンガー」や、上下2段式で収納できる「ダブルハンガー」「小物入れ」「衣装ケース」などが備わっており、ハンガーにたっぷり衣服をかけられるので、たたむ手間も少なくなり、衣替えの手間も軽減されます。廊下や洗面脱衣室に併設し、ご家族共用の「ファミリークローゼット」として使用する方も多くいらっしゃいます。




過去に実施した暮らしに関するアンケートのデータは下記のサイトにてご覧いただけます。
「暮らしイイコト調査」
URL:https://ichijo.jp/research







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