タブレットから見える妖怪
11月3日・4日、福井県あわら市吉崎で、イベント「あわらに妖怪あらわる」が開催されました。昨年に引き続き、2回目となる開催で、あわら市に伝わる2つの民話をもとに掛け合わせて誕生したオリジナルキャラクター「赤猫鬼(あかにゃっき)」をはじめ、さまざまな妖怪が会場に現れ、伝統とアートが融合した内容で多くの来場者を魅了しました。妖怪コスプレフェスタも同時開催され、地域の文化と魅力が市内外に広くアピールされました。
先端技術を駆使したデジタルアート
「デジタル妖怪横丁」では、AR / MRの技術を活用した体験ができ、タブレットを見ながら境内を歩くと、現実世界とデジタル世界が融合した不思議な空間に次々と「妖怪」が現れます。
他にも、プロジェクターを使ったアート空間の体験や「生成AI」を使って妖怪のイラストを作成できる体験など、デジタル技術を活用したアート空間と「妖怪」の世界といった非日常的な体験を楽しむことができました。
タブレットから見える妖怪
会場内にさまざまな妖怪が隠れている
代表の方にお話を聞くと、ARでできる「目に見えないものを出現させる」コンテンツの1つに「妖怪」があり、「温泉」のイメージや、空間演出ができる場所や協力があったことから、あわら市での開催が決まったそうです。「妖怪」をキーワードに、日々進化しているデジタル技術や体験を学べるイベントで、ゲームを通して家族のコミュニケーションや運動も楽しんでもらうことも目的とされています。今後も継続して開催していきたいと、語ってくださいました。
チラシ画像
民話から生まれたオリジナルの妖怪
さまざまな妖怪がいる中で「あわらの妖怪、イベントオリジナルの妖怪を作ってPRしよう」と誕生したのが「赤猫鬼(あかにゃっき)」です。
これは、あわら市に伝わる2つの民話「馬面の赤猫」と「嫁威し肉付きの面」をもとに作られました。
これらの民話は市YouTubeチャンネルで紹介しています。
- 馬面の赤猫
- 嫁威し肉付きの面
アーティストやクリエーターとの連携
「妖怪寺子屋」や「奇妙屋台」では、お面づくり体験やグッズ販売が行われ、作家の皆さんとの交流も楽しめます。
さまざまな妖怪のコスプレを楽しむ参加者もいたりと、子どもから大人まで楽しめるイベントで、今後の継続的な開催が期待されます。
お面づくり体験
妖怪やモンスターをモチーフに作られたグッズ販売
雰囲気ある境内で撮影
コスプレしてイベントに参加
主催:湯のまちアート実行委員会/あわら市妖怪町おこし実行委員会
企画・運営:OneArtC
福井県あわら市
全国幸福度ランキングで、2014年から5回連続1位を獲得した福井県の北の玄関口であるあわら市。
北陸有数の温泉地で、開湯140周年を迎えた「あわら温泉」をはじめ、宿場町としての文化が残る「金津地区」、淡水釣りやカヌーが盛んな「北潟湖」、北陸街道の歴史が息づく「吉崎・細呂木地区」、豊かな実りや美しい景観の丘陵地、田園、森林など、様々な魅力にあふれ、暮らす人も訪れる人も幸せな気持ちになれるスポットが数多くあります。
感幸プロモーション動画
HP https://www.city.awara.lg.jp/
Facebook https://www.facebook.com/awaracity
Instagram https://www.instagram.com/awara.zeitaku/?hl=ja
あわら温泉:歴史と癒しの温泉街
あわら温泉は、明治16年に開湯し、140年以上の歴史を誇る名湯です。
「関西の奥座敷」と呼ばれ、日帰り利用から宿泊まで、幅広い観光客に人気の温泉地です。
特に、露天風呂から望む四季折々の景色は、訪れる人々に癒しを提供します。
豊かな自然と伝統文化
あわら市は、北陸地方の美しい自然に恵まれています。
市内には、田園風景や日本海の美しい海岸線が広がりを見せ、静かな湖や川、緑豊かな山々と、地域の人々は自然と調和した生活を営んでいます。
また、農業や果樹栽培も盛んで、福井県ならではの新鮮な食材を使った料理が楽しめます。地元の特産品としては、福井県を代表するサツマイモ「とみつ金時」が全国的に有名です。
宮谷石切場跡
北潟湖と風車
とみつ金時
観光名所とアクセスの良さ
あわら市は、福井県の最北端に位置し、西は坂井市三国町、南は同市坂井町・丸岡町、そして北東は石川県加賀市に隣接し、北西は日本海に面しています。県内の有名観光スポットである東尋坊(坂井市三国町)や県立恐竜博物館からも近く、旅の拠点として最適な場所です。
2024年3月16日北陸新幹線芦原温泉駅が開業、また、主要高速道路からのアクセスが容易です。
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