(左)3位:坂井ほや丸 (中央)1位:ちくワン (右)2位:うなぎいものうなも

福井県坂井市公式キャラクター「坂井ほや丸」が、全国のゆるキャラ日本一を決定する取り組み「ゆるバース(旧ゆるキャラグランプリ)」にて、初登場全国3位となりました。自治体公式キャラクターとしては全国1位の快挙になります。3月23日の誕生から225日間、約7か月での受賞となりました。
9月26日(木)~10月26日(土)の間行われたWEB投票の結果と、11月2日(土)・3日(日)に、のと里山里海ミュージアム芝生広場(石川県七尾市)での現地投票の結果を加味して、最終順位が決定となりました。 全国から147体のキャラクターがエントリーし、福井県からは、坂井ほや丸の他、湯巡権三(あわら市)がエントリーしておりました。

結果                                                             1位 66,570票 ちくワン (熊本県) ワタナベエンターテインメント九州 (企業キャラ)
2位 42,603票 うなぎいもの うなも (静岡県) うなぎいも協同組合 (企業キャラ)
3位 39,942票 坂井ほや丸 (福井県) 坂井市 (自治体キャラ)
4位 38,425票 チューカイくん (愛知県) 株式会社不動産SHOPナカジツ (企業キャラ)
5位 33,206票 キャベッツさん (東京都) 西東京都商工会青年部 (企業キャラ)
・ゆるバースとは



「ゆるバース」は、2011年の東日本大震災からの地域復興の支援に向けて、「ゆるキャラで地域を元気に」「ゆるキャラで会社を元気に」「ゆるキャラで日本を元気に」の3つのテーマで、2020年までの10年間開催された「ゆるキャラグランプリ」の後継イベントとして2023年に始まり、今年で第2回目を迎えました。
・坂井ほや丸について

投票をお願いする坂井ほや丸




数字で見る「坂井ほや丸」のすごいところ                                                  11,400名 = 県内市町トップのXフォロワー数
愛嬌あるビジュアルと福井弁のギャップが話題となり、お披露目した令和6年3月23日時点で、Xのフォロワー数は7,000名に上りました。この時点で、県内市町公式キャラのXアカウントではトップのフォロワー数となっており、現時点でフォロワー数は11,400名を超えております。
240名 = VTuber初配信の同時接続人数
誕生日である令和6年10月17日に、坂井ほや丸公式YouTubeチャンネルにて、VTuberとしての初配信を開催しました。ファンなど最大240名が同時に視聴し、約77分の配信中に2200件のチャットが寄せられました。
6,386名 = お名前応募の総数
令和6年1月15日~2月4日の期間で、お名前の公募を行い、市内の小中学生や全国のファンから6,386件もの応募が寄せられました。この公募が千原ジュニアさんのYouTube企画で取り上げられ話題となりました。 名づけ親は神奈川県在住のまっつんさん。類似提案が32件ありましたが、「坂井ほや丸」の表記と一致するのは1件のみでした。
100名 = オンライン会議に参加したファンの数
ファンと一緒に自治体公式キャラを考える全国初の試みとして、令和5年10月17日に、「坂井市公式キャラクターを考えるオンライン会議」を開催し、キャラクターファンなど総勢100名が参加しました。この会議で、「探偵犬」「高いところがにがて」「いろんな帽子をかぶる」など、坂井市公式キャラクターらしさかがやくアイディアが多数生まれました。この10月17日を坂井ほや丸の誕生日としています。
180日 = お披露目前の活動期間
姿かたちもない令和5年9月からSNS(X)で活動を開始し、公式キャラクターの誕生までの過程を公開する手法でファンを獲得するプロモーションをおこないました。その結果、イラストを発表していない令和6年1月の時点で全国から年賀状が51通届き、3月のお披露目当日のお祝いコメントは550件に上りました。
【参考情報】
坂井市には、他にも福井県が誇る観光地や食が多数あります。その一部を下記にてご紹介いたします。
<自然>
越前加賀海岸国定公園に含まれる越前松島などの美しい海岸線、九頭竜川や竹田川、市東部の森林地域、福井県一の米どころを支える広大な田園など、豊かで美しい「海・山・川」の自然に恵まれています。


東尋坊断崖に日本海の荒波が打ち寄せる景色で知られる国の天然記念物・名勝東尋坊。約1キロメートルにわたり豪快な岩壁が広がっています。このような輝石安山岩の柱状節理が広範囲にあるのは、世界に3ヵ所ともいわれ、地質学的にも大変貴重な場所です。初夏のまばゆいばかりに広がる青い空と日本海、秋の頃の日本海に太陽が沈み行く夕景、雪が舞う頃の荒々しい波と吹きつける寒風。どれも東尋坊と日本海の大自然が見せてくれる、四季折々の素晴らしい風景です。





越前松島東尋坊と同じ柱状節理の岩が織り成す景観の中、一風変わった岩が点在するほか、散策路を辿ると小島に渡ることができたり洞穴を覗くこともできます。越前松島水族館や宿泊施設が隣接し、家族連れや遠足でにぎわう観光地となっています。



<観光地>
日本屈指の景勝地である東尋坊、三国サンセットビーチを中心とする海岸、北前船交易で栄えた三国湊、現存12天守の丸岡城をはじめとする歴史資源があります。


三国湊三国湊は、福井県一の大河「九頭竜川」の河口に位置します。千年以上昔の文献にも「三国」という地名の記述があるほど昔から栄え、歴史がある町です。北前船が残していった歴史・文化はもちろんのこと、格子戸が連なる町家、豪商の面影が残る歴史的建造物など、情緒ある町並みが残ります。





丸岡城丸岡城は別名霞ヶ城とも呼ばれ、平野の独立丘陵を利用してつくられた平山城です。春の満開の桜の中に浮かぶ姿は幻想的で、ひときわ美しいものとなっています。戦国時代の天正4年(1576年)一向一揆の備えとして、織田信長の命を受けて柴田勝家の甥・勝豊が築きました。標高27mの独立丘陵を本丸として天守を築き、その周囲に二の丸と内堀、その外側に三の丸と外堀を巡らせていました。丸岡城天守は、江戸時代以前に建てられ当時の姿で現在まで残っている現存12天守の1つです。昭和23年の福井地震により石垣もろとも完全に倒壊しましたが、天守の材料や石垣などの主要部材の多くを再利用して昭和30年に修復修理されました。現存12天守の中で、完全に倒壊した状況から修復された天守は唯一丸岡城天守のみです。現在立ち続けている古式の風格のある姿は、消滅の危機という困難な道のりを経ても立ち上がり復興してきた証であり、その歴史は他にはない波乱の運命を歩んだものです。





雄島その自然は未だかつて人の手が加えられていない神の島。伝説のある島全体は自然豊かな散策路としても親しまれています。島の奥には大湊神社がたたずみ、毎年4月20日は地区住民による大湊神社の例祭が行われます。



<食>
福井県における冬の味覚の代表である「越前がに」をはじめとする水産物、そば、らっきょうなどの農産物、山菜、油揚げ、若狭牛など、食を活かした観光が魅力です。


越前がに毎年皇室へ献上される事でも有名な三国町の「越前がに」は、身は殻の中によく詰まっていて、甘く繊維が締まっており、「冬の味覚の王者」とも呼ばれています。





甘えび甘えびは、越前がにと並んで人気の高い日本海の至高の味。三国漁港にも透き通るような紅色をした、たくさんの新鮮な甘えびが並んでいます。





丸岡産おろしそば坂井市は県内有数のそばの産地で、特に丸岡産のそば粉で作ったおろしそばは香り高く、風味が強い飽きない仕上がりとなっています。



<文化・伝統>
ファッションなどのブランドネームや品質表示などの織ネーム、国内第1位のシェアを占めるマジックテープなど伝統的な技術産業が盛んです。


越前織:ネームタグ丸岡は織物の一大産地で、ワッペンやスポーツ用ネームとして用いられる「織ネーム」は需要が高まっており、また、コンピュータで図柄処理し織物として描画する「越前織」も観光の土産等向けに作っています。主要製品は洋服に施すネームタグで、国内シェア7割を誇ります。





一筆啓上 日本一短い手紙の館丸岡町ゆかりの徳川家康の忠臣本多作左衛門重次が陣中から妻に宛てた短い手紙「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」(「お仙」とは後の越前丸岡城主 本多成重(幼名 仙千代))の碑が丸岡城にあります。この碑をヒントに日本で一番短い手紙文を再現し、手紙文化の復権を目指そうということで、平成5年から毎年テーマを定めて「一筆啓上賞」として作品を募集し、平成15年から「新一筆啓上賞」として、日本全国、海外から応募が寄せられています。


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