クリエイティブディレクターの佐藤可士和氏がコンセプトストアのデザインを担当
次世代のビューティーブランドであるPerfect Diary(パーフェクトダイアリー)のコンセプトストアが、このたび11月1日に発表された「デザイン界のアカデミー賞」と称されるドイツのレッド・ドット・デザイン賞のブランド&コミュニケーションデザイン部門において最高賞の「Best of the Best」を受賞しました。Perfect Diaryのコンセプトストアは、業界で高く評価されているクリエイティブディレクターの佐藤可士和氏が手がけたもので、各国から応募された数多くのデザイン作品の中でも際立ち、そのユニークな表現が高く評価されました。
レッド・ドット・デザイン賞 ブランド&コミュニケーションデザイン部門 「Best of the Best」のトロフィーと賞状
Perfect Diaryのコンセプトストアは、ブランドのアイコンである「言己」(己を言う)を表現するうえで重要な役割を果たしており、ブランドの立ち位置、商品研究開発(R&D)理念、ビジュアル表現など、ブランドアップグレードにおいて重要なマイルストーンとなっています。ブランドアイコン「言己」を転機とし、Perfect Diaryは研究開発への多額の投資という革新的な姿勢を見せ、「粧養一体」(メイクアップとスキンケアが一体化)という先駆的なブランドコンセプトのもとで、世界中のビューティー業界の注目を集めています。
ドイツのレッド・ドット・デザイン賞のブランド&コミュニケーションデザイン部門において 「Best of the Best」を受賞したコンセプトストアは、「言己」を通じてブランドの世界観を伝える
ドイツのレッド・ドット・デザイン賞は、国際的なクリエイティブデザイン賞として最高峰に位置づけられ、ドイツのiFデザイン賞、アメリカのIDEA賞とともに世界三大デザイン賞の一つとして知られています。今回、Perfect Diaryがレッド・ドット・デザイン賞を受賞したコンセプトストアは、ブランドのビジュアルアイコン「言己」の包括的な展開と表現を体現するものであり、ブランドデザインの基準が国際的に認められたことを意味します。
レッド・ドット・デザイン賞授賞式
さらに、ブランドの現代的な姿勢は、Perfect Diaryの中国語のブランド名(完美日記)の最後の漢字が「言」(Yan)と「己」(Ji)からなる「記」(Ji)であることからも感じ取ることができます。ブランドのすべてのデザインは「言己」のコンセプトから始まり、視覚的なコアとして機能し、ブランドのユニークなイメージシンボルを世界に伝えるグリッドフレームワークを作り上げています。
Perfect Diaryコンセプトストア
Perfect Diaryのコンセプトストアは、業界で高く評価されているクリエイティブディレクターの佐藤可士和氏によって考案されました。彼は、優れたクリエイティブとデザインパワーを用いて、これまで多くの企業の変革時や、グローバル企業への転換時において、鮮烈かつ一気貫通なアイコニックデザインで貢献した方です。そのクリエイティブ・スピリットは、Perfect Diaryの革新を目指す理念と一致しています。
佐藤可士和氏は、Perfect Diaryのコンセプトストアにおいてロゴ、製品パッケージ、モーションロゴとグラフィック、および店舗を一体化したデザインで制作し、ブランドのビジュアルアイコン「言己」を巧みに組み込み、ブランドの世界観を具現化しました。ブランドの実店舗内のディスプレイは一貫してミラーフィニッシュが施され、全体のLEDスクリーンにモーショングラフィックとビジュアルアイコン「言己」が交代で映り出し、シームレスなデザインを用いて、ユーザーにブランドのテクノロジーとプロフェッショナルを感じさせる没入感のある雰囲気を提供しています。
佐藤可士和氏は、中国ブランドとのコラボレーションによる受賞は今回が初めてです。また、同店舗はすでに、日本の空間デザイン界において権威のある日本空間デザイン賞2024でも審査員特別賞を受賞しています。佐藤氏は、「実店舗はブランドと消費者のコミュニケーションの重要な空間です。店舗をブランドの伝達メディアとして設計し、空間そのものが情報によって構成されているように見える『情報のスパイラル』を創出することで、ブランドの世界観『言己』の伝達をより豊かなものにしたいと考えています」と述べています。
レッド・ドット・デザイン賞の授賞式に出席したYatsenグループの創設者/会長兼CEOの黄錦峰氏と佐藤可士和氏
サイエンスとテクノロジーの道を深化し、「粧養一体」のトレンドをリード
Perfect Diaryは2023年、ブランドの新たなビジュアルアイコン「言己」を発表し、「粧養一体」理念に基づいてブランドのアップグレードを行い、「化粧はスキンケア」を実現する研究開発の探索の旅を開始しました。製品開発過程において、Perfect Diaryは機能的なスキンケア製品の開発思考を参考にし、最先端のテクノロジーを活用して、ユーザーに優れた外見の美しさを提供するだけでなく、肌の内面的な健康を守ることを目指しています。その中でも、Perfect Diaryのバイオリップ エッセンス リップスティックは「粧養一体」理念の代表作であり、唇の状態を根本から改善し、しわの軽減、修復を実現することを目的とし、真に化粧とスキンケアの効果的な融合を実現しました。
Perfect Diary「バイオリップ エッセンス リップスティック」
Perfect Diaryは、美しくなりたいというすべての想いが尊重されれば、世界はより良くなると信じています。近年、Perfect Diaryは常に革新を続け、ユーザーに「粧養一体」をコンセプトとした美容製品を届けることに努めています。Perfect Diaryの研究開発や製品革新における継続的な躍進には、親会社であるYatsenグループの存在が背景にあります。2016年の設立以来、当グループは科学的リサーチとイノベーションに尽力してきました。2020年以降、研究開発費は5億元(約100億円相当)を超えており、世界トップクラスの化粧品製造工場とYatsenグローバルイノベーション研究開発センター(上海)、フランス・トゥールーズ研究開発センター、広州研究開発センターが構成する完全なグローバル研究開発マップを築いています。
Yatsenグローバルイノベーション研究開発センター
次世代のテクノロジー主導型美容グループとして、Yatsenグループは7つの高成長のメイクアップおよびスキンケアブランドを傘下に持ち、事業は世界各地に広がっています。ニューヨーク、パリ、東京、上海、広州にオフィスを構え、2020年10月にはニューヨーク証券取引所に上場しました。
事業が堅実に成長する中で、Yatsenグループは持続可能な分野に注力し、優れたESGパフォーマンスにより、国際専門機関MSCIから2年連続でESG評価の「A」評価を獲得しました。Yatsenグループは今後も、グリーントランスフォーメーションの実践を深め、研究開発とイノベーション能力を強化し、技術の進歩と先進的な製造を推進力とする最先端のテクノロジー美容企業を目指してまいります。
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