会場は、清澄白河の地で60年の歴史を見守る木造家屋 "NO NAME"




この度、“LIKE DRAWING BREATH/呼吸するように線を描く”をコンセプトに掲げるアーティスト、ASUKI/アスキによる個展を、2024年11月15日(金)、16日(土)、17日(日)の3日間、清澄白河の木造家屋にて開催します。
■テーマは、「NO TIME, NO SPACE, NO MATTER」
目の前にある森羅万象の一段深いレイヤー(=不可視の世界)を、「線」という手法で表現するアスキが、前回展示にて作品に落とし込んだ“植物”の意識をさらに拡張し、“無機物”が発する呼吸・意識の表現に挑戦します。





展示する作品は、油彩の他、木彫りの平面作品や立体のオブジェクトまで。アーティストの世界観を自在に落とし込んだ作品の数々をご堪能いただけます。

特に、オブジェクト作品に施されたドローイングは、単なる装飾ではなく、個体の持つ“呼吸・意識の流れ”を表層面に浮き上がらせる行為であると作家は言います。それは、無機物に対し、肉体と外部環境を仕切る薄い境界線「皮膚」を与えることでもあります。







作家が無機物と対峙し、試行錯誤する過程で見出した多様な「線」にぜひご注目ください。

廃屋の独特な展示環境のなか、時間、空間、そして可視世界を形成する物質、それらの存在について問いかけます。



<NO TIME, NO SPACE, NO MATTER>

いま目に見える世界は実在するのか
 
この廃屋は この器は このわたしは

すべてが絶えず震え呼吸する世界
 
松の葉がなにかを伝える
 
波となり流れとなり

わたしと世界の境界線は消え
 
わたしの意識が世界としてここに在る









■開催概要

会場では、展示作品とエディションナンバーの入った限定アートブックを販売します。

ART BOOK *全7シート+アートワーク|¥3,850

■アーティストプロフィール


ASUKI / アスキ

1973年生まれ。東京藝術大学卒業。
ビジュアルデザインの仕事のほか、若手アーティストのエキシビジョンやプロジェクトのディレクション、アートコーディネートを東京、NYにて多数行い、延べ2000人以上の国内若手アーティストの制作相談を受ける。
一方、学生時代の4年間、身体技法研究家から身体、呼吸、意識の使い方を学び、また人力車のアルバイトを通し日本人古来の身体の使い方を体感したことで学校教育では得られなかった人間の能力の奥深さに気づく。
2013年からES(電磁波過敏症)を患ったことがきっかけとなり、過去に身体や意識について学んだことの再解釈を行い、自己や他者のための身体と意識のワークプログラム開発を始め、最終的にドローイングワークによるシンプルな方法に行き着く。
2020年から21年まで「新しい自分の発見」をテーマに経営者などを対象としたドローイング教室"Wedraw"を運営、2021年から23年まで東京の幼少一貫学習塾にて絵画やドローイングによる心と能力の育成を目的としたクリエイティブクラスを立ち上げる。

2020年以降、アーティストとして20年ぶりに本格的に自身のドローイング制作を再開。
自らのスタイルを"LIKE DRAWING BREATH"と名付け、世界と自分が呼吸し意識を放つ有り様を線を使い表現することで、自他に向けた新たな時代を生き抜くための意識改革を目指す。

Instagram:https://www.instagram.com/asukiikusa/


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