音声教養メディアVOOXは、2024年11月8日(金) より哲学者・津崎良典さんが語る『デカルトは『方法序説』で何を言いたかったのか』の配信を開始しました。テキストに基づいた新しい解釈を通じて、「我思う、ゆえに我あり」だけでは語り尽くせないデカルト哲学の真髄へと皆さんをご案内します。



今回の「何を伝えたかったのか」シリーズでは、17世紀フランスの哲学者ルネ・デカルトの『方法序説』を解説します。カンブシュネル著『デカルトはそんなこと言ってない』の邦訳出版を機に、デカルトに対する再評価の機運が高まっています。本コンテンツでは従来の限定的で図式的な解釈を超えて、デカルトの思想の本質に迫ることを目指します。カンブシュネルの弟子であり、デカルト研究を続ける津崎良典氏を迎え、テキストに基づいた新しい解釈を通じて、「我思う、ゆえに我あり」だけでは語り尽くせないデカルト哲学の真髄へと皆さんをご案内します。

本編では、「何回読んでも発見がある」「方法序説の正式名称」「なぜデカルトは匿名で出版したのか?」「地動説・天動説とデカルト」「問題をどう解くか?」「実はたった4つしかない方法の規則」「自分の思想を改革する」「自分の力でどうしようもないこと」「我思う、ゆえに我あり」「夢と現実の区別」「疑い得ない自分の存在」「万人の幸福」など、デカルトの実践的な思想が分かりやすい語られます。

方法序説からデカルトの思想まで、「日常生活にデカルトの考えを取り入れたい」「難解と思っていたが、自分でも読めそう」と、デカルトへの見方が変わります。ぜひ通勤時間、仕事や家事のすきま時間で、聴いてみてください。

『デカルトは『方法序説』で何を言いたかったのか』全6話60min
第1話.『方法序説』第1部――デカルトの修業時代
第2話.『方法序説』第2部――「方法」とは何か
第3話.『方法序説』第3部――「格律」とは何か
第4話.『方法序説』第4部――「我思う、ゆえに我あり」とは何か
第5話.『方法序説』第5部――「人間」とは何か、さらに「動物」とは何か
第6話.『方法序説』第6部――「理性」とは何のためにあるか、そして「古典」とは何か

津崎良典さんプロフィール
1977年生まれ。哲学者、筑波大学人文社会系教授。専門は、西洋近世哲学史。国際基督教大学教養学部人文科学科卒、大阪大学大学院文学研究科文化形態論博士前期課程修了ののち、博士後期課程単位取得満期退学。渡仏後はドゥニ・カンブシュネルに師事し、2010年にパリ第一大学大学院哲学科博士課程修了、哲学博士。著書に、『デカルトの憂鬱』(扶桑社、2020年に新書化して『デカルト 魂の訓練』に改題)。翻訳書に、ロランス・ドヴィレール『デカルト』(白水社)、ドゥニ・カンブシュネル『デカルトはそんなこと言ってない』(晶文社)ほか。

VOOXとは
VOOXは、学びに特化した音声メディアです。1話10分、6話完結のコンテンツ構成で第一人者たちの実践知と人々を鼓舞する生の声をお届けしております。現在700話以上のコンテンツを配信しており、定期的に新しいコンテンツを更新中です。新規シリーズは、公開から2週間は、どなたも無料でお楽しみいただけます。

以下のQRコードもしくはリンクから、VOOXアプリがダウンロードできます。

https://voox.onelink.me/KbDS/PRT

■本件に関するお問い合わせ先
Moon Creative Lab Inc. VOOX運営事務局
メール:support@voox.me
公式ページ:https://www.voox.me

■運営会社のご紹介
Moon Creative Lab は三井物産グループにおける人間中心の新規事業創造を推進するベンチャースタジオとして2018年に設立されました。米・パロアルトと東京に拠点を置き、デザイナー、エンジニア、プロダクトマネージャー、起業経験者などのグローバルで多彩な専門人材によるハンズオンのサポート体制を構築し、世の中にポジティブなインパクトを与える新規事業創出を実現してきました。この経験を元に、Moonは三井物産グループの枠を超えて、新規事業創造のサポートを拡大。チームや組織の創造的な可能性を引き出し、大胆なアイデアを斬新なベンチャーへと転換するための支援を提供していきます。

商号:Moon Creative Lab Inc.(ムーンクリエイティブラボ)
代表者:President & CEO 横山賀一
本店:660 High Street, Palo Alto, California, 94301, USA
支店:東京都港区北青山3-10-5 Spring Terrace Omotesando 2F
設立:2018年8月23日
株主構成:三井物産 100%
URL:https://www.mooncreativelab.com/ja/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ