~リサイクリングボックス設置開始から1年、「終わらない服をつくろう。」実現へ~




青山商事株式会社(本社:広島県福山市/代表取締役社長:青山理(おさむ))は、洋服の青山の店舗などに設置している『リサイクリングボックス』から回収したスーツのウールを取り入れた循環型スーツ『ウエアシフトスーツ』を、11月12日(火)から「洋服の青山」全店および、公式オンラインストアで発売します。
商品ページ:https://tinyurl.com/2vzkwvvh

■不要になった衣類などを回収する『リサイクリングボックス』
2023年10月から「終わらない服をつくろう。」を宣言コピーに、全国の「洋服の青山」および「スーツスクエア」の店内へ、不要になった衣類などを回収するリサイクリングボックスを設置。お客様がより気軽にエコ活動に参加できる環境を整えました。
リリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000071.000115161.html

■リサイクルウールを取り入れた『ウエアシフトスーツ』
2024年3月に、当社のグループ会社である「メルボ紳士服工業」の工場で出た裁断クズを再利用し、リサイクルウールを取り入れた『ウエアシフトスーツ』企画。環境負荷軽減の取り組みとして、新たな視点で企画したスーツです。
リリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000137.000115161.html

当社では、これまでに環境負荷軽減を目指した様々な取り組みを強化してきました。お客様と一緒に行うエコ活動として、洋服の青山の店舗内に『リサイクリングボックス』を設置。そこから1年、ようやく回収したスーツのウールを取り入れた循環型スーツが誕生しました。ウールのリサイクルは、繊維の長さが短いため再生が難しいとされている他、生産過程で手作業が多く、また均一な品質を保つことが困難なことから時間と手間がかかるとされています。今回は、古くからリサイクルウールを手掛けている尾州地域(愛知県北西部から岐阜県岐阜市にかけての地域)で、当社のリサイクリングボックスから回収したスーツを仕分け、紡績、仕上げまで一貫して行ったものを使用しています。また、ウール以外の素材も大半がリサイクル素材を採用しており、環境に優しい循環型スーツとなっています。



【商品概要】
商品 ウエアシフトスーツ (1.品番:241191、241192、241193、2.品番:241194)
色柄 1.ブラウン、グレー(ストライプ柄) ネイビー、グレー(ヘリンボーン柄、グレンチェック柄) 2.ブラウン、グレー(織柄)
素材 1.ウール32%、ポリエステル46%、レーヨン16%、ナイロン5%、アクリル1% ※ポリエステル29%以外は全てリサイクル素材 2.ウール64%、ポリエステル24%、ナイロン6%、カシミヤ4%、ポリウレタン2% ※ポリウレタン1%以外は全てリサイクル素材
サイズ 1.YA3~8、A4~8、AB4~8、BE4~8 2.YA4~7、A4~7、AB4~7
販売価格 税込43,890円
販売店舗 洋服の青山全店、洋服の青山公式オンラインストア
※記載の情報はリリース発表時現在のものです。
■尾州地域での取り組み



※店頭回収した衣料(ウール100%スーツ)を使用
※繊維to繊維で表地になるもの(ウール100%スーツを裁断した生地部分)リサイクルウールへ
※他の裏地がついた部分は生地下げ札の原料として使用しています
■担当者コメント(商品部 河原林孝太)


今回は、初めてリサイクリングボックスから回収したスーツのウールを取り入れた循環型のスーツが完成しました。この循環型スーツが完成したからこそ、社内にウエアシフトの取組みを浸透させるために営業店スタッフを対象に尾州の工場見学へ招待。実際に、リサイクルされた衣類がどのような流れで生地となっていくかを自分の目で確かめ理解を深めていただきました。改めて、お客様へ当社の取組みを理解していただくことで、不要になった衣類を気軽に店舗へ持ってきていただき、今後も環境負荷軽減を目指した取り組みを強化していきたいと思います。



■「ウエアシフト」宣言コピー
特設サイト:https://tinyurl.com/s9tpdbhb






■リサイクリングBOX「ウエアシフト(WEAR SHiFT)」について


リサイクリングBOXを店頭入口やレジ前付近などに設置しています。お客様には不要になった衣類を回収BOXに直接入れていただき、クーポン券と交換します。なお、リサイクリングBOXは、古着や古布などの廃繊維のみを使用したリサイクル素材(リフモボード)を採用しています。
【リサイクリングBOX】
サイズ 縦45cm×横45cm×高さ×80cm
容量 スーツ約15着分程度
素材 廃繊維100%(リフモボード…繊維廃棄物を加熱・加圧形成した素材で、繊維が絡み合った構造のため割れにくく、破片が飛散しにくいのが特徴です。古着や古布などから作られているため、環境配慮型素材として注目されています。)
終わらない服を作るWEAR SHiFTとは?
洋服の青山 YouTube公式チャンネル:https://youtu.be/yBbE45gxeOM



■下取りサービスを活用した資源循環



下取りサービスは、1998年に全国の「洋服の青山」で開始しました。ほぼ、全量をリサイクル・リユースし、リサイクル品は主に車の断熱材や荷物の緩衝材に再利用されています。また、近年の自然災害の増加を受けて、回収したスーツの一部をリサイクルした「防災毛布」(災害支援用リサイクル毛布)を2018年に作製しました。当初は災害救助用備蓄毛布として備蓄・保管していましたが、2019年からは災害が起こる前の備えとして役立てていただきたいと考え、新潟県佐渡市、鹿児島県奄美市、熊本県天草市など※計11自治体・総数2,200枚(2024年10月末現在)を寄贈しています。

また、2021年度からは、回収量に応じて1キロあたり2.5円を森林保全団体「more trees(モア・トゥリーズ)」へ寄付をする活動も開始しました。2022年度は874,930円、2023年度は888,588円を寄付しています。
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