株式会社NEXER・終活における貯金に関する調査
株式会社NEXERは、株式会社メモリードと共同で「終活における貯金」に関するアンケートを実施したので、その結果を紹介します。
■終活として、自分の葬儀のために貯金しようと思う?
葬儀は形式にもよりますが、ある程度のまとまったお金が必要です。
人生の最期を迎えるにあたり「自分らしい葬儀を行いたい」「家族に金銭的負担をかけたくない」などの想いから「終活」の一環として貯金をしている方もいるようです。
そこで今回は株式会社メモリードと共同で、事前調査で「現在終活をしている」と回答した全国の男女219人を対象に「終活における貯金」についてのアンケートをおこないました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXERと株式会社メモリードによる調査」である旨の記載
・株式会社メモリード(https://kanto.memolead.co.jp/funeral/)へのリンク設置
「終活における貯金に関するアンケート」調査概要
調査期間:2024年10月25日 ~ 10月28日
調査機関:株式会社NEXER(自社調査)
調査対象:事前調査で「現在終活をしている」と回答した全国の男女
有効回答数:219サンプル
調査方法:インターネット調査
質問内容:
質問1:自分の葬儀のために貯金はしていますか?
質問2:葬儀の費用はだいたいどのくらいかかると思っていますか?
質問3:貯金する金額はどのように決めますか?
質問4:その理由を教えてください。
質問5:自分の葬儀のために貯金していることを家族に話していますか?
質問6:その理由を教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■73.5%が、自分の葬儀のために「貯金している」
まずは、自分の葬儀のために貯金をしているか聞いてみました。
73.5%と7割以上の方が、自分の葬儀のために「貯金している」と回答しています。
「貯金している」と回答した方に、葬儀の費用はだいたいどのくらいかかると思っているのかも聞いてみました。
もっとも多かったのが、24.8%の方が選んだ「50~100万円未満」でした。
実際の葬儀にかかる費用は地域や葬儀の規模のほか、参列者の人数などでも変わってきますが、110万円~150万円程度だと言われています。
100万円以上を想定しているのは半分以下となっており、わずかに認識のズレがあるのかもしれません。
貯金する金額はどのように決めているのか、その理由も合わせて聞いてみたので一部を紹介します。
貯金する金額はどのように決めている?その理由は?
「葬祭会場のパンフレットをとりよせる」実際かかる金額を見積もるため。(20代・女性)
「とにかく出来るだけする」何があるか分からないので。(30代・男性)
「公共料金、家賃など固定費払った後に残る金額を見て」無理なく貯金したいので。(40代・男性)
「葬儀屋さんの勉強会で学んで教えてもらった金額」専門家から学ぶのが一番確かだから。(40代・女性)
「最小限の規模の葬式でよいので30万円以下でよいと思います」お葬式にお金をかける必要性がないから。(40代・男性)
「余った分を貯金や投資にまわしている」普段の生活をあまり節約して窮屈にはしたくないから。(50代・女性)
普段の生活で余ったお金を貯金に回している方や、葬儀について調べたうえで金額を見積もって貯金するようにしている方も居るようです。
■55.9%が自分の葬儀のために貯金していることを家族に「話している」
続いて、自分の葬儀のために貯金していることを家族に話しているか聞いてみました。
55.9%と半数以上の方が、自分の葬儀のために貯金していることを家族に「話している」と回答しています。
それぞれ理由を聞いてみたので、一部を紹介します。
自分の葬儀のために貯金していることを家族に「話している」その理由は?
いつ来るか分からない事態の、意向を伝えておくのは非常に大切だと思う。(30代・女性)
安心して欲しいから。(40代・男性)
相談し合いたいから。(40代・男性)
何かあったら、ここから使うようにと知っておいてもらうため。(40代・女性)
いざという時に役立つので。(40代・男性)
自分が亡くなった後預金口座が一時的に凍結(最近は規制が緩和されたが)される等、想定していない事態に備えてるように家族にはきちんと相談している。(50代・男性)
「いつその時が来るか分からないから」「いざという時のために」「相談したいから」などの理由が多く挙がっていました。
一方で、自分の葬儀のために貯金していることを家族に「話していない」と回答した方の理由も見てみましょう。
自分の葬儀のために貯金していることを家族に「話していない」その理由は?
遺書に書いておけばよいかなと思うから。(30代・男性)
話す機会がないからです。(30代・男性)
お金あると思って使っちゃいそう。(40代・男性)
最後に残しておくのが粋だと思うので。(50代・女性)
まだまだ先の話だから。(50代・男性)
死ぬ時の事を話すと嫌がるから。(50代・女性)
「話す機会がないから」「まだ先の話だから」「話すと嫌がられるから」などの理由が多く挙がっていました。
■まとめ
今回は「終活における貯金」に関するアンケートを行い、その結果について紹介しました。
終活をしている方の73.5%が、自分の葬儀のために「貯金している」と回答しています。
さらに55.9%と半数以上の方が、自分の葬儀のために貯金していることを家族に「話している」と回答しています。
一方で半数近くの方が、貯金のことを家族に話していないようです。
家族に話すことで不安を軽減できる一方、ためらいや気まずさが理由で伝えないケースもあるようです。今後の終活では、家族と積極的に話し合い、相互理解を深めることが安心につながると言えるでしょう。
<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXERと株式会社メモリードによる調査」である旨の記載
・株式会社メモリード(https://kanto.memolead.co.jp/funeral/)へのリンク設置
【株式会社メモリードについて】
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東京本社:東京都千代田区大手町2-1-1 大手町野村ビル9階
電話番号:03-3273-7711
群馬本社:群馬県前橋市大友町1-3-14
電話番号:027-255-1777
代表取締役 吉田 卓史
【株式会社NEXERについて】
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Tel:03-6890-4757
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