早稲田大学の研究者が学問の魅力を語るPodcast番組 ”博士一歩前” 新シリーズ配信開始

2024年11月14日
早稲田大学




早稲田大学(東京都新宿区、総長:田中愛治)は、Podcast番組「博士一歩前」の新エピソードとして、政治経済学術院の山本鉄平教授をゲストに『因果革命で切り拓かれた、人文社会科学での数理的素養の可能性』の配信を開始しました。

【早稲田大学Podcasts:博士一歩前】
毎回、早稲田大学に属する、主に人文科学・社会科学を専門とする第一線の研究者をゲストに迎えて、日々の研究活動を通じて得た深い洞察力を基に、社会を理解する視点を広く伝えます。そして、研究者自身の専門とする分野への想いを語り、「知の扉」の手前から扉の向こうへの一歩前進を後押しする、「入門一歩前」を視聴者とともに探求する番組です。学びへの意欲を持続させる社会人、大学院進学を検討する学生、第一線で活躍する研究者など知への好奇心に溢れた方々に向けて、異分野のアプローチから得られる「ひらめき」「セレンディピティ」を通じて、学問や世の中への関心を深めるきっかけを提供します。

【新エピソードテーマ:因果革命で切り拓かれた、人文社会科学での数理的素養の可能性】
今回からは、山本鉄平教授をゲストに招き、因果推論について事例を用いてご説明いただきつつ、日本とアメリカの人文社会科学関係の博士号取得者のキャリアにおける評価の違いなど幅広いテーマについてお話いただきます。さらに次回のエピソードでは、国際的に活躍してきた山本教授が新たに日本を研究の舞台に選んだ理由について熱く語っていただくとともに、ご趣味であるウクレレも少しだけ演奏いただきます。

【配信情報】
Spotify、Apple Podcasts、Amazon Music、YouTube、Voicyの各プラットフォームを通じて、いつでもどこでも何度でも「無料」で聞くことが出来ます。

○番組HP:https://www.waseda.jp/top/podcast

これまでのシリーズ『ゲーム理論:「ゲーム理論」の現在地とこれから/船木由喜彦教授』『国際関係論:国際政治を科学する。理論とデータで導く国際平和への処方箋/多湖淳教授』『教育心理学:子どもの心を科学する! 実践主義を徹底したアンガーマネジメント研究/本田恵子教授』『応用言語学:文理融合で社会実装 言語教育のAI活用を支える言語テスト妥当性研究の真髄/澤木泰代教授』『社会学:世の中の前提を紐解く、社会学的感覚/若林幹夫教授』『紫式部の生きた軌跡・宮廷女房たちが映し出す平安社会の姿/福家俊幸教授』も番組HPより視聴いただけます。

ゲスト)
山本鉄平 政治経済学術院教授
2006年に東京大学教養学部を卒業。2011年にプリンストン大学政治学部で博士号を取得。2024年までマサチューセッツ工科大学(MIT)政治学部教授を務め、同年6月より早稲田大学政治経済学術院教授に就任。政治・社会データ分析における計量的および統計的手法の開発と応用に幅広い関心を持ち、特に因果推論、社会調査、実験計画のための統計的方法論に精通している。American Journal of Political Science や American Political Science Review など、世界的に権威のある主要ジャーナルに多数の論文が掲載されており、2024年8月時点で日本国内の政治学研究者の中で最も論文が引用されている研究者として、政治学分野に大きな貢献をしている。

パーソナリティ)
早稲田大学リサーチイノベーションセンター研究戦略セクション リサーチ・アドミニストレータ―(URA)島岡未來子教授(今回担当)、城谷和代准教授、丸山浩平教授 他




左から、島岡未來子教授、山本鉄平教授。
早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリ)のスタジオで収録。

【エピソード情報】



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