NECプラットフォームズは、エッジコンピューティングに適したコンパクトボックス型コントローラ「インテル(R) 製プロセッサー搭載モデル」の新機種を本年11月29日より販売開始します。
新機種は、従来機種(注1)と同じ筐体サイズを維持しながらも最新CPUなど搭載してハードウェアの性能を向上させており、省スペースで高い演算性能によるエッジコンピューティングを実現できます。様々な場所のシステムでの組込み用途のニーズへの対応することで、企業のDX化を支援します。



<本製品について>
https://www.necplatforms.co.jp/product/compact_box/

【背景】
近年、あらゆるモノがインターネットにつながるIoTの普及に伴い、より多くのデバイスがネットワークを通じて接続される中、デバイスや利用者に近い「エッジ」でデータを処理するエッジコンピューティングの利用が広がっています。特にAIの活用が進む中、演算処理の高度化が必要不可欠で、エッジコンピューティングにおいても省スペースで高い演算性能をもつエッジ端末が求められています。

【本製品の特長】
1. ハードウェア性能の向上
コンピュータの頭脳であるCPUは、インテル第13世代CPU(Raptor Lake -S Embedded)を採用。従 来機種のCPUであるインテル第8世代CPU(Coffee Lake-S)に対して、2倍以上(注2)の性能を有しています。またPCI Express Gen4.0(注3)にも対応するなど、ハードウェア性能を向上させています。




2. 保守方式を拡充
修理手順書と対象部材を送りお客様自身で保守・メンテナンスを行ってもらう自営保守に新たに対応します。センドバック保守(注4)とオンサイト保守(注5)に加え自営保守を導入することで、お客様のニーズに合わせた柔軟な保守提供を実現します。また故障部品の交換単位(注6)を従来機種に比べ細かく設定し、必要最低限の修理・交換による保守コスト削減に貢献します。




3. 海外規格に対応可能(予定)
お客様の要望に応じて、海外の各種認証・法規制に適用した規格取得の対応を予定しています(注7)。国内モデルの出荷から開始しますが、要望に応じて海外規格へ段階的に対応していきます。海外規格に対応することにより、コンパクトボックス型コントローラを組込んだ製品・サービスのグローバルな展開が可能になります。




【販売価格、出荷開始時期、販売目標】

販売目標:1年間で10,000台

なお、NECプラットフォームズ は本製品を「EdgeTech+ 2024」(会期:11/20(水)~22(金)、会場:パシフィコ横浜)にて展示します。

以上

(注1)従来機種(EN品)は、2025年8月11日に受注停止、2025年9月10日に出荷停止。
(注2)コンピュータのハードウェア性能を測定する指標であるパスマークでの値。
https://www.cpubenchmark.net/cpu.php?cpu=Intel+Core+i7-8700T+%40+2.40GHz
https://www.cpubenchmark.net/cpu.php?cpu=Intel+Core+i7-13700TE
(注3)コンパクトボックス型コントローラ専用の拡張ボックスを接続する場合は異なります。
(注4)故障した製品を当社へ発送してもらい、当社側で製品の修理または同等の代替品を送り返す保守サービス。
(注5)当社の保守要員が、製品を利用している現場に出向き、故障した製品の修理・交換を行う保守サービス。
(注6)交換可能な単位についてはお問い合わせください。
(注7)詳しい仕向地についてはお問い合わせください。

※インテル、Intel Coreは、アメリカ合衆国およびその他の国におけるIntel Corporationの商標です。
※Microsoft, Windowsは、米国Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。
※PCI Expressは、PCI-SIGの商標または登録商標です。
※記載されている商品名、サービス名、会社名は、各社の商標、登録商標もしくは商号です。

<本製品について>
https://www.necplatforms.co.jp/product/compact_box/

<本件に関するお問い合わせ先>
NECプラットフォームズ
ITプラットフォーム事業部門 事業開発統括部 事業開発グループ
E-Mail:sales_support@coboc.jp.nec.com
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