インフォグラフィック部門でベストワーク賞も受賞 同部門の受賞は2年連続
株式会社朝日新聞社(代表取締役社長:角田 克)のデジタル特集「プレミアムA 巌より-袴田さん 獄中からの手紙」が18日、文字を中心とした優れたデザインを表彰する「日本タイポグラフィ年鑑2025」の年間最優秀のグランプリに決まりました。袴田巌さんが家族に宛てた2千枚超の手紙の文字を通し、長期拘束で精神が極限状況にある当事者(袴田さん)と読者を、デザインが橋渡ししたと審査委員長は高く評価しました。また、インフォグラフィック部門では、2024年2月24日付朝刊掲載の「空襲警報 やまぬウクライナ」がベストワーク賞を受賞しました。同部門の受賞は2年連続です。
■朝日新聞デジタル:https://digital.asahi.com/articles/ASSCG3RHHSCGUEFT00RM.html
「日本タイポグラフィ年鑑2025」グランプリ
■プレミアムA 巌より-袴田さん 獄中からの手紙: https://www.asahi.com/special/hakamadaletters/
編集局デザイン部次長 原 有希のコメント
「プレミアムA 巌より-袴田さん 獄中からの手紙」が、年間最優秀のグランプリを受賞しました。取材班、デザイン部、エンジニア、コンテンツ編成チームが協力して制作したこのコンテンツは、袴田さんの冤罪問題やその苦悩を深く掘り下げ、視覚的にも強く伝える工夫が評価されました。短期間で高品質なコンテンツを作り上げた努力が認められたことは、関係者全員の成果です。英語版も公開され、国際的にも再審問題への関心を喚起しています。今後も社会的な問題に対する啓発の一助となるコンテンツを提供し続けたいと思います。
インフォグラフィック部門ベストワーク賞
■2024年2月24日付朝刊掲載の「空襲警報 やまぬウクライナ」
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15871144.html
編集局デザイン部次長 加藤啓太郎のコメント
「空襲警報 やまぬウクライナ」がインフォグラフィック部門のベストワーク賞を受賞しました。侵攻を受けるとは、どういうことなのか。故郷が戦地になるとはどういうことなのか。国際報道部とデジタル企画報道部、コンテンツ編成本部、デザイン部が連携し、699日分の空襲警報データを分析・可視化しました。長期化する戦時下でその地に暮らす人々に焦点をあてることで、遠く離れた日本の読者にも、少しでも自分事として体感できるようなコンテンツを目指しました。
■日本タイポグラフィ協会 : https://www.typography.or.jp/
【日本タイポグラフィ年鑑とは】
「日本タイポグラフィ年鑑」は、国内外のデザイナーや研究者、教育者ら約200人からなるNPO法人「日本タイポグラフィ協会」(事務局・東京)が1969年から発行。文字そのもののデザインをはじめ、シンボルマークや書籍、インフォグラフィックなど10分野の優れたデザインを表彰・掲載しており、日本デザイン界の権威として知られる。各部門の最優秀であるベストワーク賞の頂点がグランプリ。今回、国内外から2045点の応募があった。同協会によると、報道コンテンツのグランプリ受賞は異例で、動画やウェブなどのオンスクリーン部門からのグランプリも初めて。
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