内定式に参加した就活生の6割は気持ちを新たに。一方で内定者課題の難易度などから不安を抱く学生も…
「就職活動の過程が評価されたスカウト」が届く、これまでにない新しい視点から生まれたダイレクトリクルーティングサービス「ABABA」を展開する株式会社ABABAは、2024年度卒業予定の学生266名を対象に、内定辞退経験や内定式後の心境の変化などに関する調査を行いました。
【調査概要】
調査対象:「ABABA」に登録している2025年春卒業予定の大学生
調査機関:株式会社ABABA
調査方法:インターネット調査
調査期間:2024年10月11日~10月21日
有効回答数:266名
【調査結果の要約】
(1)86.8%の学生が内定を獲得し、就職活動を終了。一方で内定を保有しながらも就職活動を継続する学生も7.5%。
(2)入社先の企業に出会ったきっかけは「ナビサイト」が35.1%で最多。
(3)内定保有者のうち内定式に参加したのは85.8%で、内定式で最も満足度が高かったコンテンツは「内定者同士での交流」。
(4)内定式後は「改めてこの会社で頑張ろう」と思った学生が64.1%だった一方で、内定式後に不安を感じた学生も6.8%存在。不安を感じた理由は「社員や他の内定者と雰囲気が合わないと思った」「内定者課題の難易度が高すぎた」など。
(5)内定辞退の経験がある学生は73.3%で、初めて辞退した内定の辞退時期は卒業・修了年度の4-6月。
(6)第一志望業界に変化があった学生は52.6%。志望者が多かったのは就活開始時期では「メーカー」、就活後半期では「IT・通信」。
■就活状況について
質問:あなたの現在の就活状況を教えてください
調査対象者全員に就活状況を尋ねたところ、86.8%の学生が「内定あり(就活終了済み)」と回答し、多くの学生が進路を確定させていることが分かりました。一方で、7.5%の学生が内定を「内定あり(就活継続中)」と回答し、就活後半期でもより納得感のある内定を求めて活動を続ける学生が一定数いることが伺えます。次いで、「最終面接経験済み(内定なし)」4.5%、「最終面接未経験」1.1%となっています。
■入社先の企業について
質問:入社先の企業に出会ったきっかけの就活サービスは何ですか
「内定あり(就活終了済み)」と回答した対象者に入社先の企業に出会ったきっかけの就活サービスについて尋ねたところ、35.1%が「ナビサイト」と回答。情報の網羅性が企業探しに影響力を持つことが伺えます。
次いで「スカウトサービス」15.2%となっていて、これまでの「学生が企業を探してエントリーする」形とは逆の「企業が学生を探す」という就職・採用スタイルが定着し、実績にもつながっていることが分かります。続いて「キャリアセンター」「合同説明会」6.1%、「エージェント」5.2%となっていて、多くのカテゴリのサービスが各自の特色を生かしてしっかりと内定までつながる接点を学生に提供できていることが分かりました。
■内定式について
質問:内定式に参加しましたか
「内定あり」と回答した対象者に内定式に参加したかどうかを尋ねたところ85.8%が「はい(参加した)」と回答。多くの企業が慣例に則り10月上旬までに内定式を開催したことが分かりました。
質問:内定式で最も満足度が高かったコンテンツを教えてください
「内定式に参加した」と回答した対象者に内定式で最も満足度が高かったコンテンツについて尋ねたところ、62.6%が「内定者同士での交流」と回答。これから一緒に働く仲間との関係構築や人柄を知ることを重視していることが伺えます。また、12.6%は「社長・経営陣からのメッセージ」10.2%は「若手社員との交流」と回答し、自分が入社する企業の指針や近い将来の自分の姿を改めて理解できるコンテンツへの関心が高かったことが分かりました。
■内定式後の気持ちの変化について
質問:内定式後の気持ちの変化について最も近いものを教えてください
「内定式に参加した」と回答した対象者に内定式後の気持ちの変化について尋ねたところ、64.1%が「改めてこの会社で頑張ろうと思った」と回答。内定式を経て社会人になることへの決意を新たにした学生が多いことが分かりました。一方で、6.8%の学生は「この会社で働くことに不安を覚えた」と回答しました。
質問:内定式後に不安を感じた理由について教えてください
内定式を経て「この会社で働くことに少し不安を覚えた」と回答した対象者にそう感じた理由を尋ねたところ、「社員や他の内定者との雰囲気が合わないと思った」「内定者課題の難易度が高すぎた」「事前に聞いていた条件と違う内容を提示された」などが挙げられました。
■内定辞退について
質問:内定を辞退したことはありますか
「内定あり」と回答した対象者に内定辞退をしたことがあるかを尋ねたところ、73.3%が「内定を辞退したことがある」と回答しました。
質問:(初めて辞退した内定について)内定を獲得した時期と辞退した時期はいつですか
「内定辞退をしたことがある」と回答した対象者に(初めて辞退した内定について)内定を獲得した時期と辞退した時期を尋ねました。
その結果、内定の獲得は「卒業・修了前年度の10月~12月」から増え始め、「卒業・修了前年度の1月~3月」から「卒業・修了年度の4月~6月」にかけて横ばいとなりました。
一方、その内定を辞退した時期については「卒業・修了年度の4月から6月」がピークとなり、多くの企業が内定出しをするこの時期以前に獲得された内定が一気に辞退されたものとみられます。
■利用していた就活サービスと利用時期について
質問:去年の10月から12月に利用していた就活サービスを教えてください(複数選択)
全ての調査対象者に卒業・修了前年度の10月から12月に利用していたサービスについて尋ねると、60.5%が「ナビサイト」と回答。情報収集の比重が高い時期だけに、多くの企業の情報を閲覧できるナビサイトの利用率が高い結果となりました。
また、「スカウトサービス」と回答した学生は42.9%となり、もはや学生の中では就活の早期段階からスカウトサービスを利用するのが一般的になっていることが伺えました。
さらに、「この時期は就活をしていない」の回答は10.9%となり、卒業・修了前年度の秋から年末にかけての時期にはまだ就活を本格的に行っている学生は少数派ということが分かりました。
質問:今年の1月から3月に利用していた就活サービスを教えてください(複数選択)
全ての調査対象者に卒業・修了年度の1月から3月に利用していたサービスについて尋ねると、60.5%が「ナビサイト」と回答。全体的な比率は卒業・修了前年度の10月から12月と比べて大きな変化はなく、次いで「スカウトサービス」49.2%、「口コミサイト」28.6%などとなりました。
質問:今年の4月から6月に利用していた就活サービスを教えてください(複数選択)
全ての調査対象者に卒業・修了年度の4月から6月に利用していたサービスについて尋ねると、54.1%が「スカウトサービス」、51.1%が「ナビサイト」と回答。次いで、「口コミサイト」25.6%、「大学のキャリアセンター」「エージェント」22.9%などとなりました。ナビサイトは時期を問わず、企業の基本情報を網羅した媒体として参照されているものとみられます。
一方、「就活イベント」は手前の3ヶ月と比較して大きくポイントを落とし、選考が本格化する中で「企業を探す」ことに割けるリソースが減ることが伺えます。
質問:今年の7月以降に利用していた就活サービスを教えてください(複数選択)
「7月以降は就職活動をしていない」と回答した学生は半数を超え、多くの企業が内々定出しを行う6月までに就活を終わらせたものとみられます。
就活を継続していた対象者に絞って回答を見ると、依然「ナビサイト」「スカウトサービス」の利用率は高く、情報の網羅性が高いことと受動的に就活を進められるサービスとして使い続けられたものと考えられます。
■志望業界の変化について
質問:就活を始めた当初から第一志望業界の変化はありましたか
全ての対象者に就活を進める中で第一志望業界に変化があったかを尋ねると「はい」が52.6%、「いいえ」が47.4%となり、ほぼ半々の結果となりました。
質問:就活を始めた当初に第一志望だった企業の業界区分/現在から最も近い時期の第一志望企業の業界区分を教えてください
「内定あり」「志望業界に変化あり」と回答した対象者に、就活開始時と直近の第一志望企業の業界区分について尋ねました。その結果、就活開始時に志望していた学生が最も多かったのは「メーカー」(30.7%)で、直近の時期に志望していた学生が最も多かったのは「IT・通信」で27.9%となりました。
個々の変遷を見ても「メーカー」から「IT・通信」に変化したというパターンが最も多く、今回調査を行った266名のうち11名が該当しました。
【お祈りエールを日本の文化に。新卒対象スカウトサービス「ABABA」】
「お祈りメール」を少しでも前向きな応援するもの(エール)に変えたい。そんな気持ちから生まれたのが、ABABAの「お祈りエール」です。
企業が最終面接で採用できなかった就職活動生に送る不採用通知メールの中で
「当社で採用はできませんでしたが、あなたは素晴らしい人材なので他社に推薦したいです。ABABAに登録していただければ、今後の就職活動を応援いたします。」
という文面でABABAへの登録を促すことで、その就活生を自社の最終面接まで進んだお墨付きの人材として他社に推薦できるサービスになっています。
選考の過程を評価することで「就職活動うつ」に悩む就職活動生の心理的ストレスの軽減に寄与しながら採用企業のブランディングにも貢献し、社会課題と事業課題の双方を解決する事業活動を展開しています。
【ABABA総研とは】
ABABA総研は、就職活動を行う「就職活動生」と新卒採用を実施している「採用企業」のリアルを届けることを目的とする調査研究機関です。
新型コロナウイルスの影響や日本経済を取り巻く環境の先行き不透明感が高まったことで、新卒学生が企業選びにおいて安定性を重視する傾向が強くなり、大手企業への応募者が集中して採用競争が激化しています。さらには、早期のインターンシップ開催が一般化したことで就職活動が長期化するケースも増えており、学業への影響が懸念されるなど、現代の就職活動生を取り巻く外的環境は過酷さを極め、心身ともに大きな負担を抱えながら活動せざるを得ない状況になっています。
最近では、就職活動がきっかけでメンタルヘルスに不調をきたす「就職活動うつ」が社会問題として注目されるようになりましたが、就職活動生のメンタル面の実態を捉えたデータはまだ少なく、不明瞭なまま語られることが多いのが現状です。
私たちABABAはこれらの問題を重く受け止め、現代の就職活動における本質的な問題を明らかにすることを目的に、継続的に調査研究を行う機関として『ABABA総研』を発足するに至りました。
■会社概要
会社名 :株式会社ABABA
所在地:〒153-0061 東京都目黒区中目黒一丁目1番71号 KN代官山ビル7階 B号室
従業員数:50名(インターン・アルバイト含む)
設 立 :2020年10月19日
資本金 :4億9,388万円(資本準備金含む)
URL : https://hr.ababa.co.jp/ababa
採用情報:https://www.wantedly.com/companies/company_8134109
▼導入を検討される人事様はこちらから
https://hr.ababa.co.jp/company?utm_source=pr&utm_medium=pr20241119
■受賞歴・アクセラ採択
・東京ベンチャー企業選手権大会2023 - 東京都知事賞(最優秀賞)
・アクセラレーションプログラム未来X2024 - HR Innovation賞(株式会社三井住友銀行より)/ Nikko Open Innovation Lab賞(SMBC日興証券株式会社より)
・第15回 ビジネスプランコンテスト ドリームDASH! - 優勝
・第17回 キャンパスベンチャーグランプリ(CVG)全国大会 - 最優秀賞
・第5回 価値デザインコンテスト - SDGs日本賞
・2020年度 岡山イノベーションコンテスト - グランプリ
・経済界主催 金の卵発掘プロジェクト2021- 審査員特別賞受賞
・NEXs Tokyoモデル事業創出プログラム
・NTTドコモ・ベンチャーズ 伴走型インキュベーションプログラム
・日本の人事部「HRアワード」プロフェッショナル部門(人材採用・雇用) - 最優秀賞
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